89話 魔王と言われた所以
マオ(魔王の姿)「むぎゅー」
マリー「ふぇ……にしてもねー、マオって、どうして魔王と言われ始めたのかな……?」
そう問を投げかけると、少し考えた末にこんなことを言ってきた。
マオ(魔王の姿)「そうだね、最初は村の人たちから強すぎて迫害されたからなのかな」
マリー「そうなの?」
マオ(魔王の姿)「そうだとおもうけど……あの本にすべて書かれてるのかな」
マリー「そうかもよー?」
マオ(魔王の姿)「なら少し行ってみるか」
マリー「ミッ」
マオ(魔王の姿)「おっと、きつかったか?」
マオにがっちり腕でホールドされながら向かった。
マオ(魔王の姿)「あの本、見終わったか?」
クラウン「それがな……変なんだ、これ正史なのかって」
マオ(魔王の姿)「どれどれ……?」
じっくりと見ていたが、少し呆れ顔で言った。
マオ(魔王の姿)「これ人間に都合のいいこと書いてるね」
クラウン「そうだよね、実際これ書かれた時って、人間と魔族の溝が凄かったからね」
マオ(魔王の姿)「……人間はそういう生き物じゃ、自分より優れているものには軽蔑、自分より劣っているものには見下しするからの」
そしてマオは椅子に座った。
マオ(魔王の姿)「まず、この本の作者は誰なのじゃ?」
クラウン「たしか……前国王の側近だったような」
マオ(魔王の姿)「そうか、その時点で童話に近い存在の本だな、真実を教えてやろう」
マリー「……真実?」
マオ(魔王の姿)「マリーはこうやってなついているが、元々は周りにデーモンとかいたんだよ?」
マリー「そなのー?」
マオ(魔王の姿)「そうなのじゃ」
そしてマオの昔話が始まるのであった。
感想・レビュー・誤字報告あればできる限りよろしくお願いします!




