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第5話:王都の大混乱

お待たせしました!第5話です!

今回はエピソードタイトルの通り、王都で大混乱が巻き起こります。

いったいその大混乱の原因とは何でしょうか……?

もしかしたら、前話を読んだ皆さんなら既に分かっているかもしれませんが(笑)、ぜひ最後まで楽しんで読んでいただけると嬉しいです!

「と、とりあえず、今日は火属性の魔法はやめておこう。水属性の魔法が制御しやすいから依頼のモンスターを探しつつ水属性の魔法で魔力の制御練習をしよう……かな」


 アルスは自分のしたことの重大さに気付くわけもなくただひたすらに唖然としていた。


 アルスがあの火柱を放った後、王都では大混乱が起きていた。


「ギルド長!! 大変です! 平原の方角で謎の火柱が立ちました!」


「ああ、俺も見ていた。もしかしたら、あの伝説の災害竜……レッドドラゴンが動き出したのかもしれん」


「――レッドドラゴン!! なんと! この王都は大丈夫なのでしょうか?」


「それは、俺にも分からない、だが一応上位ランクの冒険者と勇者パーティに招集を掛けておこう」


「そうだった! この王都には勇者パーティがいるんだ!」


 ギルド長は、焦りながらも冷静に招集を掛けた。


 その頃アルスは依頼が終わり王都に戻っている途中だった。

 魔力の制御も上手くできるようになり早く次の魔法も試してみたい気持ちでいっぱいだった。

 だが何故か王都が騒がしい事に気付いた。


(一体何があったんだろう、早めに戻っておこう)


 ギルドに着いたアルスは、ギルド長に心配された


「アルス! 無事だったか!」


「どうしたんですか? そんなに慌てて」


「どうしたもなにも、レッドドラゴンがでたかもしれないんだ。」


「レッドドラゴン!」


「ああ、あの伝説のレッドドラゴンだ。平原のほうでものすごい高さのある火柱が立ってな。……チッ、勇者パーティなぜこういう時に来るのが遅いんだ!」


 アルスは心当たりがあるような気がしてならなかった


(ものすごい高さの火柱? もしかして俺が撃ったあれのこと!? なんとか誤解を解かなければ)


「ダイアさん、少し話したい事があります。」


 ダイアは何かを察したようで招集した人たちを一旦待機させた。

 だが、勇者パーティはまだ居なかった。


「さて、話してもらおうじゃないかアルス君?」


 アルスは少し躊躇い気味に、俯きながら口を開いた。


「はい……」


 アルスは事の経緯を全て話した。


「アルス君が、『少し話したい事があります。』というからまさかとは思ったが、そのまさかだったとは……。とりあえず招集した冒険者たちを解散させてくるから待っててくれ」


「はい……」


 ――数分後、バタバタと慌ただしい足音と共に、ダイアが血相を変えて部屋に戻ってきた。


「アルス君、大変なことになった。これは国家問題に発展するレベルの大騒動だ。……明日に急遽、王城で謁見の場が開かれることになった」


「…………え?」


 アルスは完全に呆然とした。

 まさか、ちょっと魔力の調整を間違えただけで、国を揺るがす大問題に発展するなんて夢にも思っていなかったのだ。

第5話を読んで頂きありがとうございます!

アルスの1つのミスでまさかここまで発展するとは……

次回は王城の謁見ですね、果たしてアルスはどうなってしまうのか!

いよいよ物語が大きく動き出します……!

もし「次の謁見シーンが気になる!」「アルス頑張れ!」と思ってくださったら、ページ下部からブックマークや評価(★)をいただけると、本当に嬉しくて次回の執筆スピードが上がります!

それでは、次回もお楽しみに!

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