森の探索:2つ目
王冠帽の青年
「……………
…なあ、流石に遅くないk…
…え?何?カンペ?
えっと…?
…おそかったじゃないか、しーぶいすぎたともかず…って」
隻眼の青年
「待たせたな(cv.大塚明夫)」
老人
「…遅かったじゃないかはカズヒラ・ミラーというより、ジャック・Oの台詞なんだが…」
1つ目の森の探索を終え、更に南に進むこと30分…
……………
…森は見つからない
グリ
「なー
俺たちはいつまで歩いてれば良いんだ?」
サクラ
「森が見つかるまでですね
さっきの森を見つけるのに1時間かかったので、単純計算であと30分ほどでしょうか」
アリア
「まあ30分なら余裕だな!」
ユリーシャ
「森が見つかっても、肝心のチャスナットシューターが居るとは限りません
その点をお忘れなく」
ブラック
「……………」
サクラ
「また違う方向に向かっている人がいますね」
ユリーシャ
「ブラックさん、その方向ではありませんよ」
ブラック
「…知らん
勝手にしろ」
今までと違い、東に向かう事をやめないブラック
これはパーティ分裂の危機か?
グリ
「勝手にしろって言われても…
…何をすればいいんだ?」
アリア
「付いていけばいいんじゃないか?」
サクラ
「まあ付いてくるなとは言われてませんしね」
ユリーシャ
「…このままブラックさんを放っていては、パーティが分裂してしまう恐れがあります
今までの目的地は只の仮でしたし、今はブラックさんを追ってみるのも良いかもしれませんね」
…パーティ分裂の危機は免れた様だ
という訳で、これから東に進んでいく…
東に進むこと2時間…
……………
…絶対グリが文句言ってそうだよな〜
グリ
「なーブラックさんよー
一体何処に向かってるんだ?」
ブラック
「……………」
アリア
「あれは…森か?」
サクラ
「ロシレッタを離れて早3時間半
ようやく2つ目の森ですか…」
ユリーシャ
「この森にチャスナットシューターが居れば良いのですが…」
ブラック
「…先に行くぞ」
サクラ
「先に行く事を伝えてくる辺り、付いてくるのが正解だったようですね
道案内するんだったら、もう少し周りを配慮した方が良いと思いますよ?」
グリ
「…とりあえず、森を探索するんだよな?」
ユリーシャ
「そうですね
ブラックさんが此処に向かおうとした理由も分かるかもしれませんし、探索しましょう」
…そんなこんなで、ようやく2つ目の森の探索に入る
……………
…ここまで色々と長かった…
2つ目の森は少々不気味な雰囲気だ
木々は生い茂っているが、動物の気配が全くない
捕食者のいない草木は際限なく成長し、森の中に陽の光を漏らす事すら許さない
サクラ
「綺麗なまでの極相林ですね
ここまで成長するには、膨大な年月がかかりますよ」
ユリーシャ
「何故動物が居ないのかが気になりますが、流石に暗いですね…
皆さん、ちゃんと周りは見えますか?」
グリ
「[暗視]持ちじゃないからって、ちょっと暗い場所じゃ何も見えねぇって訳ないぞ!」
ブラック
「…この程度の光度なら、暗い事による-2のペナルティ補正はないからな」
サクラ
「流石はGMのキャラ
メタ発言が冴えますね」
アリア
「とりあえず動くものがないか探せばいいんだよな?」
ユリーシャ
「そうですね
お願いできますか?」
アリア
「任せておけ!」
1つ目の森でやったように、辺りを見渡すアリア
しかし、動物の気配すらないのだから何かが見つかる訳がない
次は耳をすませてみる
……………
…森では様々な音が聞こえる
風が通る音、葉が擦れる音、枝が軋む音
…その中で、アリアが気になる音を見つけた
アリア
「下の方から、枝が折れる音が聞こえたぞ」
サクラ
「下から枝の折れる音ですか…
…落ちた木の枝を何かが踏んだのでしょうか?」
グリ
「それなら、何かしら動いている奴がいそうだな」
ユリーシャ
「可能性はありますね
その音のした方向に向かってみましょう」
アリアに先導され、音の聞こえた場所に向かう残虐非道の破壊軍
…そこには、太い根を巧みに操り移動する、謎の巨木が存在していた!
グリ
「…チャスナットシューターってこいつじゃね?」
ブラック
「…外れか」
サクラ
「これは…エントレットですね
見ての通り根を足のように使って歩行する巨木で、その多くは樹齢100年を超えるそうです
何故か魔物レベルが7なのに妖精魔法を8レベルまで行使できるという謎があり、数多の魔物学者が頭を悩ませたという噂があるとかないとか
横から生えた腕のような枝2本がそれぞれ違う魔法を行使してくるのが厄介ですが、比較的温厚ですのでこちらから仕掛けなければ敵対する事はないでしょう
弱点は見ての通り炎です」
アリア
「魔法を連射してくるのか?
それは厄介だな」
ユリーシャ
「確か…エントレットの葉は知恵を授ける香草として重宝されると聞いた事があります
…実際にそのような効果があるのでしょうか?」
グリ
「試してみたらいいんじゃないか?」
ブラック
「…出番か?」
アリア
「はいはい〜
危ない武器はしまっちゃおうね〜」
サクラ
「エントレットと敵対するのは控えた方がいいと思いますよ
エントレットは妖精語を話すので、葉っぱが貰えないか私が聞いてみますか?」
ユリーシャ
「本当ですか?
ではお言葉に甘えるとしましょう」
ブラック
「…兎、妖精語が使えるのか」
サクラ
「まあ私も妖精魔法を齧ってますからね
他にも汎用蛮族語やドラゴン語、妖魔語にドレイク語、それから…」
ブラック
「…分かった、もういい」
…なんか、サクラが魔物知識以外を喋っていると物凄く違和感を感じる
まあ、実際はロールプレイをリアルカットしてたけどね
結果はなんやかんやあってエントの葉(100G)を4枚獲得した
サクラ
「交渉と銘打って2d6で9以上を出したら、葉っぱを1d6枚貰いましたよ」
ブラック
「…裏事情を喋るな」
グリ
「ただの葉っぱにしか見えないんだが…
本当にこんなのに価値があるのか?」
ユリーシャ
「それを帰宅後に調べるんですよ」
…ワンチャンここで切っても怒られないかな?
まあ怒られたら怒られたでいいや
そんな訳で、探索は続くがこの話は一旦ここで休憩!
…一方その頃、〈黒猫亭〉では
ダンテ
「ニャック、栗を調味料にするってどういう事なんだ?」
ノア
「このお肉に甘い栗は合わないと思うよ?」
ニャック
「えっと…
…説明すると結構メタくなるけど、いいか?」
ウィザード
「いいんじゃないかなぁ」
ニャック
「そんじゃ、ちょっと説明するか…
…実は今、大幅な過去改変が行われているんだけど、分かるか?」
ノア
「知らないよ?」
ダンテ
「……………
…原因は俺か?」
ニャック
「まあ正確にはアリグリアの方なんだけどね
実はあの2人が登場するのは、今よりずっと後の事なんだよ〜」
ノア
「アリグリアって面白い呼び名だね〜」
ウィザード
「どれくらい後なんだ?」
ダンテ
「前倒したマークみたいなボスを2人くらい倒した後だったか?」
ニャック
「そうそう
実際は今回でブラックだけが加入するはずだったんだけど、なんやかんやあってアリグリアの加入を早めたんだよ」
ウィザード
「加入を早めただけなら、特に問題無いんじゃないか?」
ダンテ
「いや…
結構重要な問題が発生するぞ」
ニャック
「さてここで問題です
アリグリアが加入した時のシナリオをこのレベル帯でやったらどうなるでしょうか?」
ノア
「は〜い!
敵が強すぎると思いま〜す!」
ニャック
「正解!
因みに実際は新メニューに使う肉の調達でヒドラと戦ってたな〜
…今やったら蹂躙されるけど」
ダンテ
「だが…
それが栗を調味料にするのと関係あるのか?」
ノア
「そういえばそんな話だったね」
ニャック
「それが結構重要なんだよね〜
結論を言うと、今回はリプレイじゃないって事」
ウィザード
「…はい?」
ニャック
「だって蹂躙されんだもん
似たような別のシナリオにしないともっと酷い改変になるからね」
ダンテ
「…それで新メニューの材料を変える為にチャスナットシューターにしたと?」
ノア
「それを書いてるうちにトゲの実の正体を知ったんだね」
ウィザード
「それで、栗を調味料にするとかいうふざけたシナリオになったと」
ニャック
「…そゆこと」
ロクダット
「栗を調味料にするなら、皮を使うといいでござる」
ダンテ
「うわっ!?
…ロクダット、いつからそこに?」
ロクダット
「最初からでござる」
ウィザード
「…マジで?」
ロクダット
「マジでござる」
ニャック
「ってか、栗の皮を使うって話、詳しく聞かせてくれ!」
ロクダット
「御意」
子供
「ひさしぶりーー!!」
王冠帽の青年
「この投稿の遅さは予想できてたんだよ…
俺たちの方の小説もちょっと更新が遅れたと思ったら5ヶ月音信不通になったし…」
老人
「……………
…1つ、質問してもいいか?」
王冠帽の青年
「えっと…
なんでしょうか?」
老人
「なんで隻眼の彼は目と口を覆われて簀巻きにされた挙句生き埋めにされているんだ?」
隻眼の青年
「……………」
王冠帽の青年
「あー
…投稿が遅れた罰…ですかね?」
老人
「…投稿が遅れたのは彼のせいではなく作者のせいなのでは?」
隻眼の青年
「いや〜
一応俺は作者の代役みたいな立ち位置だからね〜
ちなみにリプレイに出てるニャック(SW)はGMの代役になる時もあるな」
子供
「なんかはえてきた!」
隻眼の青年
「まさか埋められるとは思わなかったね〜
流石にやりすぎだろ?」
王冠帽の青年
「…まあ、ニャックをこの程度で封じるのは無理だよな」
老人
「ツッコミが追いつかないんだが…」
隻眼の青年
「とりあえず遅れた言い訳でも言っとくか
…まあ、作者が色々あって死にかけてただけなんだけどねw」
子供
「さくしゃしんじゃうの!?」
王冠帽の青年
「いや死なない死なない」
老人
「後は〈黒猫亭〉で言っていた通り、過去改変の弊害でアイデアを練っていたからか
…流石にリプレイとしてどうかと思うが…」
隻眼の青年
「まあまあ〜
次のシナリオは結構面白かった筈だし、問題ないだろ?」
王冠帽の青年
「……………
…今回のシナリオはちゃんと終わるのか?」




