赤倉・軽井沢編 3日目その2 〜優雅に「軽井沢でゴルフ」なのに、炎天下のゴルフは心身ともに疲れた(パターゴルフだが)〜
チェックアウト後、昼食をカレースタンドで軽く済ませ、軽井沢ゴルフ練習場に向かった。脚の悪い家人は、普段は長い距離や上り坂を歩くことも難儀なため、スポーツとは無縁な生活を送っている。しかし、家人は、パターゴルフならば若い頃に何回かプレイしたことがあり、歩く距離も短いので、今回の旅行の計画に組み込んでおいた。昨年も蓼科高原にてパターゴルフで遊んだ。その時は、家人同様にゴルフ未経験者の私が、辛くも1打差で勝った。その反省を生かしてプレイしようと密かに誓い、練習場の駐車場にクルマを駐車した。
炎天下の13時近く、気温は31度だった。ゴルフ練習場の受付で、女性用パター1本とゴルフボール2個、日傘を1本借り、水のペットボトルを2本持ってコースに入った。全コースで18ホール。約1時間で回れるコースらしい。さすがに軽井沢のパターゴルフ場である。芝生の手入れが行き届いていた。こんな芝生の上でサッカーをやりたいものである。
クラブの正しい握り方もよくわからない者同士の低レベルの争いであるが、第3ホールまでは、2人とも同じ打数でイーブンだった。
第4ホール、私の1打目。他のホールと比べ、距離が長いので、今までよりも力を入れて振った。が、ダフって、ショートしてしまった。穴まで半分以上も距離が残った。家人は笑って、
「打ち直しOKよ。」
と言ってくれた。ルール違反だが、2人だけのラウンド、勝負なので、
「では、お言葉に甘えて……。」
と打ち直した。お陰でこのホールは2打で終わり、3打の家人より1打少なくなった。
グリーンを移動する際は、日差しが強いので木陰をさがし、そこにペットボトルと家人の肩掛けバックを置いた。日陰に入ると涼しい風に癒され、高原でレジャーを満喫している、という実感が湧いた。
第12ホール。急斜面の上に穴があり、その向こうも下っている、いかにも難しそうなグリーンだった。案の定、家人が打った2打目が、ショートになっただけでなく、打った場所と同じ所まで戻って来てしまった。見かねた私は家人に、
「今のノーカウント。もう一度2打目を打ちなよ。」
と先ほどの借りを返した。すると、家人の「2打目・Take two」 は、穴の縁ギリギリに止まるナイスショットになった。家人にOKを出し、私の2打目である。家人と同じような距離を残していた私は、家人の力加減を参考にボールを打った。
ボールは、いい感じで転がったが、穴の縁をくるりと舐め、向こう側の斜面を勢いよく下り、となりのホールまで転がって行ってしまった。思わず、えーっと声を出してしまった。それでも、気を取り直し、そこから登り傾斜を穴めがけて、慎重に3打目を打った。
すると今度は、ボールは、穴の横10センチも外して、私をあざ笑うかのように、下り坂をコロコロとスローモーションのように転がり、ふりだしに戻ってしまった。私は、たまらずガクッと膝を折り、家人はすまなそうな顔をしながらも笑いを堪えていた。そのあと、集中力を失くした私は、このホール「7打」と大叩きしてしまった。
結局、第12ホールの大叩きが響き、家人に2打差でリベンジされてしまった。しかし、負け惜しみではないが、この結果の方が、家人の帰りの車内での機嫌がいいので、私としては結果オーライである。前回の反省が生かされた。
接待ゴルフってこんな感じなのだろうか?
意図せずに 接待ゴルフ 家庭の和
この日は、浜松で41度以上を記録した、とのちほど聞いた。そんな日に、高原にいたことは幸運であった。それでも、久しぶりに炎天に長時間いたため、帰宅して風呂に入ったときに首筋がヒリヒリした。2日後に、太ももやふくらはぎが痛くなった。パターゴルフごときで情ないことであった。




