84話 魔王と言われた一人の少女
マリー「どうするの?マオは」
マオ(魔王の姿)「もう寝るのじゃ、おやすみのじゃー」
マリー「おやすみー」
さて、私は本をじっくり見ていくか。
マリー「……こんな本、どういう風に持ってきたんだろう?」
ドラゴンになって持ってきたのか……?
マリー「なんだこれ」
本のタイトルは、どうして魔王と呼ばれたのかというものだった、魔王って、マオの事だよね……でもこんなものがあるんだ?
マリー「……どういう内容なのかな」
本を開けてみたが、内容はなかった。
マリー「どうしてなのかな……?」
火であぶる……のは本に燃え移ったら火事になるからダメ、ならどうするんだ?
マリー「……変だな」
私は本を元の場所に戻し、自室に戻った。
マリー「ふふっ……すやっと寝てる」
私はその横に座った。
マリー「……明日もあの世界に行くのかな?」
私はそんなことを言って、ベッドに入った。
翌日。
マオ「おきろー」
マリー「ちっちゃくなってるよ?」
マオ(魔王の姿)「そうだったな……寝るとこの体じゃなくなるんだよな」
マリー「それで?またあの世界に行くの?」
マオ(魔王の姿)「そうじゃの……今度は変態コンビ+αを連れて行くかの」
そして私たちは部屋を出た、そこにはなぜか触手で胴上げされているグラシーがいた。
グラシー「ひん」
マリー「どうしたの……?」
エルメス「こいつぅ、寝てる間にくっついてきたからなぁ……」
どうやら酔っているようだ。
マリー「とりあえず、酔いを醒ませ」
グラシー「こいつお酒3杯ぐらい飲んでたんだよな……」
エルメス「私は女騎士と酒に弱いんだぁ」
マリー「自分の弱点暴露してるじゃん」
エルメス「そんなの……暴露するわけないじゃないの」
いやさっき暴露してたよね。
グラシー「とりあえず下ろせ―」
じたばたしているが、拘束が解けるはずもなく、面白いことになっていた。
エルメス「おわわわわわ」
バランスを崩し、エルメスが倒れた、その上にグラシーがのしかかってきた。
エルメス「ゲロォォォォオォォォ」
グラシー「ギャァァァァァ、ゲロがぁぁあぁ」
ゲロが廊下にびちゃびちゃとつく、一応ここ私の城なんだけどね。
マリー「あとで掃除ね、わかった?」
グラシー「はい……」
ベアトリス「何やってるのよ……」
そして朝飯を食べ始めた、二日酔いとゲロを吐かせた人は掃除だ。
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