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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 7章 本の世界ホーンワルビッシュ

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89話 魔王と言われた所以

マオ(魔王の姿)「むぎゅー」

マリー「ふぇ……にしてもねー、マオって、どうして魔王と言われ始めたのかな……?」

そう問を投げかけると、少し考えた末にこんなことを言ってきた。

マオ(魔王の姿)「そうだね、最初は村の人たちから強すぎて迫害されたからなのかな」

マリー「そうなの?」

マオ(魔王の姿)「そうだとおもうけど……あの本にすべて書かれてるのかな」

マリー「そうかもよー?」

マオ(魔王の姿)「なら少し行ってみるか」

マリー「ミッ」

マオ(魔王の姿)「おっと、きつかったか?」

マオにがっちり腕でホールドされながら向かった。

マオ(魔王の姿)「あの本、見終わったか?」

クラウン「それがな……変なんだ、これ正史なのかって」

マオ(魔王の姿)「どれどれ……?」

じっくりと見ていたが、少し呆れ顔で言った。

マオ(魔王の姿)「これ人間に都合のいいこと書いてるね」

クラウン「そうだよね、実際これ書かれた時って、人間と魔族の溝が凄かったからね」

マオ(魔王の姿)「……人間はそういう生き物じゃ、自分より優れているものには軽蔑、自分より劣っているものには見下しするからの」

そしてマオは椅子に座った。

マオ(魔王の姿)「まず、この本の作者は誰なのじゃ?」

クラウン「たしか……前国王の側近だったような」

マオ(魔王の姿)「そうか、その時点で童話に近い存在の本だな、真実を教えてやろう」

マリー「……真実?」

マオ(魔王の姿)「マリーはこうやってなついているが、元々は周りにデーモンとかいたんだよ?」

マリー「そなのー?」

マオ(魔王の姿)「そうなのじゃ」

そしてマオの昔話が始まるのであった。

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