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準備は念入りに

 まず最初に、出入り口付近に罠を設置する

 もし作戦がバレて盗賊たちが遺跡から出てきた場合の対策だ


ダンテ

「どんな罠にするんだ?」


ジン

「無難に落とし穴でいいだろ

 落ちた敵に攻撃できるように、竹槍的なのを下にぎっしり立てておけば尚良しだ」


ノア

「竹なんてこの辺にはないよ?」


サクラ

「その辺に落ちてる枝…は強度面で心配ですし、生えてる木から枝を折って使うのはどうですか?

 先端をナイフかなんかで尖らせれば、竹槍の代用として十分だと思いますし」


ジン

「採用

 誰かナイフ持ってないか?」


ホワイト

「小型ナイフならあるよ」


 どんな罠にするかが決まったので、早速設置に入る

 それにしても、落とし穴って準備に時間かかりそうだよな〜

 地面に穴掘るのって結構大変だし…

 …なんでこれ落とし穴になったんだ…?



 罠の設置はもちろんホワイト

 他の人が遺跡の出入り口付近なんか行ったら、足音とかでバレる危険性があるし、それ以前に罠を作る技術がないので設置すらできない

 何しに来たしと言われないように、遺跡出入り口に向かうのはホワイト1人

 もちろんその他の人たちはその間待機なのだが


ダンテ

「なんでこっち目線になってるんだろうな…」


サクラ

「前回やった盗賊団殲滅シナリオの導入部分を思い出しますね

 ホワイトは黙々と穴を掘ってますが、何を使って掘ってるんでしょうかね」


ノア

「それっぽいのは〈スカウト用ツール〉だよね」


ルシア

「あれってピッキング用の工具セットだった筈よね?

 そんなやつにシャベルとかスコップが付いてくるのかしら?」


ジン

「そんな事はどうでもいい

 こっちもやる事があるから、その準備をするぞ」


ダンテ

「やる事?」


ジン

「まず、ここに筋力が高い順に並べ

 その順番から仕事の割り振りを決める」


ルシア

「…1番高いのは多分私ね」


 ルシアが1番筋力が高い理由は、もちろん固定値型だからだ

 ルシアの中の人は期待値の女神に愛された乱数殺しのプレイヤーだ

 いくら強い武器を持った所で、期待値しか出ないのなら火力の上昇量は(たか)が知れている

 そこをキャラクターの筋力で上乗せする事で、火力を上げるのが固定値型の基本だ

 そこからあらゆる手段で手数を増やし、火力を倍増させていくのだが、まあそこは一旦置いておこう


ルシア

「私の次には誰が並ぶの?」


サクラ

「私は確実に1番後ろですね

 知力しか上げていないので」


ノア

「これって、本来はキャラシの数値を見比べてたんだよね?」


ダンテ

「そうだったな

 まあ、この作者がシナリオ毎のキャラのステータスなんて覚えてる訳ないから、具体的な数値は言えないよな

 流石にアバウトな数値を出すのは出来ないし、別の方法で比べるか」


ルシア

「筋力を比べるだけなら、無難に腕相撲で良くない?」


ジン

「採用」


 ちなみに、この時の筋力順は一応朧げだけど覚えてはいるよ

 え?数値?まず何桁だったっけ?

 多分この時期はまだ2桁だった気がする…



 うろ覚えのリプレイ化に当たり、急遽行われた腕相撲の結果を発表しよう

 一位、ダンテ!


ダンテ

「これでもエルフなんだがな」


 確かにエルフは種族的に筋力が低い

 しかし、弓は純粋に筋力が火力に直結する唯一の射撃武器でもある

 ちなみに、クロスボウは武器毎にダメージが決まっている為強い武器を買う財力が、ガンは魔力を込めた弾を使う為魔法を扱う知力が必要だ

 最近は火力を上げる為に色々と努力と工夫をしてきているダンテが、筋力上げを疎かにするはずがない

 当然の如く、ダンテが腕相撲の頂点に君臨した

 遥か過去に存在する作者の記憶が正しければ、ルシアと同値だった気がする


ルシア

「エルフのくせにやるわね」


ダンテ

「まあな」


 ダンテが一位になった諸々の理由を話した所で、順位発表に戻ろうか

 二位、ノア!


ノア

「やった〜」


 ジンよりノアの方が高い理由は…ノアの方には特にないな

 まあ一応説明できる所だけは説明しておこう

 ノアは純粋なチャージライダー、もちろん筋力で武器を振るう近接型だ

 順当に筋力を上げていると言えるだろう

 まあ、中の人がノアの構築ワケワカンネとか言ってるからか、ダンテには負けてしまったようだが…


サクラ

「なんとも言えない順位ですね」


ノア

「2位じゃダメなんですか?」


 残りの結果は目に見えているが、一応発表しよう

 三位、ジン!


ジン

「俺はどちらかと言えば魔力撃型だからな」


 まあ本人の説明通り、ジンは魔法が使える利点を最大限利用した構築だ

 その長たるや結構前にも説明した《魔力撃》だ

 この戦闘特技の恐ろしい所は、中盤に習得できる戦闘特技《魔力撃強化》の存在だ

 《魔力撃強化》を習得すると、《魔力撃》宣言時に命中力にも知力の分ボーナスが乗るようになる

 簡潔に説明すると、知力を上げるだけで命中率もダメージも上がると言う事だ

 この手の複数上昇系の効果は一点特化系よりも数値で劣る傾向にあるが、上昇量は同じなのだ

 つまり、知力を1上げるだけで器用度と筋力を1上げるのと同じになる

 はい、ぶっ壊れですね

 唯一の欠点は、近接技能と魔法技能を両方上げなければならない点にあるが、それを差し引いても強すぎると思う

 ちなみに、同じく近接技能と魔法技能を扱うニャックは取ってません

 …馬鹿なの?


ダンテ

「ジンが知力高いのは解釈一致だな」


ルシア

「参加する度にアイデア駆使して和マンチプレイしてるし、納得せざるを得ないわね」


ジン

「そして不参加で確定最下位のサクラか」


サクラ

「私はジン以上に知力特化なのでね」


ジン

「これで順番は分かった

 まずはその辺に生えてる木を伐って丸太にする

 特にダンテとルシア、今回1番働く予定だから気を引き締めろよ」


ルシア

「まあ、でしょうね」


ダンテ

「頑張るか」

王冠帽の青年

「今回の策、結構時間かかるな」


老人

「まあ、今回の策は大掛かりなやつだからな」


隻眼の青年

「遺跡内を丸々密閉空間にして、中の住人40人に気付かれないように火を焚いて閉じ込めなきゃいけないんだから、そりゃ時間かかるよな〜」


ホワイト

「私今回ハブられてる気がする!」


子供

「ずっとあなほってるだけだもんね」


王冠帽の青年

「そういえば、丸太を作る的な話って、ホワイトが離れた時を見計らって始まったよな

 何か理由があるのか?」


隻眼の青年

「ん〜と…

 正確な理由は不明だが、まあ推測は出来るんじゃないか?」


老人

「まあ、この後の行動を改めて考えると、自ずと理由は分かるか」

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