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親ガチャ転生~毎回親に殺されるので転生を拒否したら、異世界の女神様から産まれました~  作者: 里見みさと
第2章 異世界の女神様

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7/17

7 巨大なガ●ャポン装置

試験管の中ですくすく育つ胎児。文字通り【試験管ベビー】だ。

体外受精の技術が世に出た1980年代、試験管で育つわけでもないのにそう呼ばれていたんだよね。

ちょうど4度目の人生の頃だ。

私も子を宿して、そして腹の子共々殺されたんだ……。


小さいながらも懸命に鼓動を刻む姿を見て、今更だけど自身の罪深さを知った。


「ごめん…ごめんね……私の赤ちゃん……」


涙が止まらなくなった私を、女神様が優しく抱きしめてくれた。

私よりずっと小柄で、お胸も小さいけれど、全てを包み込むようなその暖かさは、まるで……


「お母さん……」


自然に出てしまった言葉だった。


「リンカ、駄目よ?あなたが私を()だと認めたら、呪いが発動しちゃうじゃない。私はあなたを殺すなんて絶対嫌なんだからね!」


「うわぁーん……」


………


しばらくの間泣き続け、落ち着いたあとめっちゃ恥ずかしくなった。

女神様はニヤニヤしてるし。ちくせう。



「よし、培養液注入と温度管理は自動で行われるから完璧よ。あとは完全に育つまで10日ほどかしらね」


「早っ!」


「神様だけの特権で時空系の魔法を使ってるんだ。リンカには無理だからね!」


「時空系魔法ってタイムトラベルも出来るの?ねえドク!1.21ジゴワット出せるの?」


「誰がドクじゃ!守秘義務があるから答えられませんっ」


「ちぇっ…」


「腐ってる暇はないよー!10日の間に、リンカには100回転生してもらいます!」


「えーっ?転生したくないって言ったよね?」


「大丈夫大丈夫、100枚個人識別カードを作成するだけの簡単なお仕事ですからっ」


「なんですか、その闇バイト的な表現は!」


「うふふふ、いいものもらえるんだからいいじゃない♪レッツガ●ャガチャ!」



女神様が指パッチンで出現させたもの、それはまさしく【巨大なガ●ャポン装置】だったのだ。





申し訳ありません、特許のある商品名を書いてしまいました。

訂正しましたのでお許しくださいませ。


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