52話 学び舎
マリー「学び舎、行ってこようかな」
ブランカ「まぁ……勇者様の血統だからまともな授業やってるかも不思議なんだけど」
マリー「同じところじゃなかったの?」
ブランカ「厳密には同じ学び舎だけど習う種類が違うんだけどね……いろいろと迷惑かけててその対応の先生が先生なのね」
マリー「相当問題児だったんだね」
ブランカ「そんなことないよ、心柱を破壊して格闘科の部屋ごと壊したことあったけど……」
マリー「問題児過ぎない?」
ブランカ「大丈夫だよ、魔法科なんて、四六時中爆発してて村の外に学び舎移転させられたんだよ?」
マリー「あなたの普通と私の普通、ずれてるね……」
ブランカ「ずれてるのかなぁ」
マリー「それじゃ、私、その学び舎に行ってくるよ」
私は飛んでエルフの村にある学び舎に向かった。
マリー「にしても人間がエルフの村に行くって、なかなかだな……」
ここならエルフの村に近いし、宿作ろうかな……?
マリー「おっと、なんだこのやばい気持ち」
真正面で大爆発が起こった。
マリー「これかよぉぉぉぉ!!!」
私は爆発の一歩手前で止まった。
下を見ると捨て子がいた。
マリー「何やってるんだ……」
ナタリー「また爆発させちゃったのか……魔力管理しっかりしろよ」
子供「はぁい……」
子供は半泣きだった。
マリー「墜落したと思わせようかな」
私は自由落下で捨て子の真正面に墜落しようとした。
ナタリー「……何か落ちてくるな」
私の落下地点にナタリーがいた。
ナタリー「って俺かぁぁぁぁ!!!!」
そしてナタリーは下半身地面に埋まった。
子供「せんせー?」
マリー「……爆発魔法、いいね」
ナタリー「どいてくれないか?」
マリー「はいはい、でもあれ爆発魔法じゃない?」
私はそう言いつつ、ナタリーを掘り返した。
ナタリー「そうだけどな……あんな魔法見たか?」
マリー「いや、私も見たことないんだけどな……」
子供「この人だれー?」
ナタリー「ああ、通りすがりの吸血」
マリー「この子前まで捨て子だったんだよー?」
子供「すてご?」
ナタリー「バァァアアアァァ!?!?!?」
見たことのない取り乱し、それだけ隠していたのか?
マリー「じゃ、魔法の特訓がんばってよー」
私は飛び立とうと思ったら、腕を掴まれた。
ナタリー「ハァ……ハァ……なら爆発魔法の手本、見せてよな」
マリー「……いいけど?」
私は飛び上がり、まるで花火のように爆発をした。
ナタリー「やっぱり、勝てないや」
子供「はなびだー」
マリー「でしょ?なら頑張りなさいよー」
私はそう言い残し、飛び去った。




