八ヶ岳・蓼科編 ~八ヶ岳・蓼科を食べる一日 その1~
今日は5月最後の週末。快晴の空の下、北北西に進路を取り、八ヶ岳方面に向けて早朝6時30分に自宅を出発した。
八ヶ岳・蓼科方面には毎年春から秋にかけてよく訪れる。今年もすでに3回目である。そこは風光明媚な場所が多く、秋の紅葉も素晴らしい。何といっても夏場でも涼しく過ごせることがよく訪れる最大の理由である。数年前に中部横断道が開通してから、自宅から2時間ほどで到着できるようになったことも大きい。
山梨県の富沢ICから中部横断道に入り、北上。双葉JCで中央道に合流し、さらに北上して八ヶ岳PAにクルマを停めた。今回の旅行の目的のひとつと言っていい朝食をそこでとるためである。PAの食堂が目的のひとつ?と思う方も多いだろうが、家人の大好物がそこの料理なのだ。その料理とは、「醤油ラーメン」である。ただの醤油ラーメン?と思うだろうが、ここの醤油ラーメンが家人にとって、自宅から半径100km以内で最高のラーメンなのである。1杯750円。具は、チャーシュー1枚、メンマ数切れ、ナルト1枚、のり1枚のまったく平凡なラーメンである。家人曰く、
「前回昼に食べた時よりもスープが美味しい。」
と。私にはその違いは判別不能である。以前夕方に食べた時には、
「夕方だからスープが煮詰まっているようで濃い。」
と言っていた。そのため、朝一番がここのラーメンは美味しい、というのだ。私には皆目分からない……。
婆の舌 海原裸足で 逃げ出しそう
その後、八ヶ岳PAの売店で、いつもの通り評判のパンを買い、ソフトクリームを舐めてからPAを出発した。中央道を諏訪南ICで下り、「八ヶ岳ズームライン」を、青々とした八ヶ岳を正面に眺めながら北上した。「八ヶ岳エコーライン」にぶつかり、そこの交差点を左折して道なりに進むと、原村のファーマーズ・マーケットに着いた。この店は茅野市にもあり、八ヶ岳・蓼科方面を訪れた時は、ほぼ毎回どちらかに立ち寄る。地元の新鮮な朝採り野菜・果物などが店頭に並ぶからだ。
クルマから降りて、店内へ入った。夕方に立ち寄ることが多いが、今日は開店直前だったため、店内にはたくさんの野菜・果物がずらりと並んでいた。まずは、とうもろこしを4本カゴの中へ。その後、果物コーナーに行き、珍しい「高原いちご」や「温室白鳳桃」などを眺めながら歩いていた。
すると、「佐藤錦」のポップが目に入った。なにげなくその棚を見ると、贈答用のA5サイズの箱の中には、赤い宝石のようなさくらんぼがぎっしりと詰まっていた。その時、私は、思わずTVドラマのような「二度見」をした。なんと、「半額」のシールが貼られているではないか!ひと箱3800円の半額!日頃は、高価なさくらんぼ・佐藤錦などとは縁がないと決めつけて、素通りするのが常であった。が、今回は不思議とさくらんぼのコーナーに足が向いたのだ。これも神様のお導きかと思う間もなく、箱に手を伸ばし、信州中野産の佐藤錦をゲットした!
早起きは 半額の得 箱ルビー
家人も大喜びし、頭をなでなでしてきた。その後、いくつかの食材を調達し、前回の八ヶ岳訪問で偶然見つけたカフェに向かった。
ご存知の方も多いと思うが、「海原」は、『美味しんぼ』の海原雄山のことである。
その2後編は、カフェ、女神湖音楽堂、帰宅後の出来事をそれぞれ川柳を柱にして描いていく。




