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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 6章 力ありし人編

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76話 旅路

マリー「……そういえば、あの家破壊(マルタ)が住んでる地域って、何かないの?」

マオ(魔王の姿)「そうだな、王女に聞いてみるのも手だな」

背後からの家から陰キャの悲鳴が響き渡っているが、私は気にせずにその場を後にした。

マリー「ねぇ?」

ベアトリス「なんだぁ?」

なぜか知らないけど、プニちゃんをいじっていた。

マリー「あの家破壊(マルタ)が住んでる地域って何か別の建物あるの?」

ベアトリス「あー、あそこ行くのはやめた方がいいな、金せびられる」

マリー「そうか……なら森を散策するのは?」

ベアトリス「森か……散歩っていう事だよね?」

マリー「そうだね、もしかして歩きたいの?」

ベアトリス「最近になってわかったんだ、私、太ってきてるってね」

マリー「……ぷにぷになのか」

ベアトリス「うん、だから運動に行くぞー!」

マリー「おっけー、ならあのいつもののメンバー呼ぶ?」

ベアトリス「うん、呼んでおいて」

するとドアからエルメスが来た。

エルメス「聞いてたぞー」

マリー「どこから聞いてたのよ」

エルメス「上から」

マリー「えっ?上は……」

エルメス「私の触手少し張り巡らせてるからね、聞こえるのよ」

勝手に張り巡らせないでほしいな……

マリー「なら、グラシーを呼びに行こうかな」

私は地下室に向かった。

マリー「ここにいたんだ……」

グラシー「ほあぁ!?いつの間に!?」

本棚を見るとあの本とか無くなっていた。

マリー「……見ていたんだ」

グラシー「何の用事よ」

顔を赤くしながらこう問いを投げかけられた。

マリー「外にちょっと散歩にでも行こうかと誘おうとしたけど、見てるんだったら……」

グラシー「行くから!!!だから置いて行かないで!!」

おう、興奮するなよ。

マリー「出発なんだよー」

マオ(魔王の姿)「にしても、ここ歩くの初めてだな」

グラシー「……そういえば、魔王だった時、城から一歩も出なかったの?」

マオ(魔王の姿)「そうだな、あえて言うなら、動こうとしたら、側近に止められていたからな」

グラシー「どうしてなんだ?」

マオ(魔王の姿)「人間を魅力して帰ってくるからだ、どうしてなんだろうな」

そりゃあなたの美貌だったら、イケメンも陥落できちゃうよ。

マリー「そういえば、なんで私マオに抱かれてるのよ」

マオ(魔王の姿)「いいじゃないの、ただ何か抱いていると落ち着くのじゃ」

なにかを抱いてないと落ち着かないって……サキュバスかよ。

エルメス「……グラシー、何私の触手を見てるのよ」

グラシー「いや……何でもない」

エルメス「へぇ、後でその言葉が本当なのか、調べちゃうぞ」

グラシー「いいよ?ただその代わり私が本当のこと言ってたらアイスおごれよ!?」

こっちはこっちで楽しい会話をしていた。

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