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ソードワールド2.0 うろ覚えリプレイ『残虐非道の破壊軍』  作者: ニャック(オリジナル)
ダンジョンシナリオ『ファルブレイム島の魔剣の迷宮』
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魔剣の迷宮:1階の探索

 要塞にしては派手で重厚な、重々しい両開きの大扉

 その扉を、仲間と力を合わせて開ける…

 ゴゴゴゴゴ…と言う奇妙な冒険感漂う音を立てながら開かれた扉の奥には、黒く輝く謎の物質で作られた内装が広がっていた


サクラ

「不思議な材質ですね…

 金属とも石とも煉瓦とも取れる特徴を持っています」


ダンテ

「やっぱり内装も装飾が激しいな」


ニャック

「骸骨の装飾ばっかだな〜

 (やぐら)のアーチャーからして、スケルトンばっかの迷宮なのか?」


ノア

「…扉の大きさと違って、中は狭いんだね

 これじゃトワイライトが入れないじゃん…」


ウィザード

「ならトワイライトは外で留守番か?」


ノア

「…とりあえず〈ヒポグリフの騎獣専有証〉を貼って彫像化しとこ

 トワイライト、ちょっとの間休んでて」


 ノアがポケットから取り出した札を、トワイライトに貼る

 すると、トワイライトが渦を巻きながら小さくなっていき、拳大のヒポグリフの石像となって地面に転がる

 これが彫像化だ

 この状態だとアイテムとして持ち運びが可能になり、さらに騎獣は外的効果を受け付けなくなる

 …正直、なんで石像になれるのかは分からん


ウィザード

「…ベンリダナー」


ニャック

「左右に細い道、正面に少し広めの部屋だが…

 どっちから行く?」


ダンテ

「左手法に倣って、左から行こうぜ」


ニャック

「ダンテは左手派だったか…

 俺は右手派なんだよな〜」


サクラ

「左手法も右手法も、目的地が外周にないと意味ありませんけどね」


ウィザード

「結局どっちに行くんだ?」


ニャック

「…多数決取るか?

 俺は右手派」


ダンテ

「俺は左手派」


ノア

「私は…左手派だよ?」


サクラ

「私もですね」


ウィザード

「…じゃあ私も左手法でいいか」


ニャック

「4対1って…

 …そんじゃ左に行くか」


 リーダー敗北ッ!

 …まあそんな訳で、左の通路に向かう



 …通路を進んでからおよそ20m、木製の扉に行き止まる

 まあ見た目は確かに木製だが、触感は木より明らかに硬い

 恐らく木製に見える未知の物質なのだろう


ニャック

「この扉、めっちゃ硬いな〜」


ダンテ

「そんなに硬いか?」


ニャック

「少し押してみ?」


ダンテ

「……………

 …確かに、全然軋まないな」


サクラ

「扉を削って、かけらを採取出来ませんかね?」


ノア

「やってみる?」


ダンテ

「とりあえず、奥の安全確認をしてからだろ?」


ウィザード

「…誰が確認するんだ?」


ノア

「…さあ?」


サクラ

「こういうのは、大体リーダーの役割でしたよね?」


ダンテ

「…まあ、バルトゥーの屋敷でも途中からそんな感じだったな」


ニャック

「…はいはい、危険なのは俺がやるよ…

 …って今気付いたけど、ドアノブの装飾髑髏じゃん」


 …木製のような扉をゆっくり開き、視界が取れる辺りまで開ける

 隙間から中を覗くと、そこは円柱型の空間だった

 半径はおよそ10m、形状からしてさっきまでスケルトンアーチャーがいた櫓の下だろう

 この空間には金目のものはないが、上へ続く螺旋階段がある…


ニャック

「…階段あった」


ダンテ

「…早いな」


サクラ

「やはり左手法は正しかったようですね」


ウィザード

「早速2階に行くのか?」


ノア

「でも、まだ1階の探索全然やってないよ?」


ニャック

「…どうしよ?」


ダンテ

「そういう決め事は、リーダー(笑)の出番じゃないのか?」


ニャック

「いや俺の中の人GMだし、俺がシナリオの方向性決めちゃダメじゃね?」


ダンテ

「右手法推奨してたのはどうなんだよ…」


ニャック

「いやあれは俺個人が右手派だからさ〜

 …まあとりあえず多数決取るか?

 ちなみに俺は探索したいけど」


ダンテ

「俺は探索をした方がいいと思うが」


ウィザード

「私も探索派だな」


サクラ

「…過半数が探索派なので、決まりですかね?」


ノア

「だね」


 …開始早々見つけてしまった階段は後回しにして、探索に戻るのであった…



 左手法に倣って、正面にあった微妙に広い空間に向かう

 広さは50m×50mほどの正方形で、部屋の四隅は櫓の形に抉られている

 しかし、入ってすぐ目に入るのは、中央部にある巨大な白い柱だ

 半径10mほどのその柱の側面には、大量の骸骨の彫刻が施されている

 え?わかりにくい?

 シン・ゴジラの第五形態のあの尻尾を想像すれば分かりやすいと思う


ダンテ

「…シン・ゴジラ知らない奴どうすんだ?」


ニャック

「えっと…

 ……………

 …とりあえず白い骸骨が集まってできた柱って感じか?」


サクラ

「そのままですね」


ノア

「この部屋特に何もないね」


ウィザード

「敵もいないし、なんだこの部屋?」


ダンテ

「…確かに、柱以外何もないな」


ニャック

「まあ迷宮だからな〜

 生活空間がないのは当然っちゃ当然だけど…」


 …何故この部屋に何もないか、それを説明しよう

 多分本来のセッションの時は何かがあったと思う、何かしらの仕掛けがあったりとか探索中の別の冒険者がいたりとか色々ね

 だが、君たちにはこの小説のタイトルを思い出してもらいたい

 …うろ覚えリプレイだ

 正直、柱以外マジで何があったか覚えてない

 うろ覚えどころじゃないけど、まあとりあえずは覚えている範囲で話を続けようと思う


ダンテ

「本当に何もないけど、大丈夫なのか?」


ニャック

「なんかダメな感じするよな〜」


 …そこまで言うなら今から作ろうか?

 ちょっと待っててね〜

 ……………

 GM兼作者特権魔法!【カコ・カイヘン】!

 という訳で、迷宮探索中のモブ冒険者Aが生えてきます


モブ冒険者A

「……………

 …えっ俺また出番なんすか!?」


サクラ

「誰かが生えてきましたね」


ダンテ

「結構ヌルッと出てきたな」


ウィザード

「さっきの出現の仕方白霊っぽかったなー」


ニャック

「このリプレイオリジナルキャラの癖に身内に意外と人気だったモブ冒険者Aじゃん!」


サクラ

「私は狩人の性格が結構好きでしたけどね」


ノア

「それ私も〜」


ダンテ

「…この生えてきた冒険者はどうするのが正解なんだ?」


ニャック

「…考えてなかった」


モブ冒険者A

「あの…

 俺ってなんで呼ばれたんですか?」


ダンテ

「と…とりあえずちょっと待っててください」


モブ冒険者A

「あっはい…」


 とりあえずで出したモブ冒険者Aをどう扱うかで相談が始まる


ニャック

「とりあえず、今出したこのモブ冒険者Aをどうするかだよ」


ノア

「話聞けばいいんじゃないの?」


ウィザード

「最悪倒して身包み剥ぐとか?」


ダンテ

「殺す系は流石にダメだろ…」


サクラ

「とりあえずロールプレイは任せますよ」


ニャック

「殺すは無し、話聞くので良いとして…

 …え?何聞くよ?」


ノア

「聞くことってある?」


ダンテ

「例えば…

 …ダメだ思いつかない」


ウィザード

「もう雑談でいいんじゃないか?」


ニャック

「そんじゃ雑談って事で

 話すのは…」


ダンテ

「ニャックで」


ニャック

「アッハイ」


 そんな訳で、モブ冒険者Aに迫るニャック

 マジでなんで過去改変したし…


ニャック

「おまたせ〜」


モブ冒険者A

「あっもう良いんすか?」


ニャック

「まあとりあえずね

 早速だけど、あんたはなんでこの迷宮に来たんだ?」


モブ冒険者A

「残虐非道の破壊軍は出会って早々急だな…

 …あえて言うなら、友人を探しに来たって感じかな?」


ニャック

「ほうほう〜

 そんで?その友人とは?」


モブ冒険者A

「…尋問か?これ」


ニャック

「ただの雑談だぞ〜」


モブ冒険者A

「…その為に呼ばれたんすか?」


ニャック

「そうなっちゃうな」


モブ冒険者A

「あっはい…

 友人って言っても…別の種族なんだけどさ

 別れた時にこの島の方向に飛んでいってたから、多分ここにいるんじゃないかって思ってさ」


ニャック

「なるほどね〜

 …そろそろ雑談終わらしても良いか?」


モブ冒険者A

「まあ…良いと思うけど」


ニャック

「そんじゃありがとな〜」


モブ冒険者A

「お疲れ様でした

 …なんで俺再登場したんだろ?」


 …この部屋終わり!



 左手法に倣って部屋を一周し、流れで狭い道のもう片方に進んでいく

 20mほど進んでいると、黒い扉の前まで着く

 簡単に説明すると、階段があった部屋の扉と同じ扉だ


ニャック

「どうせ中の確認は俺だろ?」


サクラ

「ですね」


ニャック

「アッハイ」


 という訳で、さっきと同じように中の確認をする

 …案の定、中は円柱形の部屋だ

 螺旋階段はないが、部屋の中央部に宝箱がある


ニャック

「敵影無し

 宝箱があるだけだな〜」


ダンテ

「宝箱か?

 早速中身を確認しようぜ」


ウィザード

「貪欲者の可能性もあるな」


ノア

「貪欲者?」


ウィザード

「宝箱に擬態してるトラウマメイカーだ」


サクラ

「似たような魔物に、クリーピングコインやチェストトラップビーストがいますね

 どちらも金貨や宝箱に擬態して不意打ちを仕掛けてきます」


ニャック

「とりあえず、宝箱が安全か調べてみるか?」


ダンテ

「頼んだ」


 ニャックが警戒しながら宝箱に近付き、様々な部分を調べる

 …少し焦げ目がある以外は、何の変哲も無い木製の宝箱のようだ


ニャック

「宝箱は問題なさそうだな〜」


ノア

「宝箱『は』?」


ダンテ

「これ中身クリーピングコインじゃないか?」


ニャック

「…そこまで言うなら開けてみるか?」


ウィザード

「先に逃げる準備を!」


 ニャック以外は部屋の外に避難し、扉の向こうからニャックと宝箱を覗く

 …確実に爆弾処理班のような扱いを受けている我らがリーダー(笑)

 恐る恐る宝箱を開けると、そこには20枚ほどの金貨が入っている…


ニャック

「…金貨だな」


ダンテ

「…嫌な予感がするな」


サクラ

「…そのまま調査を続けてください」


ニャック

「俺はDクラス職員かよ…」


 部下から指示を受けて金貨の調査を始める我らがリーダー(笑)

 一枚一枚丁寧に調べていくが、どれも動く気配はない

 だが、どれも金貨にしては明らかに軽く、悪魔の顔のような意匠が施されている…


ニャック

「動く気配はないけど、多分これは偽金だな〜」


サクラ

「どんな見た目ですか?」


ニャック

「えっと…

 …なんか顔みたいなデザインって感じ?」


サクラ

「その特徴…恐らくクリーピングコインです」


ニャック

「って言っても全く動かないぞ?

 …お?一枚だけ普通の金貨発見〜♪」


ノア

「他の冒険者がもう倒したんじゃないの?」


ダンテ

「その可能性が高いな…」


 古びた金貨(100G)を一枚手に入れ、この部屋の探索は終了

 …マジでこの辺うろ覚えだな〜

王冠帽の青年

「…更新が滞ってると思ったら、こんな長い話を投稿して…」


隻眼の青年

「いや〜

 1階の出来事を1話にまとめようとしたら、異様に長くなっちゃってな〜」


老人

「まあほとんどうろ覚えだったがな…」


子供

「こんかいはなにをせつめいするの?」


隻眼の青年

「右手法左手法のくだりは人それぞれだし…

 モブ冒険者Aは適当に考察してもらうとして…

 貪欲者は作者が出会ったことないからリマスタード進めさせるとして…

 …クリーピングコインの説明とかか?」


老人

「擬態系の魔物は意外と面倒なんだよな…」


王冠帽の青年

「擬態系って聞くとミミックが思い浮かぶんだが、クリーピングコインもそれくらい強いのか?」


隻眼の青年

「いや?

 正直擬態を見破ったらもう貧弱ステータスだから、ワンパンできるよな?」


老人

「確かにできるな

 炎を吐いてくるが、それさえ凌げば後は紙装甲だし…」


王冠帽の青年

「…そこまで凶悪じゃないんだな…」


子供

「ザラキ!」

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