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親ガチャ転生~毎回親に殺されるので転生を拒否したら、異世界の女神様から産まれました~  作者: 里見みさと
第2章 異世界の女神様

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8 回せ、300連ガチャ!

でっけえガ●ャポンを前に、女神様が説明を始めた。


「まずは一度試してみましょうか。白紙の個人識別カードを渡しますね。はい。まだ名前は書かなくて大丈夫ですよー。カードの表面の両側にくぼみがあるのはわかるかな?そこに両手の指を置いてね。左側には小さな針が出てるからちょっとチクッとするかも?」


「…こうですか?」


私は言われた通り両手の親指をくぼみに添えた。まるで名刺交換みたいだ。

すると、右手の親指がムズムズして何か吸われたような気がした。

逆に針のある左手の方は何も感じない?


「む?何だか右手の親指がムズムズします!左手は何も感じない…かな?」


「うん、それは右手から魔力を登録出来た証拠だよ。左手側からは血を登録するんだけど、リンカは幽霊だから血は出ないよね。クローンは私と同じDNAだから私の血を使うよ。…えいっ!」


女神様が気合を入れると、目の前に血液入りの試験管とスポイトが現れた。

どういう原理なのかは不明だ。


「普通は指先を針で刺して血を一滴取るだけなんだけど、流石に100回も針をぶっ刺すのは嫌だからね~。スポイトで左のくぼみに垂らす感じで、おk?」


「はい、やってみます……」


おそるおそる、女神様の貴重な血液を一滴だけ左のくぼみに垂らすと、出ていた針が引っ込んだ。実は危ないと思ってたんだよね。

それと同時にカードが輝き、白色から黄金色に変化した!


「はい、よくできました!無事【個人識別カード】が完成しましたね。これが5歳の【洗礼の儀】で最初にやることです」


「おおー、ゴールドカードだ!これが身分証になるんですね?」


「はい、肌身離さず持ち歩くものになりますね。街の出入りやギルド登録などに使用します。そしてこの世界では、5歳・10歳・15歳の合計3回、

女神フィーレア(わたし)からギフトが贈られますが、その履歴もカードに登録され、ステータスとの照合が行われるんですね」


「ギフト!何が貰えるんでしょうか?オラわくわくすっぞ♪」


「便利な道具や各魔法の適性、剣の適性、盾の適性のいずれかですね。ガチャだから何が出るかわからないから面白いの。確率は低いけど3回続けて同じものが出ることもあるわ。景品表があるから渡しておくわね」


女神様から一枚の紙を受け取った。


「どれどれ……?ᚵᚪᚳᚺᚪᚴᛖᛁᚺᛁᚾᚺᚤᛟᚢ??…先生!全く読めませんっ!」


「頭が良いリンカでもさすがに異世界語は解らないよね。ちょっと待ってて、今から【言語理解スキル】を付与するから。喝っ!」


女神様が喝を入れると、紙面の読めなかった文字の上に、まるでルビを振ったように日本語が浮かび上がったではないか!


「よ、読める、読めるぞーーーっ!すごいっ」


-----------------------------------

・・・・ガチャ景品表・・・・


・特賞 鑑定眼鏡    1%

・1等 魔法の袋    4%

・2等 光属性の適性  5%

・3等 火属性の適性 15%

・3等 水属性の適性 15%

・3等 風属性の適性 15%

・3等 土属性の適性 15%

・3等 盾の適性   15%

・3等 剣の適性   15%

-----------------------------------


「ハズレはないから安心してね。景品の説明はあとでするとして、まずは回してみよっか!カードをスロットに入れて、ハンドルを回すの。…はい出ましたね!」


説明通りにハンドルをガチャっと回す。でかいから大変だ。

出てきたカプセルを開けてみると、炎のような紋章?が描かれた紙が出た。


「これは3等の【火属性の適性】ね。レアじゃなくて残念だけど、火の魔法が使えるようになるよ、あと耐性もつくから火傷に強くなるの」


「火魔法かぁ!いいねいいねー♪メ●・メラ●・メ●ゾーマ!」


「はいはい、呪文違うから出ないよ~?それよりスロットからカードを抜いてみて。カードの下側に3つの枠があるのはわかるかな?」


「…あっ!一番左の枠に炎の紋章が追加されてる!」


「はい、これで5歳の【洗礼の儀】は終了です。続けて10歳と15歳の分を回そうか!」


言われた通りカードを挿入し、続けて2回転するとカプセルが2個出てきた!


「えーと、剣の紋章と……水の紋章かな?」


抜きだしたカードには、火に加えて、剣と水の紋章が刻まれていた。


「この3つですか、面白い組み合わせですね!剣で切ったり、魔法を単発で打つよりも、剣に火を纏ったフレイムソードの方がダメージが多くなるの。あと、火と水はお互いを打ち消しちゃって相性が悪いんだけど、巧く合わさると強大な水蒸気爆発が起こるから使うときは要注意ね!」


「ふぉおおー、他の属性の組み合わせも見てみたいです!」


「そういうことなら、良かったね~!これをあと100枚やるからね☆」


「へ?」



私は必死に100枚の白紙のカードに魔力を込めて、スポイトで女神様の血を吸わせ続けた。

カード作成が終わるのに1時間かかったよーん。つかれたびーー!



「リンカ、この巨大ガ●ャポンで一気にガチャするよ!カード100枚挿入っ!レッツ300連ガチャ!」


「がってん!うぉりゃあーーーっ!」


私は、巨大なガチャのつまみを回した!

雪崩のように沸いて出てくる300個のカプセルに、現場は一時パニックに陥ることになった。




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