第8話:自由な勇者
お待たせしました!第8話です!
ついに第2章に突入しました!
謁見が終わり、アルスが勇者になっちゃいましたね。
勇者となったアルスは、王都で旅の準備をします!
今回は、アルスが少しだけ魔法を見せてくれます。
謁見が終わりアルスはダイアと一緒にギルド長室に戻った。
「アルス、これからどうするのかね?」
「とりあえず、ここである程度物資や資金を整えようと思っています」
「なら、ここで沢山の依頼を受けるといい」
「はい! そうします!」
アルスは依頼をこなしていくうちに、魔力の操作を完全に制御できるようになっていた。
物資や資金が集まった所で、謁見の日から明日で丁度2週間経つことに気付いたアルスは丁度いいと思い明日、王都を出ることにした。
(よし! 最後の依頼は魔法を使って戦ってみよう。なにかいい依頼はないかなー。……お、オークの討伐依頼か、丁度よさそうだな)
アルスは依頼を受け森に入って行った。
オークを見つけたアルスは火属性の魔法を使ってみた。
(よし! 制御できるようになってきた。そしたら、少し試したい事があるんだよな……できるか分からないけど、やってみよう! 火の玉を圧縮して、オークに向けて撃つ!)
オークに命中した途端に
――ドォォンと大きな爆発音がなって、オークが倒れた。
辺りの木々まで吹き飛ぶほどの爆風に、アルス自身も目を見張る。
(なるほど、魔法を圧縮すると威力が上がるのか……魔法って面白いな!)
依頼を達成したアルスは、はしゃぎながらギルドに戻った。
翌日。
あの日から丁度2週間が経った。
2週間の準備が終わり王都を出発する前にギルド長に声を掛けた。
「ダイアさん! 俺、そろそろ行きます!」
「もう行ってしまうのか……短い間だったが楽しませてもらったよ」
「……?(あ、寂しがってくれてるのかな)」
アルスは少し照れくさそうに笑った。
「はい! こちらこそ、短い間でしたが、本当にありがとうございました!」
「おっと、その前に1つ渡したい物がある」
「え! いいんですか! これを貰っちゃって!」
「ああ、恐らくこれはここに置いてあっても誰も読まないだろうからな。役に立つかもしれない人が持つのがいいだろう」
「ありがとうございます! いつか戻ってきますね!」
「アルスの活躍を見守っているからな!」
「はい!」
アルスは、水晶を割った1人目の先駆者の本を貰い旅に出た。
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