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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 5章 王国建国編

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53話 カチコミ

マリー「にしても、あの子、エルフだったな……そういう趣味なのか?」

私はそう思いつつ、城に戻っていった。

グラシー「どこに行ってたんだ?」

マリー「エルフの村の近くの学び舎だね……それがどうしたの?」

グラシー「それがな……ブランカがマオちゃんを連れて街中を走り回ってるんだ」

マリー「それってどういうことなの?」

グラシー「連れ戻そうとしてエルメスが街中走り回ってるんだ、すごい形相で」

街の人たちが怖がるじゃん……

マリー「それって止めることできるの?」

グラシー「私が止めようとしたら、エルメスに弾き飛ばされたんだよ」

なんなの?特急なの?

マリー「なら私が止めに行くけど……」

するとブランカが弾き飛ばされてきた。

マリー「よっと、窓ガラス割らせるかぁぁぁぁ!!!」

私は飛び上がり、ブランカをキャッチした。

ブランカ「あへぇ……」

マリー「あれ、マオちゃんがいない」

飛んできた方向を見ると、エルメスがマオちゃんを抱いていた、宝物みたいに。

グラシー「よかった……」

マリー「このまま街を破壊されたら困るものね」

ブランカ「もちもちがぁぁぁ」

マリー「あんたもちもち目当てでマオちゃん持っていったでしょ」

グラシー「もちもちなのか……」

するとエルメスが触手を伸ばし、こっちに来た。

エルメス「もう……何してたのよ、マオちゃんをもって」

ブランカ「遊びたかったもん」

マオ「高い高い楽しかったぁ」

当の被害者はご満悦だった。

マリー「楽しかったのかぁ」

すると爆発魔法が飛んできた。

マリー「何だろう、襲撃?」

グラシー「いやあれ見ろ」

マリー「んー?」

そこには捨て子がいた。

ナタリー「テメェ!!!秘密がばれたじゃねーか!!!」

マリー「爆発魔法使うのやめてくれぇえぇぇ!!!」




そして城は半壊、翌日、城の損傷した部分は新しくなった、ピッカピカだぞ!

マリー「ピッカピカだと何か気が落ち着かないな」

グラシー「そう?」

マリー「だって私の城はうす暗いじゃん……太陽光ちゃっかり入れてるのどうしてなの!?」

グラシー「知らないよ……」

ナタリー「えっと、先日の爆破、申し訳ございませんでした」

マリー「そしてなんで謝りに来てるのよ……いいわよ、その代わり城に向けて爆発魔法を使わないで?わかった?」

ナタリー「わかりました……」

いつかやらかしそうだな……こいつ……

エルメス「ほらー飛んでるぞー」

マオ「わほーい☆」

マリー「……もしあれが魔王だったら、どこで道を踏み外したんだろう?」

ベアトリス「風呂気持ちよかったぁ……なにそこイチャイチャしてるのよ」

マリー「あ、風呂あがりのホカホカリスだ」

ベアトリス「なにがホカホカリスよ、それで、マオちゃんがどこで道を踏み外したのかって?」

マリー「そうだね……」

城の中はすごく音が響く、もちろんイチャイチャしてる音も。

ベアトリス「見守っていったら、分かるはずだとは思うけど……」

マリー「だよね……」

ベアトリス「それと、ホカホカリス、撤回しなさいよ」

マリー「じゃ、ホカホカリスをもう一回風呂に連れて行きまーす」

私は真顔で言った。

ベアトリス「何よ!?何かの拷問!?」

マリー「冗談だよ……風呂行く人ー?」

マオ「はぁい」

満面の笑みでこっちに寄ってきた。

マリー「あっ……

           尊い」

ベアトリス「こりゃ元に戻るまで数時間かかるかもね、風呂は一人で入るか?」

マオ「ならいかなーい」

マリー「もどったぞ、じゃ行こうか」

マオ「風呂スキー!」

尊くて死んでしまったが、尊死から立ち直る術を手に入れたから実質0ダメージだ。

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