68話 高嶺の花、開花
グラシー「誰かとめてぇぇ!!!!」
マルタ「大胆にスケルトン連れてきたな、あいつら強いんだよな……」
そういうと、めんどくさそうに武器を手に取った。
マルタ「……おいおい嘘だろ、数百体ぐらいいるじゃねーか、何やってんだ純潔の騎士さんよぉ……」
手に持ってる武器は鉾だ、単体では効果抜群だが、相手は数百体だ、私たちも加勢してもさばき切れるかどうかだな……
マリー「私たちも手伝おうか?」
マルタ「ああ、この数、俺様一人でさばききれねー」
マオ「いってらっしゃーい?」
そして私は家の前に立ち、スケルトンの数をあらためて見始めた。
マリー「これ500体ぐらいいるよね」
どんだけ引き寄せてるんだ……
マリー「……仕方ない、1体ずつ切っていくか。
マルタ「少し降りてこい」
マリー「どうかしたのか?」
なぜか武器を置き、私の足を掴んできた。
マルタ「こういう事をするんだよ!」
私を振り回し、スケルトンを一掃していった。
マルタ「……だめだ、酔った」
マリー「なら手を放しなさいよ」
その時、切っていたスケルトンがどんどん復活していった。
マリー「不死身なのか……?」
マルタ「まじか……ならどうやって倒せばいいんだ」
普段だったら切ったらそれで討伐できたのか……?
マリー「一応こいつらアンデッドだからな……不死身なんだろ。
エルメス「なんだ、苦戦してるのか」
マリー「そうなんだよ、手伝ってくれるの?」
エルメス「いや手伝っても、こいつら復活するんでしょ?」
マルタ「万事休すだな、聖水誰か持ってないか?」
エルメス「私悪の7柱ぞ?持ってるわけないよ」
マルタ「そうだったな……片手に持ってるのはなんだ?」
マオ「ふおー」
するとマオの体が、霧になり、どんどん大人の人の形に代わっていった。
エルメス「何よ!?これ!?魔王様ぁぁぁあ!!!!」
そして、霧がまとまった姿は、あの夢の狭間で見た、あの格好だった。
マオ(魔王の姿)「ここが、現世か、よきよき……と言いたいが、この体数分しか持たないのじゃ」
エルメス「……魔王様!!!」
マオ(魔王の姿)「やめろ、暑苦しい、さて、この骨どもをとりあえず葬ればいいのじゃ?」
マリー「……頼むよ」
エルメス「馬鹿野郎!?この方は……」
マオ(魔王の姿)「もうやめろ、こやつとは、ベストフレンドだからなのじゃ」
そして、マオは腕を回し、あの技を繰り出した。
マオ(魔王の姿)「黒き霧よ、汝の魂を狩り、御霊とあわせたまへ」
その言葉を発したとたん、周りに黒い霧が出始めた。
マルタ「なんだよこれ!?」
エルメス「とりあえず家の中に入っておいた方がいいな」
マリー「うん……あれ?」
マオ(魔王の姿)「逃がさないのじゃ」
私はなぜかマオに抱えられていた。
マリー「あれー?」
そして、霧が晴れたころには、マオは子供になっていて、スケルトンは跡形もなく消えていた。
マリー「……なんで服掴んでるんだろ?」
マオ「つかれた!」
マリー「……はいはい、だっこね」
そして家に戻っていった。これが言っていた顕現ってことなのか?
感想・レビュー・誤字報告あればできる限りよろしくお願いします!




