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ゼンイチの日記 ≪最近のルーティーン≫

朝起きると、いつも通りガルドと図書館に向かう。無口だけど、なんだかんだで毎朝ちゃんと門の前に立っているあたり、律儀だなと思う。彼と一緒に王立図書館へ。もうすっかり通い慣れたルートだ。


図書館でティアと合流。午前中は、魔法訓練が約三時間。最初は水を出すだけで必死だったのに、最近はだいぶ攻撃魔法らしくなってきた。ここも少し手狭かもしれない。しかし相変わらずティアの指導は丁寧でわかりやすい。時々、褒めてくれるのも地味に嬉しい。


昼ごはんは、図書館近くの食堂でティアと一緒に食べるのが日課。素朴だけど、野菜がしっかりしてて美味い。こっちの料理、思ってたよりうまいんだよな。


午後、ティアは別の仕事があるみたいで、ひとりで図書館に残る。最初はこの国の歴史、制度、法律なんかを重点的に読んでたけど、最近は魔法や魔石、戦闘技術、あと魔物のことをよく調べてる。この城塞都市の中ではまず魔物に遭うことはないらしいけど、いつか別の都市や国に行くなら、確実に必要な知識だ。


正直、ちょっと前までは本読んでるだけの、のんびり生活だったんだけど、あの襲撃事件以降、午後三時から戦闘訓練が追加された。気力の扱い方も武器の扱い方も、主にティアが教えてくれる。


この“気力”ってやつ、感覚としては魔力に似てるけど、魔力が外に作用するのに対して、気力は自分の身体に影響を与えるらしい。初めて鉄の剣を握ったときは、両手でやっとこさ振れる程度だったけど、気力の扱いに慣れてきたら、まるでプラスチックバットみたいに軽く振れるようになった。うん、これはちょっと感動した。今なら、オリンピック選手と張り合えるくらいの身体能力なんじゃないかと、ちょっと思ってる。


ただ、問題は剣技。これはもう、完全に才能がない。ティアとの手合わせではスルスルっと受け流されるし、ガルドさん相手だと、見えない角度から一撃食らうしで、正直、全く歯が立たない。ティアには「少しずつ慣れていけばいい」と慰めてもらったけど、ガルドさんには「剣を持ったばかりの奴に負けるわけないだろ」って、まぁ、ストレートなこと言われた。ぐうの音も出ない。


だから今、魔法武器の開発を考えてる。空気銃は携帯が禁止されてるってことで却下になったけど、水蒸気爆発を利用した銃なら、うまくいけば作れるかもしれない。見た目を、銃と違う形にすれば……いや、結局銃かよってツッコまれるかもしれないけど、俺にとっては現実的な手段なんだよな。


まぁ、そんな感じで、今は魔力も知力も体力もバランスよく使ってる日々。忙しいけど、充実してる。やっぱり、動いてる方が性に合ってるのかもしれない。

もし少しでも「面白い」「続きが気になる」と思っていただけたら、

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(人´ω`*)♡ ★★★☆☆

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― 新着の感想 ―
スチームの魔法も当たれば強力な武器になると思うんですよねぇ…なんせ熱した霧ですし。 ネックは射程距離と飛ばした場合の温度威力の減衰かな? 相手の顔に遠距離から直接その場に「置く」事ができれば戦闘不能は…
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