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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 6章 力ありし人編

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74話 地下の研究室

私とマオは城に戻り、前々から気になっていた地下牢にあって、グラシーしか入ってなかった部屋に入ることにした。

マリー「……なんだ、ごっちゃごちゃな空間は……いったい何があったんだろう」

私は部屋の中を見てみた、そしてゴミ箱になにかぶっこまれてることに気が付いた。

マリー「なんだろ、これ」

ゴミ箱から出したのは、紙の切れ端だった。

マリー「……これ、復元しようかな」

私はきれている部分をつなぎ合わせた、そして出来上がったのは、私たちの相関図、そして首輪の作り方だった。

マリー「これ、まさかだけどね……」

背後で誰かが入ってきたらしい。

グラシー「マリー、あなただったのね」

マリー「ここで何をしていたんだ?」

グラシー「ばれてたか……ここ、研究室だね」

そう言いながら機材をガシャンとゴミ箱にたたきつけた。

グラシー「でも、この機材とか、その紙とか必要なくなっちゃったからね……」

マリー「どうして、私たちに首輪をつけようとしたの?」

グラシー「それ今聞いちゃう?」

そうして鎧を脱ぎ、シャツの姿で話し始めた。

グラシー「……どこから話していったらいいんだろう?」

マリー「雇い主の話からじゃない?」

グラシー「そうだな、雇い主は前王様、そして奴らの目的はワルプルギスを起こし、シモンと言う神とやらを復活させるっていうね」

マリー「……ワルプルギスって、どうして行われるの?」

グラシー「ああ、ワルプルギスを起こしたら、なにか一つ願いを叶えることができるんだ、その代わり、大勢が死ぬっていう奴だね」

そうしてグラシーはお茶を出してきた。

グラシー「私はな、アホの子アホの子とか言われているけど、本当は賢いの」

マリー「賢い人は賢いと言わないんだよ?」

その言葉が刺さったのか、グラシーは一瞬ピクッと動きを止めた。

グラシー「……それで、私は奴らの罠に嵌まって、首輪をつけられちゃったんだよね」

マリー「でも、今は首輪がないじゃないの」

グラシー「そうだな……人って、見た目や過去の経歴以外にあるんだな……」

そしてグラシーは地図を出した。

グラシー「よっこいしょっと、この地図わかる?」

出してきたのは、この大陸での空中を漂う魔力の量だった。

グラシー「ワルプルギスは魔力があればあるほど強く、それに強大な奴が出てくるんだよね」

マリー「これって、数年前の文献でしょ?」

図星のようだ、またピクッと動きが止まった。

マリー「グラシーは陰謀論者か何かなのか?」

グラシー「いや……陰謀論とかそういうのじゃないんだけどね」

そして私は部屋の本棚に、ここにあると変な本があった。

マリー「これって?」

グラシー「それは……見ちゃダメ!!!」

マリー「なんでよ」

そう言いつつも、開いた、そこには○○○(自主規制)○○○○(自主規制)の本があった。

グラシー「私の秘蔵の○○○(自主規制)がぁぁぁ」

マリー「へぇ……そういうフェチなんだ」

触手でチョメチョメされるプレイが好きなんだ……へぇ。

グラシー「やめてぇ」

そして私は本をそっと閉じ、本棚に戻した。

マリー「そういう……ふふっ」

グラシー「なに笑ってるのよ」

そして私は晩御飯をさっさとすまし、ぐっすり寝た。

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