表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
18/29

新宿編その3 ~デパ地下で赤い彗星を見た~

 百貨店の最上階でうなぎを食べた家人が、デパ地下でまたも暴走する。

 老舗のうな重を堪能した後は、エスカレータで一気にB1、デパ地下へ降下した。

 実は、ここのデパ地下を訪れるのは、本日2回目である。10時に新宿に到着したため、イベント会場の開場まで1時間の猶予があった。乗ってきたクルマを伊勢丹の駐車場に置いたため、無駄な動きはすべて駐車代に影響してしまう。そのため、開場までの1時間を伊勢丹の地下階で有効活用したのだ。

 家人は、そこにどんな店舗があるのかをネットで事前にリサーチしていて、新宿に向かう車内で、

「私が行きたいお店がみんなあった。」

と嬉々として話していた。すでに、購入する品物や店舗などシミュレーション済みのようである。

 1時間しかないので、まず、午後には長い行列ができるであろうと思われる店に行き、お目当ての「みなつき」などの和菓子を買った。そのあとも別の和菓子屋に行き、そこの看板商品「夏柑糖」を買った。そして、一度駐車場に戻り、購入した和菓子を車内に置いて、イベント会場に向かったのだ。

 昼食後の話に戻ろう。家人は、地下1階に着くや否や、素早くスイスイと歩き出した。今度は、パン屋のコーナーが目的地のようである。和菓子屋のコーナーを曲がると、なんと家人は小走りし出した!

「脚が悪いのでは?午前中の階段では倒れそうだったんじゃないのか?」

と呟きながら、こちらも遅れまいと速足で後に続いた。ピンクのボタンダウンシャツが、どんどん加速していった。

 ここで一句

 赤きザク 3倍速で 足を


 買い物が終わり、クルマに乗って首都高を用賀に向かって走っていると、後部座席の家人が、

「足の指が攣った」

と、わめき出した。だが、クルマを運転している私には、成す術がなかった。

帰宅後の一句

 高々と 右京のごとく 紅茶注ぐ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ