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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 6章 力ありし人編

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73話 禁断の恋

マリー「つんつん……」

指でツンツンしても、起きない、死んだ?

マオ(魔王の姿)「寝たのかな……それとも気絶してるのかな」

マリー「……どうしようか」

マオ(魔王の姿)「陰キャ君、こいつにチューしてみてよ」

????「嫌ですよ……キスしてそのまま噛まれるんですよ?」

マリー「どうしてキスを強要するのかな」

マオ(魔王の姿)「ほらほら、目覚めのキスだぞぉ」

????「やめろぉぉ」

マオが陰キャの顔を押し、無理やりキスをさせようとしていた。

????「むぎゅぅぅ」

キスが原因なのだろうか、なぜかむくっと起き上がった。

吸血鬼「……フガァ」

マリー「あれ、これ少しまずくないか?」

徐々に体を巻いていた縄がちぎれ始めた。

マオ(魔王の姿)「……ブちぎれたか」

????「僕のせいじゃないですよ……!?」

そして体の縄がちぎれ、ゆっくりと陰キャの方に歩き出した。

????「ひぃぃぃごめんなさいぃぃぃ!!!!」

あ、これ死んだな。

マオ(魔王の姿)「……そういう」

すると吸血鬼は陰キャに抱き着き、体をスリスリし始めた。

????「ホギャァァァ」

マオ(魔王の姿)「どうやらその子はお前を好きになったらしいじゃの」

????「やめてくれぇ!!!」

吸血鬼「しゅき」

初めて声を出したが、こいつ、妹キャラなのか……!?

????「首元にぃぃぃ」

マリー「……食べる気はないらしいね、よかったじゃん」

????「よくないよぉぉ」

首元を舐めていた、相当好きになったんだな。

マリー「ほら、立って、これで大体の犯人分かったでしょ?」

????「そうだけど……すごい体が……」

ものすごくなついているが、どうして私以外の吸血鬼がいるの?

マリー「……名前、言えるかな?」

吸血鬼「私、マリア」

どうやら感情が出始めているようだ、そして、私の名前と似てるね……

マリー「そうか、私の名前はマリーって言うんだ」

マリア「んー?名前一緒!」

????「明日俺の家に来てくれ、多分落ち着いてると思うけど……」

マリー「おっけ、なら明日ねー」

マリア「ばいばーい」

なぜ、この世界に一人しかいない吸血鬼が、二人に増えてるの……?

マリー「さて、城に戻るか」

マオ「だね!」

マリー「ちっちゃくなってるね」

マオ(魔王の姿)「ふぅ、偶にちっちゃくなるな」

マリー「でも常時発動できるようになるのかな?」

マオ(魔王の姿)「おそらく、それに、()()()()になってる気がする、だからちょっと警戒しておかないと」

マオも少し感づいてるか。

マリー「まぁ、明日、あの陰キャのところに行くか」

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