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親ガチャ転生~毎回親に殺されるので転生を拒否したら、異世界の女神様から産まれました~  作者: 里見みさと
第2章 異世界の女神様

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5 真っ白な部屋で目が覚めた


「…う~ん?……ほえぇーーー!」


目が覚めると、見渡す限り真っ白な部屋だった。

あ、あれか?ラノベでよく見るやつだ!

そして、ばばーん!と神様が登場するんだよね?

わくわく!


………………

………


「……って、来ないんか~い!」


とりあえず何もない部屋で独りぼっちだ。…怖い。トラウマなのよね。

私は転生のプロのつもりだったけど、こんな状況は初めてだ。

これまでは、目が覚めると違う親元に赤ちゃんとして産まれていたんだけどな?


体と記憶は長谷川凛花(わたし)のもので間違いない。

足はあるし、体が透けてるわけでもないし…?


私、本当に死んでるの?

心臓に手を当ててみるも鼓動はない。


「お前はもう死んでいる、なんつって…」




ノリツッコミしながらぼんやりしていると、近くの床が光り魔法陣が出現した。

眩い光の中、魔法陣から出てきたのは、くるくるパーマにヒョウ柄のTシャツ、ぴちぴちの黒パンツを穿いた、典型的な【大阪のおばちゃん】そのものだった。


「んあ?もう目ぇ覚めてん?悪いねぇ、ちいと地球の大阪っつ~所に行っとったんや。地球とこっちじゃ時間の流れが違うさかい、5分だけのつもりが8時間も経ってんねん!いやーまいったまいった。わははは!

お嬢ちゃん、難儀やったなぁ?おばちゃん可哀そうやったからつい連れて来てもうてん。

あ、お腹空いてへん?飴ちゃん食べる~?たこ焼きもあるでぇー」


おばちゃんが指をパチンと鳴らすと、一瞬でテーブルセットが現れ、優雅なティータイムが始まったのである。お茶請けがたこ焼きだけどな。



「ほな、自己紹介しとこか…、その前に関西弁やめるね。地球の方言は難しいわぁ…。あらためまして、私はここ【ハーケールン】の女神【フィーレア】です。よろしくね☆」


(女神様だったんかーーーい!)


「こ、こちらこそよろしくお願いします。長谷川凛花と申します、リンカと呼んでください。あの、ここは異世界で合ってますか?」


「はい、異世界ですよ~!あのままだとまたすぐに地球のポンコツ神が親ガチャしちゃうでしょ?可哀想だから連れてきちゃったの」


「ま、また次も親に殺されるパターンだったんですかね?助かりました」


「そうなの。リンカの固有スキルが特殊すぎてね。あ、ちょっとステータス開いてみて」


「固有すきる?すてーたす?小説では読んだことがあるんですが、どうしたら良いのでしょうか?」


「あ、そっか!地球の大気には魔素が含まれなかったわね。ステータスの開き方を知らなくて当然か!大丈夫、この世界には魔素があるから『ステータスオープン』と唱えれば開くはずよ」


「わかりました、やってみます!す、『ステータスオープン』っ!」


すると、いきなり目の前に半透明の画面が現れた!



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


○【 名 前 】 長谷川凛花

 【 年 齢 】 18

 【 種 族 】 人族

 【 レベル 】 1

■【 H P 】  0/18

■【 M P 】 99/99

 【 体 力 】 18

 【 魔 力 】 99

 【 攻撃力 】 18

 【 防御力 】 18

 【 素早さ 】 18

 【 知 力 】 999

 【 幸 運 】 9

■【固有スキル】 瞬間記憶(常時発動)

■【 呪 縛 】 親に殺される運命(回避不能)

■【 スキル 】 か●はめ波 


※左の■は隠蔽印です。他者からの【鑑定】では見えません。

チェックは任意で変更できます。

○は個人識別に使用するため隠蔽不可です。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



「す、すごい!異世界もののアニメで観たようなやつだ!ち、ちょっと内容がツッコミどころ多すぎるんですけど…」


「上手に開けましたね。何か質問はあります?」


「か、か●はめ波!」


「それね。前に地球から連れてきた子も、そのスキル持ってたのよねぇ。流行ってるのかしら?」


「はい!昭和後期を生きてた子なら多分みんなやってます!てか、打てるんですかっ!!」


「ふふ、魔素があるからイケると思うわ。やってみる?」


「はい!」


『かー●ーーはーーーめーーーー、波-----っっ!』


私は躊躇なく例の構えをとり、水平にぶっ放した!

でかい気の弾が轟音と共に発射され、白い空間を貫いた!


「やったー!出た!夢にまで見た、か●はめ波っ(泣)うおーMPがゼロになったあぁ!」


「す、すごい威力だったわね(結界張ってて良かったわ…)それにしても泣くほど嬉しいの?」


「はいっ!4度目の人生で師匠と共に日々研鑽をつんでましたっ!師匠ーー、私やったよぉっ!」


「リンカ、その男の事恨んでないの?妊娠させられたのよね?」


「いえ。合意の上でしたから。赤ちゃんが出来たことは私の責任でもあります」


「そう…、リンカがそれでいいならもう何も言わないわ。しかし、地球神の親ガチャシステムは駄目ね!行為中の男女がいたら、とりあえずガチャ回そうぜ!みたいな奴なのよ」


「あー、それは結果が目に見えるようですね。貧困層や弱者ばかり妊娠・出産率が高いのはそのせいか。知識と金があれば妊娠・出産はある程度防げるもん」


「そゆこと。それより固有スキルよ!リンカが前世の記憶を持っている理由!瞬間記憶が常時発動してたから魂を洗浄しても記憶が抜けなかったのねぇ。納得がいったわ」


「やけに物覚えがいいと思っていたけど、スキルだったとは…」


「呪縛の方も相当厄介ねぇ。赤ちゃんとして産まれれば必ず親がいるもの。で、いつか殺されてしまうなんて。キツイ事言うけれど、人は誰でも、100回は転生するノルマがあるの。…ねえリンカ、こっちの世界で生きて行く気はない?私がなんとかするわ!」


「の、ノルマがあるんですかっ?私このまま消えてもいいと思ってたのに…」


「勝手に魂を消せないのが神界の決まりなのよ。普通なら記憶が消せるから楽なんだけど、リンカの固有スキルは厄介だわ…」


「わかりました。女神様にお任せします!や、優しくしてくださいね?」


「ふっふっふ」


「め、女神様っ、お顔が怖いです~!」



どうやら私は、この異世界【ハーケールン】で暮らすことになりそうです。




読んでくれた皆さま、ありがとうございます。

活動報告にも書いたのですが、帯状疱疹になっちまいまして。

左側の顔面と目に症状が出て、現在片目が上手く開けられない状況です。

とほほ…


暫くお休みしますが、必ず続きを書きますので。

今後ともよろしくお願いいたします。


3/6 追記

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