67話 共に背中を任せれる友
マルティネス「家はいっていいよー」
マルタ「だってさ」
マリー「だったら……入ろうか……」
マルタ「魔王様以外はだめだ」
エルメス「私でも?」
マルタ「ああ」
マルティネス「こーら、いじわるしないのー」
奥からマルティネスが現れて、こん棒で頭をコツンと叩いた。
マルタ「わかったよ……」
そして私たちは家の中に入っていった。
グラシー「凄い豪邸だね……」
マルタ「だろーすべて俺が作ったんだー」
マルティネス「私です」
そしてまたこん棒で頭をコツンと叩いた、それ調教棒なのか……?
マルタ「……それで、ここに来た本当の理由は、なんだ?」
マリー「最近変な噂話とか聞いたことある?」
マルタ「ここに来る奴は骨か泥しかいねーぞ?」
グラシー「スケルトンが来るんですね……」
マルタ「人間に対する執念が凄いんだよ、多分そこの王女は襲われるな」
ベアトリス「私?」
マルタ「そうそう、だから骨にされないように気を付けろよー」
骨にされないようにか……そんな狂暴なのか……?
グラシー「私は外をちょっと散策してくるわね」
エルメス「わかったよ……あーよしよし」
マオ「えへ」
マルタ「……魔王様なのかな、あれは」
椅子に座り、こんなことをぶつくさと言い始めた。
マルタ「もし魔王がいるんだったら勇者がいるっていう事だよね、基本的に勇者の家系でできるはずだが、討伐にこないな」
マリー「ああ、それなら、もういるぞ」
マルタ「……そいつって、イケメン?」
マリー「うん、イケメン、それに学び舎で教師をやってるんだよね」
マルタ「握手会やってないかな」
マリー「あなた、イケメンには目がないのね」
マルタ「それにしても、なんでそんな詳しいの?」
マリー「ん?育てた」
マルタ「……ハ?ハ?ハ?ハ?ハ?」
困惑をしているようだった。そりゃ頭バグるよね……生みの親と育てた人が違うって……
マルタ「生んだのはあなた?」
マリー「いや、違うよ?」
エルメス「私も最初そうなったよ……100点だ」
マルティネス「お茶もってきたよーあったかいよぉー」
奥からマルティネスがあったかいお茶を持ってきた。
エルメス「ありがと……悪の7柱でも関係なしに配るのね」
マルティネス「今更ですか……」
マルタ「……なら本当のおかんは誰なんだ……」
マオ「まま!」
マオちゃんが私に指をさしてきた。
マルタ「……すまん、レンガないか?」
マルティネス「板材なら」
マルタ「ありがと」
するとマルタは板材に向かって頭突きをしてそのまま気絶した……
マリー「これ大丈夫なの?」
マルティネス「放置してたら戻るので……私はそのままおいてますね」
マリー「外から何か音がするんだけど」
外を覗いたら、スケルトンに追われているグラシーがいた。
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