54話 しゃわしゃわしゃわー
わたしとマオちゃんは最近街に風呂屋ができたらしいが、店員が誰だがわからないんだよな……
マリー「おじゃまー」
私は風呂屋に入った、そこにはカミラがいた。
カミラ「いらっしゃーい」
マリー「なんであなたがここにいるのよ」
カミラ「ここに街が出来るっていうなら、商売やってみないとな、何か食うものない?」
マリー「今は持ってないな」
カミラ「そうか、なら何かおごってくれよ」
マリー「あいにく持ち合わせがないんだよね」
それを聞いたカミラはすこししょぼくれた。
マオ「このひとだれー?」
マリー「そういえば、この子の紹介したっけ」
カミラ「ん~?って魔王様!?」
驚いてから何故かマオちゃんに土下座をした。
マオ「むふー」
マリー「やっぱりそうなるんだ……」
カミラ「それって……?」
マリー「エマにも見せたんだけどね……、一言一句同じこと言ってたね」
カミラ「同じなのかな……それでいつ復活したの?」
マリー「多分だけど、魔重石がいっぱい集まって復活したのかなって」
マオ「そなのー?」
マリー「私の仮説なんだけどね」
カミラ「まぁ、完全に復活したら、連絡お願いね」
マリー「ああ、わかったよ」
そして私とマオちゃんは風呂に入ろうとした。
マリー「体洗おうねー」
マオ「あわあわだー」
マリー「あわあわだねー」
マオ「あわまずーい」
泡を食べたらしい、そしてまずいらしい。
マリー「ぺってしなさい、ぺっ!」
マオ「お水ガバガバババ」
マリー「シャワーの水を飲まないの……」
まだ風呂には入るのが早かったのかな……?
マリー「にしても、これが親の感覚……」
親になるのも、いいなぁ……
マオ「体洗った!じゃぼーん」
マリー「泡流しなさーい」
マオ「わー」
泡を付けたまま入ろうとしたが、私が阻止してやった。
マオ「はなせー」
マリー「はいはい、シャワーで泡を流してからねー」
マオ「しゃわしゃわしゃわーごしごしごしー」
まるで小動物を飼育しているかのようだった。
マリー「はい、これで風呂入ろうねー」
マオ「はーい」
入り口からブランカが入ってきた。
ブランカ「ふぅ……この近くの魔物すごい強いな……」
マリー「おっと、ブランカじゃんか」
ブランカ「あの変人コンビも入ってこようとしてたよー?」
マリー「変人コンビ……?」
グラシー「ここが新しい風呂場か……なんでここにいるのよ」
マリー「最初にいたんだよね……」
エルメス「きれいだね……公共の場だからイチャイチャはできないね」
マオ「わほー」
マリー「こら、飛び込まないの」
私はマオちゃんを持ち上げた、当の本人は持ち上げたことを知らずに全速前進していた。




