vsマーク
とりあえず前回のメインキャラの雑談に関して説明しておくか
マークのキャラ崩壊気味(そこまでキャラ作り込んでなかったけど)な話題振りにジンとルシア以外がノって、ジンとルシアがそれに挑発を仕掛けるの繰り返しだ
マーク
「おや?
あの乱戦エリア、面白い事になってますね」
ジン
「面白いのはお前の頭の中じゃないか?」
ルシア
「戦闘中に敵と雑談とか、馬鹿か間抜けしかやらないでしょ」
マーク
「……………
…せっかく貴方たちを延命させてあげようと時間を潰していたというのに…
…仕方ないですね、貴方たちにはここで死んで貰いましょう」
ついにマークがプッツンした
…まあ、煽りスキル極振りの人ばかりだからね
ジン
「返り討ちにしてやるよ」
ダンテ
「おいジン…
この状況で煽ったr…」
マーク
「返り討ちが…何ですって?」
ジンが更に煽った次の瞬間、マークが一気に間合いを詰める
刹那…それは新米の冒険者たちには到底反応できる速さではなかった
これが力の差だ、経験を積めばいつかは追いつけるかもしれないが、戦闘中のこの状況では対応のしようがない
マーク
「ふんっ!」
ジン
「…がはっ!」
そんな圧倒的強者からの攻撃は、装甲の薄い武闘家にはどうあがいても致命傷になりうる
しかし、ジンは運が良かった
マークの攻撃は当たりどころやジンの動きによって、あまりダメージにはならなかった
まあ、あと少しでもマークの力加減が強ければ、ジンのHPは無かっただろう
ダンテ
「ジーーーーンッ!」
マーク
「まずは1人目…
それにしても…この程度の強さでしたか、これでは一方的な蹂躙ですね…
仕方がないのでハンデを差し上げましょう」
サクラ
「それがいいと思いますよ
今絶対ゲームバランス崩壊してるし」
マーク
「そうですね…
では、私は貴方たちの攻撃を避けず、魔法に抵抗しない…というのはどうでしょう」
ニャック
「よしその話乗った
全員!とりあえず全力で高火力を出すぞ!」
ユリーシャ
「分かりました
先ずは《魔法拡大/数》からの…【セイクリッド・ウェポン】!
これで蛮族に与えるダメージが上がります」
ルシア
「なら私はあの慢心男爵から具体的に30m離れたこの地点から、【チャージ】を乗せた《全力攻撃》をぶつけてやるわ!」
その次の瞬間、ルシアが乗る250Gの借り物がマークに向かって猛スピードで駆ける
ルシアとマークがぶつかる直前に、ルシアの持った槍が力一杯マークに振るわれる
ルシア
「期待値!」
マーク
「…くっ
…まだまだこの程度ですk…」
ノア
「じゃあ…私もお姉ちゃんと同じ事しようかな?」
ノアはマークから具体的に30m離れた地点(さっきまでのルシアと同じ座標)から、ルシアと同じく【チャージ】を乗せた250Gの借り物で突撃する
勿論マークは避けない
ノア
「とりゃ!」
マーク
「…ぐっ…
…全然大した事ないでs…」
ニャック
「次は俺かな?
2丁拳銃で撃ち抜いてやる!」
ニャックの腰から2丁の拳銃を取り出し、マークに狙いを定める
…そういえば、ニャックが毎回2回攻撃している理由って説明してなかったっけ?
……………
《両手利き》
それは、名前の通り右手左手それぞれを利き手として扱える戦闘特技だ
普通ならば、二本の剣を両手に持ち、《必殺攻撃》でひたすらダイスを回す必殺二刀フェンサーや、片手で持てる銃を2丁持ち、範囲攻撃の【ショットガン・バレット】で攻撃する2丁ショットガン(ちなみに、2.5では強すぎる性能の為修正されている)などの使い方が殆どだ
まあ、この謎構築さんは右手に剣を持ち、左手に銃を構えるのがスタンダードだが…
それが珍しく2丁拳銃を構える
これはまさかあの【ショットg…
ニャック
「【ソリッド・バレット】×2、発射!」
マーク
「…ぐはっ
…この程度ですか?」
…謎構築の弊害で経験点が足りず、まだ【ショットガン・バレット】は覚えていない
ちなみに、敵は1体なのだから範囲攻撃は意味ない
ダンテ
「俺が持ってる賦術はパラミだけだし、今の弓だと高火力攻撃は無いからな…
…とりあえず普通に撃つか」
仕方なく自分の弓に矢を掛け、普通に弦を引くダンテ
弓シューには火力を上げる手段は少ない、まあクロスボウシューターはもっと少ないが…
狙う場所はひとまずマークの首、普通に弓を射る
ダンテ
「当たれ!」
マーク
「…ぐふっ!
…なるほど、正確に喉を狙ってきましたか…
貴方は中々やるようですね」
ダンテ
「お褒めに預かりどうも」
ウィザード
「なら私は固定砲台でもやりますかね
真、第四階位の攻
閃光、雷撃ー稲妻」
ウィザードは魔法の詠唱を始める
…この時点で嫌な予感がした君!
そんな君はソードワールド超越者だ
この状況で嫌な予感がするには、ウィザーズトゥームに掲載してある真語魔法の詠唱を覚えており、なおかつその効果と推測されるウィザードのレベル帯やウィザードの構築から問題点を指摘できるという上級テクニックが必要だ
…ちなみに、残念なお知らせ兼我が卓のハウスルールの1つを説明しよう
通常、《魔法制御》無しの「形状:貫通」や「形状:突破」の攻撃は、射線上にいる目標以外のキャラは1/2の確率で当たるのだが、我が卓では処理の簡略化の為に射線上にいる時点で確実に当たるようになっている
ちなみに、魔法以外の「形状:貫通」は《鷹の目》で対象の除外ができるという事にもなっている
…もう分かっただろうか?
ウィザード
「【ライトニング】!」
マーク
「…ぐはっ!
はぁ…はぁ…
…ここで貫通魔法を放ちますか?普通…」
ウィザード
「…何だって?」
ルシア
「ふざけるなななななッ!」
ノア
「はにゃぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!」
ニャック
「なんで俺まででででででででッ!」
ウィザード
「…あっ!」
誤射
普通、乱戦エリア外から乱戦エリア内を狙って射撃する時に起こり得る事態だ
乱戦状態ではうまく狙いが定まらず、意図しない対象に影響を与えてしまうのだ
この誤射を防ぐ手段として、ニャックのように乱戦エリア内から射撃したり、《魔法誘導》やダンテの持っている《精密射撃》などの戦闘特技を取得する必要がある
ウィザードも《魔法誘導》は持っていた
しかし、この【ライトニング】は「形状:貫通」だ
「形状:貫通」の魔法攻撃で味方を巻き込まない為には、先に述べたように《魔法制御》が必要だ
普通の魔術師ならば冒険者レベルが5になる時に取る事になるのが多いだろう
だが、ウィザードの初登場を見れば分かると思うが、彼女は魔法戦士だ
魔法系の戦闘特技以外にも様々な戦闘特技が必要になるこの構築では、《魔法制御》を最初から取る余裕はない
これだからタマネギは…
ルシア
「タマネギ絶対殺す!」
ノア
「いはいひゃはい!」
ニャック
「死ぬかと思った死ぬかと思った死ぬかと思った死ぬかと思った…」
ウィザード
「悪い悪い」
ロクダット
「拙者も続くでござる!
操、第一階位の攻
閃光…」
ダンテ
「待て!
ここで【スパーク】は流石にマズイだろ!」
…この誤射した後に、ロクダットは範囲魔法の【スパーク】を詠唱しようとした
…『範囲魔法』←ここ重要
当然、そのまま撃っていたらノアやルシアやニャックも被害者になるだろう
まあ、《魔法収束》があれば問題ないが、ロクダットの構築では取る余裕はないだろう
何しろニャックと同じような謎構築なんだから
ロクダット
「…ではジン殿、失礼するでござる
操、第一階位の付
威力、強靭ー強刃
【エンチャント・ウェポン】!」
ロクダットが呪文を唱えると、死にかけのジンの武器にマナが込められ、より硬くなる
これならば与えるダメージが多少強くなるだろう
ロクダット
「今の拙者にできるのは、これくらいでござる」
ジン
「…【アース・ヒール】とか無いのか?」
ロクダット
「…忘れてたでござる!」
ジン
「それにしても…さっきはよくもやってくれたなぁ?
慢心男爵さんよぉ!」
マーク
「はぁ…はぁ…
…たかが死にかけの人間に、何ができると言うんですか?」
ジン
「…男は黙って蹴るだけだ!」
ロクダットの【エンチャント・ウェポン】と最強の戦闘特技《魔力撃》で強化された、ジンの蹴りがマークに襲いかかる
これだけでも火力が凄いことになりそうだが、マークは縛りの関係で避けられない
ちなみにジンは《追加攻撃》持ちの為、合計2回の蹴りがマークを襲う事になる
ジン
「せいっ!」
マーク
「…がはっ…」
ジン
「まだまだ!」
マーク
「…がっ…はっ…」
…こうして、マークは慢心によって1ターンキルされたのであった
うん、数の暴力は強い!
王冠帽の青年
「ボスを1ターンキルって…」
隻眼の青年
「まるで俺だなw」
老人
「まあ、慢心男爵だったから仕方ないが…」
子供
「こんかいはどんなはなしをするの?」
隻眼の青年
「今回は簡潔にまとめようぜ〜」
王冠帽の青年
「…とりあえず、慢心はダメだな」
老人
「それから、数の暴力は強いとかか」
隻眼の青年
「んじゃ終わり!」




