48話 建築士のエルフ
マリー「エルフってたしか筋肉なかったよな……それと前エルフの森行ったときはいつごろだっけな……」
私は独り言を言いながらエルフの村に向かった。
マリー「……変わってないのね」
エルフ「数十年ぶりですね、オークから村を守った人よ」
マリー「一応吸血鬼なんだけどね……」
エルフ「それで何の御用で?」
マリー「ここに木造建築できる人っています?」
エルフ「木造建築ですか……この村にはごく少数いますが……ボルケーノ・スパに木造建築が得意な龍人族いると聞いたことがあるんですよ」
マリー「そうなのね……そこって火山帯でしょ?」
そう、ボルケーノ・スパは火山帯のド真ん中にある街だ、木造建築は合わない気がするけど……
エルフ「そうですね…」
すると奥からTHE・職人の面をしたエルフが来た。
エルフ「……どうしたんです?バンガ」
バンガ「木造建築っていうワード聞こえたから来てやったんだけどな……」
地獄耳の人が来てしまった。
マリー「この人が……木造建築が得意なのかな」
バンガ「ああ、そうだ、それでどこに建築をするんだ?」
マリー「新しい街を作ろうとしてるんだけどね……」
バンガ「新しい街か、ホーリーナイトの奴らには言っているのか?」
マリー「ああ、そのことなんだけど、オッケーって言ってたね」
バンガ「なら行こうか……」
エルフ「えっ……ええぇぇぇ????」
エルフは少し困惑していたが。バンガっていう人は気になることに首を突っ込みたくなるのかな。
マリー「ここに街とかを作ろうとしてるんだ」
バンガ「ここって……吸血鬼がいるんだろ?ばれたら血を吸いに来るのだろう?」
マリー「え?その吸血鬼がここにいるってのに?」
バンガ「えっ……でも日が出てるのに……あれ」
マリー「なぜかこの体になっちゃったのよね」
バンガ「まぁそれはいいか、とりあえず木材を加工する施設がいるな……」
その時城からベアトリスが出てきた。
バンガ「……おいおい冗談じゃないよな」
ベアトリス「あー建築士だー」
マリー「ここに木材を加工するのを建てるんだけどね……」
ベアトリス「にしても屈強なエルフだねー」
バンガ「そうですかね……」
そうして簡単な小屋が作られた。
バンガ「これで必要な機材を運び込むだけだな」
マリー「持ってくるよ」
バンガ「えっと、のこぎりと釘、あとは槌を持ってきてくれ」
マリー「わかったよー」
そして私はエルフの村に向かい、のこぎりと釘と槌を持ってきた。
マリー「こんなもので建てれるのかしら……」
バンガ「これで大丈夫なんだよ……ここに斧ないんだろう?」
マリー「だね……」
バンガ「なら王女さん、斧かチェンソー持ってきてくれ」
ベアトリス「斧はありそうだけど……チェンソーあったかな」
そうブツブツ呟いていたベアトリスは王国にテレポートしたらしい。
マリー「戻るまで暇するか……」
私たちはベアトリスが戻るまで談話をし始めた。
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