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ソードワールド2.0 うろ覚えリプレイ『残虐非道の破壊軍』  作者: ニャック(オリジナル)
ダンジョンシナリオ『ファルブレイム島の魔剣の迷宮』
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魔剣の迷宮:ボス戦

 ヒポグリフに乗った2人組が、広大な空間に存在する謎の人影に近づいていく

 程よい距離まで近づいた後、慎重に影の詳細を確かめる

 …前回、謎の人影は鎧を着ていると言ったが、訂正しよう…

 …鎧の中身は空っぽだ


ノア

「中身ないよ?」


サクラ

「あの特徴は…カーストアーマーです!

 生前の誓いに従って永遠にさまよう鎧です

 視線に睨まれると痺れて動けなくなり、呪われた剣に斬られると体力を奪われます

 弱点は回復効果ダメージです」


ノア

「どれくらい強いの?」


サクラ

「恐らく…いや確実にあのマークよりも強いですね

 GMは本当にバランス考えるの下手すぎじゃないですか?」


 …何故このカーストアーマーを選んだのか、朧気ながら覚えている

 カーストアーマーの戦利品の自動枠に、呪いの魔剣(1300G)があったのだ

 魔剣の迷宮のボスだし、魔剣持ってるからこいつでいいやという安直な考えでこいつを選んだ

 勿論、魔物レベルなんで見ていなかった…

 …あの頃の作者って、本当にGM慣れてなかったな〜


ノア

「抜け道ないかな〜」


サクラ

「知能は人間並み、知覚は魔法、反応は…中立ですね」


ノア

「中立だったら、敵対してこない可能性もあるよね?

 ちょっと話しかけてみようよ!」


サクラ

「ですが、使用する言語は魔法文明語だけです

 話すにはタマネギが必要でしょう」


ノア

「ねぇねぇ!

 貴方ってどんな誓いを立てたの?」


サクラ

「…話聞いてましたか?」


 とりあえず話しかけられてしまったので、さっき言ってた敵対してこない可能性をダイスで振ってみた

 判定は2d6として、なんとなく10以上で敵対しないとする

 ……………

 …出目は12、6ゾロがここで出ますか?

 意外と衝撃的だったから、この出目は覚えてたんよね〜

 とりあえず敵対しないことになったから、交易共通語を話せるようにしよう

 敵対しない=生前の記憶があるって事だから、多分最近死んだ奴なんだろう、うん


カーストアーマー

「…我ハ魔剣ヲ守護セシ番人ナリ

 …汝ハ何者ダ」


サクラ

「…何故交易共通語が話せるんですか?」


ノア

「私はノア、冒険者だよ」


カーストアーマー

「…汝ニ問フ、汝ハ何ヲ求メル?」


ノア

「貴方がどんな誓いを立ててたのか知りたいの!」


カーストアーマー

「……………」


サクラ

「絶対そういう事じゃないと思いますよ?

 現にカーストアーマーも困っている事ですし」


ノア

「あ、もしかして人に言えないような事なの?」


カーストアーマー

「…汝ニ問フ、汝ハ何ヲ求メル?」


サクラ

「…これは無限ループのセリフなのでしょうか…

 それとも、本当に人に言えない誓いだったのでしょうか…」


ノア

「ねぇねぇ!

 魔剣がどこにあるのか知らない?」


カーストアーマー

「…魔剣ハ我ガ手中ニ有リ」


サクラ

「話が変わりましたね」


ノア

「私は…我は汝の持つ魔剣を求む!」


サクラ

「…あの?

 なんでカーストアーマーの真似してるんですか?」


カーストアーマー

「…汝ハ魔剣ヲ持ツニ値スルカ?」


ノア

「私は、もっと強くなりたいの

 これ以上お姉ちゃんに負担をかける訳には行かないの!

 だから、私は力が…お姉ちゃんや大切な仲間を守る力が欲しいの!」


カーストアーマー

「…良カロウ

 …汝ハ正キ心ヲ持ツヨウダ

 …受ケ取ルノダ」


 そう言うと、彷徨いし鎧は自身の剣をノアに託す

 その剣は漆黒に輝く長剣で、持った瞬間不思議な力が湧いてくる


カーストアーマー

「…其ノ魔剣ノ名ハg…」


サクラ

「魔剣グラムですね

 持ち主の力量に応じて剣自体も成長する特殊な魔剣です

 元ネタは確実に北欧神話に出てくる魔剣グラムでしょうが、共通点が少ないので名前だけでしょう

 武器データは後書きにでも載せときましょうか」


カーストアーマー

「……………」


ノア

「ねぇねぇ

 サクラ睨まれてるよ?」


サクラ

「…確かに痺れますね

 まるで金縛りにあったようです」


カーストアーマー

「…呑気ナ者ヨ

 …此レカラ起コル事ヲ知ラヌ証拠カ…」


ノア

「え?

 何か言った?」


カーストアーマー

「…グラムハ汝ノ肉体、汝ノ精神ナリ

 …共ニ成長シ、汝ノ望ミヲ叶エルガ良イ」


ノア

「…よく分かんないけど分かった!

 ありがとう、それからお疲れ様?」


サクラ

「それにしても…どうやって帰りますか?」


カーストアーマー

「…外ニ続ク魔法陣ヲ作ッタ

 …ソコカラ帰レルダロウ」


サクラ

「至れり尽くせりですね」


ノア

「これで楽に帰れるね

 本当にありがとう!」


カーストアーマー

「…グラムヲ頼ンダゾ…」


 サクラとノアとトワイライトが魔法陣に乗ると、彼女らの体に浮遊感が走る

 浮遊感が増す毎に視界が歪み、完全に体重を感じなくなった瞬間意識が飛ぶ

 …次に目を覚ましたのは、魔剣の迷宮の入り口付近だった…



 …一方その頃、地下の空間では


ニャック

「…あれ?

 あいつら勝手に魔剣貰って消えたぞ?」


ウィザード

「戦闘がないじゃないか!

 これじゃまたタイトル詐欺になるぞ」


ダンテ

「…それより、俺たちの出番はこれだけか?」


 これだけです

 その後、カーストアーマーの迅速な対応により地上に送還されたのであった…

老人

「戦闘なんてなかった

 悪いのはGMのダイス運だ」


隻眼の青年

「それより、ニャックとダンテとタマネギの出番少なすぎだよな〜」


王冠帽の青年

「まあ、今回は説明するのは決まったな」


子供

「まけんグラムだね!」


隻眼の青年

「んじゃ、武器データを貼っとくか」



魔剣『グラム』【ソード:B】

知名度:8

形状:黒く輝く剣

製作時期:魔法文明

概要:装備者と共に成長する魔剣

用法:1H両

必筋:15

命中:+1

威力:20/30(1H/2H)

C値:⑩

追加D:+1

特殊能力

○ランク補正

 所持者が装備できるソードのランクが上がる毎に、魔剣『グラム』の威力が上がります

 (A:威力30/40、S:威力40/50、SS:威力50/60)



王冠帽の青年

「初見の単語が多いな…」


隻眼の青年

「爺さん、説明よろ〜」


老人

「結構長いが、上から順に説明するか…

 ソードは武器のカテゴリ、まあ剣って事だ

 その隣のBは武器のランク、簡単に言うと装備する難易度で、BとAとSとSSの4つがある

 知名度はそれの有名さで、低ければ低いほど有名、知名度8は一般人でも知っている人がちらほらいる程度か?

 形状、製作時期、概要はそのまま

 用法はそれの使い方、1H両は片手でも両手でも使える

 必筋はそれを持つのに必要な筋力、一般人の平均が14だから…大半の人がギリギリ持てる程度の重さか

 命中はその名の通り

 威力はその武器のダメージのうち、乱数で変動する値、詳しい事は『ソードワールド2.0 威力表』で調べてくれ

 C値はクリティカル値、威力決定の2d6でその値以上が出れば、威力ロールが追加でもう1回できる

 追加Dは追加で与えるダメージ、まあ固定値だ」


隻眼の青年

「特殊能力はそのアイテム固有の特殊能力って感じだな」


王冠帽の青年

「…長すぎて聞いてなかった」


隻眼の青年

「おいおい…」


子供

「ZZZzzz…」

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