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第六話 嘘

僕は気づいた。さっきの列の話で"嘘"をついている人がいることに。でもなぜだ。どうして"2人"で嘘をついてるんだ?


凪『ねぇ15番目の子。君は何か持ってた?』


c『あぁ、ネジを持ってたな。なんでネジを持ってたかは全然思い出せないけど…』


やっぱりか。じゃあ僕の考えは正しいってことになる…


裕樹『俺は亮太でいいと思う』


亮太『ちょ、ちょいまちぃ!俺はほんまに裏切り者やない!』


茜『普通に落としたって言えばよかっただけじゃん』


亮太『そんなんこの状況やったら一発で疑われるやんけ!』


悠馬『亮太流石にバカすぎるってw』


b『不安の種は潰すのが賢明な判断だと思うがな』


亮太『待ってくれ!ほんとにちゃうんやって!』


凪『どうして嘘をついたの?』


亮太『せやから疑われんためにやなぁ!』


凪『違う。僕が聞いてるのは亮太じゃない』


舞『え?』

翔『なに⁈』

亮太『へ?』


周りは混乱している。その中で僕は再び問いただした。


凪『なんで嘘をついたの?"裕樹"』



裕樹『・・は?』



崇人『おいどういうことだ。なんで裕樹が嘘ついてるってことになるんだよ。』


裕樹『おい凪。適当言うんじゃねーよ‼︎』


凪『適当なんかじゃないよ。さっきのルール説明の時僕は思い出したんだよ。ゲーム開始時の記憶を。』


舞『どんな記憶なの?』


凪『僕は見てたんだ。何の持ち物を没収されたかを。僕が見たのはスプーン、えっちな本、ネジだ。』


翔『それがどうしたと言うのだ?』


凪『おかしいと思わない?最初ゲートを通る時僕たちは1列になって通ったはずだよ。そしてゲートを通ってすぐに持ち物を没収されるって形だった。つまりだよ?1番後ろにいた僕が他人の没収された持ち物を確認できるのなんてせいぜい僕より"3〜4人"前の人の物くらいなんだよ。』


悠馬『そうか!なのにエロ本を持ってた裕樹が前から"7番目"だぁ?おかしいな!』


裕樹『いやいやまてよ。エロ本を持ってたのが俺だけとは限らねーだろ』


凪『確かにエロ本だけで決めつけるのは無理だね。でもおかしいのは持ち物だけじゃないよ。今の順番おかしい点があるんだ』


舞『・・・あれ?順番が被っていない』


凪『そうなんだ。もし裕樹だけが嘘をついてた場合"どこかと被る"はずなんだよ。』


翔『なのに被っていない…』


b『俺も15番も持ち物を確認したからな。俺らは白確ってことでいいな』


裕樹『でもそれは凪のただの記憶だろ?そんなもん当てにして俺を犯人にすんのか‼︎』


凪『残念だけど僕以外の記憶も証拠であるんだよ』


裕樹『は…なんのことだよ』


凪『茜ちゃん…君が裕樹と手を組んで嘘をついているんでしょ?』


茜『な⁉︎』


凪『君が初めて舞ちゃんと会った時君はなんて言ったか覚えてる?』


舞『確か『私以外の女の子がいるとは思ってなかった』って。あ…』


悠馬『もし嘘をついてなかったら茜は舞の後ろにいたんだもんな!男ばっかりの中で唯一の女子。気づかねーわけねーもんな!』


茜『ちがうよ!忘れてたんだよ!記憶がぼやけてて!』


必死に訴える茜の声は震えていた。


悠馬『あのなぁ。記憶がぼやけただけで完全に消えた訳じゃねーんだ。そんなこと忘れるかよ!』


凪『歩夢の記憶に強く残らなかったのは、茜がショートヘアーだったからだと思う。』


歩夢『そういえば俺の前の子は短い髪の子だった…気もするぞ?』


崇人『2人は協力していたというのか。』


裕樹『ふざけんな!そんな訳ないだろ!』


そう裕樹が言うと茜は諦めたような声で裕樹に言った。


茜『もう無理だよ…裕樹。ありがとう』


裕樹『茜…』


舞『そんな。』


翔『裕樹、茜よ、何故だ。なぜ嘘をついたのだ。』


茜『・・・私が思い出した記憶だよ』


茜は静かに話し始めた。

小説書くのってやっぱめちゃくちゃ難しいですね。よかったら評価、ブックマークお願いします!

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