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開け、○○!

 超大規模盗賊団の情報を得るため、情報交換系盗賊ギルド〈黄金の航海者達〉へ行くが、ギルドの表向きの顔である〈弦巻亭〉の店主に連行され、怪しげな扉が存在する倉庫にやってきた残虐非道の破壊軍、略してザンハカ!

 扉からは『開け』という奇怪な声が聞こえ、言われた通りに開けようにもピッキングできない系の鍵が掛けられている

 盗賊ギルドについて教えてもらった情報にもない謎空間だが、ジンの勇猛果敢な特攻により、もう一つの合言葉が必要だと分かった

 はてさて、そのもう一つの合言葉とはいかに…!


ルシア

「その密度の高いあらすじは、前回やってた方が良かったんじゃないの?」


ノア

「半年ぶりの投稿だったからね!」


ダンテ

「それよりも、合言葉の答えを探すのが先だろ?

 開け胡麻じゃなかったんだから、他にヒントになりそうな情報を探さないと」


サクラ

「まあ、作者が覚えてなかったからリメイクされたギルドの合言葉なんて、正直飛ばしても良いと思いますけどね

 正史の私たちも中の人も知らないんですし」


ダンテ

「…序盤からメタ発言全開だな…」


ルシア

「ヒントっぽい情報なんて、他にある?」


ジン

「d100振って40が出たからって、某40人の盗賊を元ネタにシナリオを考えるGMだ

 複雑な合言葉にするわけないよな?」


サクラ

「つまり、開け胡麻の他に簡単に連想できる言葉…という事ですか」


ダンテ

「胡麻に近いやつが、答えとして近そうだな…

 …調味料系か?」


ノア

「調味料といえば、前回のシナリオで色々とやってたよね」


ルシア

「トゲの実だっけ?

 無理矢理調味料にする時のこじつけ酷かったわよね」


ジン

「俺それ知らねぇぞ?」


ダンテ

「そうか、ジンだけはあの場に居なかったからな

 簡単に言うと〈黒猫亭〉の新メニューに使う調味料として、トゲの実って言うどう見ても栗な物体を納品するってシナリオだ」


ジン

「ひでぇシナリオだな」


ダンテ

「…ん?調味料?

 まさかトゲの実か?」


サクラ

「ですが、開けトゲの実は語呂が悪いですよね

 ここは開け栗が有力だと思います

 胡麻と同じく二文字ですし」


ルシア

「試してみたらいいでしょ?」


ダンテ

「ジンはさっき玉砕したから、ここは俺が行くか」


 さあ始まりました第二回合言葉チャレンジ、今回挑む勇敢な挑戦者は我らが主人公『ダンテ』だ!

 例の扉の前まで歩みを進め、息を整え深く深呼吸…


ダンテ

「…よし来い!」


扉の向こう

「開け」


ダンテ

「栗!」


扉の向こう

「違う」


ダンテ

「……………」


 …ダンテ、玉砕ッ!

 残念、栗もトゲの実も関係ありません

 まあ言われてみれば伏線としてはいいと思うけど、そこまで気の利くGMでは無いのです


ダンテ

「なんか…心に来るものがあるな…」


ノア

「見事な玉砕だったね」


ホワイト

「ドンマイ♪」


サクラ

「栗もトゲの実も違いましたか

 お手上げですね」


ジン

「…こうなったらメタ読みだ!」


ルシア

「うわでた」


ジン

「作者は前々回の冒頭でこの盗賊ギルドを作った、って言ってた

 これって、前々回より前は盗賊ギルドに関する情報は影も形も無いって事になるよな?」


ダンテ

「まあ、そうだな」


ジン

「つまり、合言葉のヒントを入れるならそれより後になる

 前々回と前回、そして今回の話の中から新出の単語を探せば、その中にヒントがあるはずだ」


ノア

「探すの大変そう…」


サクラ

「見識判定で調べますね

 ……………

 …序盤は大サカロス神殿などのお酒系、その後〈弦巻亭〉を経由して弓に関する小話

 合言葉としてエールの水増しに海水を要求、水増しは古い手法、後は喧嘩を売って連行

 盗賊ギルドの詳細、ギルド名が〈黄金の航海者達〉でグレーな情報交換所、鉄の掟が3つあり、暴力禁止と情報料絶対と違反者は集団リンチ

 不自然な扉には内側から閂型のスライド錠がかけられていて、ピッキングは不可能

 開け胡麻と開けトゲの実、開け栗では扉は開かない…

 …と言った所でしょうか」


ホワイト

「ジェバンニが一晩でやってくれたヨォ!」


ダンテ

「一晩どころじゃないけどな」


ノア

「多いね〜」


ルシア

「酒と弓と合言葉とギルド情報と扉の鍵とハズレ…

 後半は無視していいわね」


ジン

「最初の合言葉が怪しいな

 合言葉の答えとしては何かしら関連性がありそうだし」


サクラ

「合言葉ですと…

 エール、水増し、海水、古い手法、の辺りですかね」


ルシア

「最初に酒の話をしてたし、エールが怪しくない?」


ダンテ

「いや、エールだと流石に互換性がなくないか?

 そんなパッと思い浮かばないし、即興で考えたにしては不自然すぎる」


ノア

「ゴマでも開く事とは互換性ないけどね〜」


ジン

「なら、海水はどうだ?

 普通に考えて、わざわざ水増しに使う液体を指定するのは不自然だ

 何かしらの意味があると思わないか?」


ルシア

「海水ねぇ…

 そこからどう組み立てるのよ?」


ホワイト

「海があるなら割ればいいじゃな〜い♪」


ダンテ

「海を割る…

 …モーゼ?」


サクラ

「モーゼの海割りですか

 掻い摘んで説明すると、旧約聖書のエピソードの一つで、海を割って海底に道を切り拓き別の大陸に逃げるといったものです

 海に道を拓くと考えれば、合言葉として使えそうですね」


ルシア

「その場合、合言葉は何になるのよ

 海?モーゼ?まさか海水じゃないでしょうね?」


ホワイト

「開けモーゼってお腹をかっさばくのかな〜?」


ノア

「開け海だと、モーゼの海割りってエピソードと合ってるね」


ジン

「よしノア、ゴー」


ノア

「うぇっ!?

 私が行くの!?」


サクラ

「頑張ってくださいね」


 第三回合言葉チャレンジ、今回の挑戦者はそこまでノリ気じゃない『ノア』だ!

 恐る恐る扉の前まで歩いていくと、少々食い気味に扉の向こうから問いかけが投げかけられる


扉の向こう

「開け」


ノア

「ふぇっ!?

 えっとえっと…

 …海?」


扉の向こう

「違う」


ノア

「……………」


 …ノア、撃沈ッ!

 ちなみにモーゼも海水も全然違います


ノア

「…もうやだあの扉〜!」


ルシア

「扉の向こうの奴…

 …許さない」


ジン

「まだだ

 まだ何処かに見落としているヒントがあるはずだ」


ダンテ

「大サカロス神殿はただの場所の描写、弓の豆知識が不自然だな

 後は盗賊ギルドの鉄の掟、何故あの場面で説明する必要があった?」


サクラ

「弦巻、怪力自慢、弓弦、武力行使、情報料、違反者、制裁

 色々ありますね」


ホワイト

「みんな頑張ってるね〜♪」


 ……………

 …流石に難しかったか?

 試しに中の人たちに聞いてみたけど、過半数が分かるわけないって言ってたし…

 …ここで詰まるのはシナリオの進行上無駄だし、救済措置を取りますか


扉の向こう

「開け」


ホワイト

「こしょー!」


扉の向こう

「よし、入れ」


一同

「…えっ?」

老人

「あれだけ思考を巡らせていたのに、最後は白いのが全部持っていったか…」


子供

「さすがはしろいひとだね!」


ホワイト

「フフ〜ン!」


王冠帽の青年

「流石というか…酷いというか…」


隻眼の青年

「合言葉の解説は…多分次回の冒頭にやるよな〜」


老人

「…よく無事だったな

 首を縛られて海に沈められたと聞いたが…」


隻眼の青年

「いや〜

 やっぱ水中にずっといると、呼吸できないから苦しいんだよな」


ホワイト

「逆に考えるんだ!

 呼吸しなくてもいいさと考えるんだ!」


王冠帽の青年

「引き上げた記憶はないんだが…どうやって出てきたんだ?」


子供

「いろいろなこたえはじかい!」

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