第五話 内通者
なんだ今の。エラーって…
茜『よしじゃあ自分の位置についてね。』
そう茜が言い立とうとすると
茜『あれ?イスから離れられない⁉︎』
僕らはイスから移動することができなくなっていた。
崇人『これじゃあ直接並んで確認するのは無理だな。自分の番号を言って確認しようぜ』
悠馬『そうすっか』
そして全員で自分の番を言い合っていった。しかしここでトラブルが起きた。全員が言った番号は以下の通りになっていた。(名前が分かっていない残りの男5人をここではa.b.c.d.eとする)
1
2 悠馬
3 d
4 e
5崇人
6睦
7 裕樹
8 歩夢
9 a
10
11 翔
12 舞
13 亮太 b
14茜
15 c
16 凪
場所が被っている者が現れたのだ。
悠馬『おいおいおい。なんだこりゃ。なんで被ってる奴が現れるんだよ。』
亮太『おいなんやおまえ!13番目は俺やぞ!嘘つくなや!』
b『嘘だと?嘘をついているのはお前だろ関西弁』
亮太『じゃあお前プレート見してみい!それで嘘かどうか分かるはずやろ!』
亮太が自分のプレートを出そうとしている時。
b『これか?お前が出そうとしてるのは』
b君は『10』と書かれたプレートを出した。
亮太『おま、それ⁉︎』
b『お前がプレートを落とすのを見かけてな。拾っておいたんだ。後で返すつもりだったがまさか嘘を見破るのに使えるとはな』
悠馬『おいおいどういうことだ亮太!お前まさか嘘ついてんのか!w』
亮太『ちゃ、ちゃう!俺は嘘なんかついてへん!』
b『ならお前のプレートを今ここで見してみろ。嘘ついてないなら『13』って書いてるはずだよな』
亮太『そ、それは…』
亮太はプレートを見せなかった。いや"見せれなかった"の方が正しいか。
亮太『降参や。俺はプレートを今持ってない。』
舞『なんでそんな嘘をついたの?』
亮太『単純や。俺はプレートを落としたせいで自分の番が分からんかった。やから適当に番号言うたんや。ほんならあいつと被ってしもうた。ここで嘘で隠したなんて思われたら選ばれて殺されるかもしれんやろ?せやからさっきみたいに張り合ったんや。でも俺は運営側なんかやあらへんぞ!』
プレイヤーのみんなは多分同じことを思った。亮太、こいつは相当のバカだ。
凪『え、えっと、とりあえず嘘ついた理由はわかったよ』
悠馬『おい凪信じんのかよ!ww』
茜『流石に無理あるでしょ…』
b『ちなみにトドメ刺すようで悪いが俺が引っかかったアイテムはスプーン。そこのチビがさっき言ってたやつだ。』
凪(チビって僕のこと⁈確かに小さいけどさ…)
b君は180cm近くある高身長だった。
凪『なら13番目が被っている理由は分かったね』
崇人『これで謎は解けたな。つまり最初に死んだあいつは1番だったってことだ』
翔『うむ…結構何も思い出せそうにない。』
舞『進展無しかな』
列の話が終わりそうになった時歩夢が喋り出す。
歩夢『列の話から変わるんだけどさ。ルールに変なのなかったか?』
茜『そうだっけ?』
凪『そういえばルールについてうまく思い出せない…』
睦『・・・持ち物検査をされた前の記憶が残ってないんじゃないかな』
睦が喋り出す。普段喋らない人が急に喋るとびっくりするな。
c『ルール確認ってもう一回できるんかな?』
悠馬『おい!運営!ルールをもう一回説明してくれよ!』
悠馬がそう言うとあいつの声が聞こえてきた。
???『なんだよ、時間ないのにどうでもいい話するんだね。まぁいいよもう一回してあげる。』
そして再びルールが説明された。
・持ち物の持ち込み禁止
・諦めずに最後まで生きる為に戦うこと
・意味なく人を殺さないこと
・一度参加したことのある人間は参加できない
???『これでルールは以上だよ。みんなちゃんと時間見てる?あと15分だよ。関係ない話してる暇なんてあんまりないと思うけど。』
そう言うとあいつの声は消えた。
歩夢『あれだ。"一度参加したことのある人間は参加できない"ってやつ。なんなんだあのルール』
e『その内通者がこのゲームの前から参加してたってことじゃねーの?』
裕樹『そんなことより時間がもう全然ないぞ!早く決めないと。』
・・・ルール…持ち物……青い花……
はっ⁉︎
そうか思い出したぞ。どうして僕はこれを忘れていたんだ。
僕は記憶が戻ったことにより気づいてしまった。もし僕の考えが正しかった場合この中に"嘘"をついている人が"2人"いる‼︎
誰だ…嘘をついてるのは誰なんだ‼︎
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