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空色〜そらいろ〜  作者: 滝沢赤羽(たきざわあかば)
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〜昼編〜

窓を開け、その前にある棚にひじをつく。手の上にあごを乗せると日課の一つが始まる。

周りが外で遊んでいたり廊下で話していたりして過ごす昼休みだが、私は外をボーッと眺めて男子や女子が楽しそうに遊んでいるのを共有するかのように見ている。

他人からしたら"つまらない"と思うかもしれないが、運動が出来ず、元々友達が少ない私からしてみればこれも一つの"遊び"と言える。

楽しければ、満足出来ればそれでいい。そんなものだ。ー夢がない、とは言われるだろうが。

ギャーギャーと校庭でボールを蹴っている男子たち、くだらないことで騒がしい廊下の女子たち。

騒音。雑音。

グチャグチャとしたこの空間が、今私が生きているのだと実感させてくれる。

複数の音が重なったこの空間が、今私が生きているのだと証明してくれる。

風が吹きつけてきた。

縛らずにほおっておいた私の黒髪が後ろへ流れてなびく。目を、細める。

校庭では大量の砂埃(すなぼこり)がたち、廊下では声が上がった。仕方なく私は窓を閉める。

髪がボサボサになった。

このままではみっともない。スカートに付いているポケット探り、折りたたみ式のくしを取り出す。髪を適当にあしらい、ついでにゴムで髪を縛っておく。

太陽が高く昇った空には所々雲が出来ていた。天気予報が外れた、と一瞬思ったが、これも晴れのうちに入ると珍しく思い直した。晴天、とまではいかないがこの雲の量は明らかに晴れだ。ここ最近頻繁に外しまくっていた天気予報も当たったと言える。

本当に、珍しい。

天気予報なのだから外れる日もあると言いたいのは分かる。しかし、一ヶ月以上外すのはどう考えてもおかしい。多分だが、これは人々(われわれ)が発達させてしまった地球温暖化が原因だと思われる。

私の空をいじめないで欲しい、というのが本心だ。

またひじをつき、日課のポーズをする。そして、窓の外を見上げる。

やはり、空は美しいー。

空色をお読み頂き有難うございますm(_ _)m

少し短いですが、2話目を書かせて頂きました。

ご報告させて頂きたいのですが、2017年の受験が控えておりまして、投稿期間が空くと思います。

気長に待って頂けると幸いです。

訂正、意見等ありましたら、言ってください。

宜しくお願いしますm(_ _)m

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