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まさかの再登場

 ロシレッタの郊外、普通なら好き好んで来る事のない貧民街に、自警団の拠点は存在する

 …え?何故こんな場所に拠点を置いてるかって?

 治安の悪い所を重点的に警備する為じゃないかな?


ダンテ

「…随分と雰囲気変わったな」


ジン

「前はボロい空き家だったのが、普通の家になってるな」


サクラ

「板材を貼り合わせていた前と違って、セメントを塗ってしっかりとした屋敷になってますね」


ルシア

「誰がやったのかしら?」


ノア

「誰だろうね〜?」


ホワイト

「あそこの窓から入れそうだね〜」


ダンテ

「いや普通に扉を使えよ」


 ボロ板だった看板も、普通のギルドにある看板のように新調されたようだ

 その看板の下にある扉から、早速中に入る

 内装はそこまで変わっていないようだが、内装は元から普通だったので違和感はない

 え?内装覚えてない?

 そんな貴方は3秒で考えたシナリオに帰還してください

 そして…

 ……………

 …この後はやめておこう


若者A

「おや?貴方たちでしたか

 こんな場所に何の用ですか?」


ダンテ

「ああ、盗賊団殲滅のクエストを受けてな

 ここに情報があると聞いて来たんだ」


ノア

「ダンテが…まともに人と喋ってる…!?」


ダンテ

「他のメンバーに任せると、絶対話が脱線するだろ?

 それなら、ある程度キャラ崩壊してでもコミュニケーションを取った方が良いと思ってな」


ルシア

「フィクションのキャラクターがキャラ崩壊って、死活問題だと思うわよ?」


サクラ

「そもそもロールプレイをしないので、私はキャラ崩壊とか関係ないですね」


ホワイト

「このリプレイ書いてる時点での中の人たちからの認識が、『キャラの軸がブレッブレで固定されてる』な私も関係ないね〜」


ジン

「…ん?

 このメンバーにキャラクター性ある奴って、そんなにいないのか?」


若者A

「話の脱線を防ぐためのキャラ崩壊は、無意味だったようですね」


ダンテ

「まあ…そうだな」


若者A

「盗賊団殲滅に関しての事なら、担当している団員が詳しいですね

 情報を持っているのは十中八九彼でしょう、案内しますね」


 例のリーダーについていき、拠点の2階まで上がる

 前回はリーダーの部屋に向かったが、今回はそれとはまた別の部屋…

 …ノックも無しに堂々と入るリーダー


若者A

「盗賊団討伐の依頼を受けた冒険者を連れてきましたよ」


タイガー

「あー

 その辺に座らせといてくれ

 今アンタに押し付けられた団の予算案作成で手が回らん」


ダンテ

「…まさか盗賊団殲滅の担当が元盗賊団頭領だとは」


タイガー

「…ん?

 その声は…」


ジン

「やぁ」


タイガー

「……………」


若者A

「こらこら

 無言で立ち去ろうとしない」


タイガー

「謀ったな畜生!

 俺のトラウマは知ってるだろ!」


若者A

「何のことかな?

 偶然だと思うけどね」


ジン

「あいつが誰か思い出せないんだが、会ったことあるか?」


ルシア

「確か…前捕まえた盗賊団のボスだったかしら?」


ジン

「…あー

 言われてみれば、確かにこんな奴いたな」


サクラ

「加害者は忘れる、被害者は永遠に苦しむ

 まさにこの光景ですね」


ホワイト

「誰?」


ノア

「金髪…チャラ男かな?」


ダンテ

「それは偏見が過ぎる」


若者A

「とりあえず…

 盗賊団殲滅の依頼を受けて、貴方が誰にも話さなかった情報を聞きに来た客人に、何か言うことはありませんか?」


タイガー

「…そうだったな

 …リーダー、一旦席を外してくれ」


若者A

「やはり僕にも教えてはくれませんか…

 …それから、僕の出番はもう無いと言っていた筈ですよね?」


 ……………

 …あー、確かに初登場回の後書きでそんな話をしてましたね

 作者もまさか再登場するとは思わなかった

 …正直、存在忘れかけてたってのもあるけどね

 それにしても…まさかNPCまでもが第四の壁を認識するとは…

 まあ、書いてるの作者なんですけど…

 ここで謝っておこう

 …若者Aさん、本当に申し訳ありませんでした

 だが名前はつけない!

隻眼の青年

「まさかまさかの若者Aだったな〜」


王冠帽の青年

「…確かにもう出番ないとか言ってたような…」


老人

「……………」


王冠帽の青年

「…爺さん

 どうしたんだ?」


子供

「あんしんしてー!

 いつものほっさだから」


老人

「轟音…鼓膜が破れる仲間…【チャージ】してくる戦乙女ヴァルキリー…奇襲の【ウィンドカッター】…」


隻眼の青年

「トラウマが再来してるっぽいなw」


王冠帽の青年

「何十年も前のことなのに、そこまで引きずってるのか?」


隻眼の青年

「確かにこの爺さんの時間軸からしたら、半世紀くらい経ってるかもしれないが…

 これ書いてる正規の時間軸からすると、せいぜい2〜3年経ったくらいだからな〜」


王冠帽の青年

「メタいメタいメタい!」


老人

「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


子供

「おじいちゃん!

 いっつもいっつもうるさい!!!」

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