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{完結済み}{累計1万PV THX!}温室育ちのヴァンパイアの子育て奮闘記  作者: 猫こんた
chapter1 3章 S級認定選抜試験編

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32話 暴食と自制

マリー「そういえば、寝てた子って……起きた?」

グリーン「はい、起きましたよ、それと客人が来てるので、一緒にいさせてます」

マリー「ちょっとまって、その人って……歯がギザギザの……?」

グリーン「そうですが……」

マリー「絶対カミラじゃんか……大丈夫?食料足りそう?」

グリーン「はい、1日おきに来るので全然足りますね」

マリー「ベアトリスが1日おきに運んでって言ってるんだな……」

カミラ「マダマダマダマダ!?!?!?」

グリーン「まだだよー」

マリー「ほんとにいたんだ」

グリーン「そうなんですよ」

カミラ「食べていい?」

グリーン「これで食ったら口の中パサパサになるでしょうが!!!」

マリー「……すごいママ味を感じる……おぎゃ……」

グリーン「あらあら」

カミラ「赤ちゃんになってる……おいしそ」

マリー「133歳の威厳を失う勢いだったな」

そして食卓に並んだのは、鳥の唐揚げだった。

カミラ「おいしそ……いただきまーす!」

グラシー「ものすごく多くないか……?」

マリー「これだけ食べるのよ……この子は」

エルメス「私でもこの量は……」

グリーン「仕方ないでしょ、カミラは大食いなのだから」

エルメス「大食いの域超えてるのよ!?」

マリー「これ美味いな……下処理とかきちんとやってるんだ……」

カミラ「にしてもねー、エミリーだいじょうぶー?」

エミリー「大丈夫ですけど……」

すると手の甲を見ながら、こう話した。

エミリー「あの手のひら、元国王様だったのです」

マリー「元国王って……」

ベアトリス「おそらく私の前の代だね」

エミリー「正直、ベアトリスさんが王女様になるなんて……思わなかったのです」

マリー「あれは……私にはわからないな……」

グラシー「勇者様が無理やりベアトリスを王女に仕立て上げたからな……なんとも言えないな」

マリー「それはそうとして、国王今生きてるって……おかしくない?」

エルメス「魔族でない限り、人間は長生きできないぞ」

ベアトリス「私は……?」

エルメス「事故で不死身になったんだろう?そんなイレギュラーはカウントしてないな」

エミリー「ドックフード用意できます?」

グリーン「できるけど……何がいるの?」

エミリー「新鮮なお肉と……牛乳です」

グリーン「はいはい、それ犬の数やらないと駄目?」

エミリー「いえ、元々は1匹だけなので……」

マリー「首輪は……元国王につけられたって感じか」

エミリー「はい、そうなのです」

エルメス「エマのところに行ってみるか」

エミリー「あの……激おこぷんぷん丸ですか?」

エルメス「どんなあだ名なのよ……」

エミリー「あの激おこぷんぷん丸がそう言えって……」

エルメス「公認なのかよ!?なら行くぞー」

マリー「ご飯を食ってからにしなさい……」

ベアトリス「激おこ……ぷんぷん丸……」

そう呟くと、少し笑いだした。

カミラ「ごちそうさまー」

グリーン「満腹か?」

カミラ「だねー」

マリー「エマのところに行ってもいいな……」

私たちは徒歩でエマの場所に行った。

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