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ふぃーあうんとどらいしひ 様子のおかしいエルフたち

Vierunddreißig―――Die Seltsame Elfen

ゲームにログインすると、望乃とリリィが何かと戦っていた。


No078 サンドワーム 土属性

Vermisarenae Vermisarenae

貧毛綱サンドワーム目サンドワーム科サンドワーム属

砂の中に潜り、陸上の生物を丸呑みする、大きいミミズみたいな生物。

生息地:砂漠



こいつの顔見たことあるな……なんだっけ……。


……ああ、フ○フルか。モ○ハンの。



……そんなのが、大量にいた。気持ち悪い……。

○茎(ち○ちん)が大量に……。



僕は気持ち悪さを覚えて、二人を引っ張って逃げ出した。辺りを見回すと、近くに村があり、僕らはそこまで逃げるのだった。



◇



……入った村には活気がなく、ちらほらと見かけるエルフのような人達も様子がおかしい。

村のあちこちに蜘蛛の巣が張ってあり、全体的に廃れた雰囲気がある……。



……入って少しすると、黒い髪と青色の瞳をした、胸が大きいエルフがこちらを振り向き、近づいてきた。

砂漠に住んでいると思えない明るい肌をしているのだが……。


白いトーガを着て、身体中に白い糸が絡まっている。

よだれは垂れているし、歩き方もおぼつかない。



『旅人サんデすか。ヨウこソ、ふィふト村ヘ、歓迎しマス』



……エルフはトーガの横側からナニがとは言わないが見え……いや、ポロリ……はしてないか……いや、出てない?


え、えーっと、これを言えば確実にR-18となってしまうような所がチラチラと見えている。


え? どこかって? ……少しぼかして言うよ?

僕の好きな部位の先端だよ。

これ以上は言わないよ恥ずかしいしBANされる……!



『コこは、いイ場所デすヨ。ぜヒ休メてイっテくだサイね。案内イタしまス』



そのエルフに案内される。

周りを見ても動きのおかしいエルフしかいない。

また全員、白い糸が体に纏わりついている。



『コこハ、武器屋デす。強い武器ヲ作っテくレるデシょう。……アチらは雑貨屋でス。様々ナあイテむヲ買うコとがデきマスよ』



エルフに村の施設を紹介されるが、不気味なほどの活気の無さと糸の事が気になって話が入ってこない。



『……でハ、私ハ用事がアリますノで』



エルフはそう言ってどこかへと向かった。

倒れそうな歩き方で不安になる。



「……なんか、変じゃない? 何で体に糸が……」

「……そういうフェチズムなんじゃない?」

「特殊性癖が多い……」

「そんなわけありますか……。おかしいですよ」



……まぁ特殊性癖ではあるけど、舌長複眼異色粘膜ふ【自主規制】貧乳娘のス【自主規制】NTR陵辱モノよりは数段マシか。


……いや字面見るとえげつないな……先輩が作ろうとしてたやつ。最早誰の性癖に刺さるものなんだよこれ。貧乳娘以外は人を選びすぎないかな……。



村の中を彷徨うと、水かきの付いた、大きな目をした小さなトカゲのようなモンスターが現れた。

糸が絡まってないので無関係のモンスターだろう。



No123 チフキヤモリ 無属性

Pachydactylus platyrhinos

爬虫綱有鱗目ヤモリ科フトユビヤモリ属

天敵の生物が近づいた時に目から血を発射して追い払うヤモリ。目が大きく、強い光を喰らうと目から血を乱射し始める。



『ギシャーッ!』

「……血を発射かぁ……血……なら……」



僕はシアを出した。血から連想しただけである。

……そういや吸血鬼だなこいつ。

なんかスライムの印象の方が強いな……。



『ギシャーッ!』

『!? 血が飛んできた……ま、マスター? トカゲの血なんか飲みたくないよ?』

「……まぁ、血といえばで何となく出しただけなんだけどね」

『え……うん……付いたやつを舐めただけでも分かる……。こいつの血不味い……鉄みたいな臭いするし……おらっ』



シアに蹴られてトカゲは死んだ。この人でなし!

……よわい。



「シア、鉄みたいな臭いとか言うなら吸血鬼向いてないよ……? カブトガニの血とか飲んだら?」

『もっと嫌だぁ……オレは根っからのスライムぅ……』



シアは溶け始めた。……地面に染み込み始めてる!

もしかしてスライムって砂漠にいたら死ぬ!?



『……うあ!? あ、危なかった……』



シアは完全に沈む前に人型に戻った。



その頃、先程のエルフがこちらに向かってきていた。

やはり歩き方がおかしい。



『旅人サん、少しコちらニ来てクレまセンか』



……エルフに着いていくと、とある建物に着いた。

周りと比べて特異な点は無さそうに見えるが……。



『……ナぜ、コノ家ノ壁がコんナニ変色シてイるのデショうカ……知りマせンカ』



エルフが手を向けた先には、周りと比べ色が濃く、少し抉れた壁があった。



「白兎くん!? 後ろに……っ!」

「なっ……」

『あばっばばば……あばば……あわぁ〜』



No172 ホロフェルニゲシュ 闇属性

Mythologiadraco corvus 烏黒龍

爬虫綱六足龍目西洋龍科伝承龍属 Hollófernyiges

黒く怪力なドラゴン。住んだ地の絶対的な王者。

馬を嫌っているという……。

生息地:不明



真っ黒で、まさに正統派といったドラゴンがいた。

エルフ達と同じように、白い糸が絡まっている。


シアは泡を吹いて溶けながら気絶した。

セヤナーみたいな形になっている。


……待ってまた地面に染み込んでる! 



ドラゴンは突進してくると、武器屋の建物は全壊し、ドラゴンは少しふらついた。

あとシアは砂だらけで地面から出てきた。



「何か変だって……ら、ライ! 出てきて!」

『あっつい……え……? また……』



ライを出し、ドラゴンを見る。

よく見ると、ドラゴンの目は開いていないし寝息のような音も聞こえる。



ドラゴンは飛び始め、地面に勢いよく落ちた。

その衝撃で僕らは怯み、ドラゴンの糸も緩んだ。



「糸が……!?」

『う、うわぁっ!?』

『ゑ?』



ドラゴンの体から糸が外れていき、ドラゴンは倒れた。



……しかし、その外れた糸はライとシアに襲いかかった。



糸はライの体に巻きついていき、ライは意識を失ったように頭をだらんと下げ、ふらつき始めた。口を開け、よだれを垂らしている。エ駄死!

……シアは糸に襲われてぶった切られた。一瞬で治っていたが……。



「……ら、ライ?」

『……マジックドレイン』

「な……っ!?」

『ら、ライ!?』



ライは僕に向かって魔法を放ってきた。



◇◇



一方その頃。リシアも村に来ていた……らしいのだが、スイを出して歩いていたら、いつの間にか見失っていたのだとか。



「……何なのですこの村は……村中が蜘蛛の巣まみれなのです……。何なのです……」

:蜘蛛か……あっアイツか……

:蜘蛛のモンスターがいるの?

:ああ……うん……めんどくさいやつが

:↑↑だいたい蜘蛛版のア○ラル・カみたいなやつ

:↑キュィアアアアアア!!!

:↑てーてーてーててててー(英○の証)

:↑↑狩らなきゃ(使命感)



先程会った黒髪のエルフも、歩き方が変で、体中に糸が絡まっていたという。

……リシアはとても警戒していた。



「あれは……ドラゴン? 何で村の中にドラゴンがいるなのです……!?」

:ア○ラル・ネ○トかなるほど

:↑糸の部分叩かなきゃ(使命感)

:↑↑こんな小さくねぇよ(マジレス)



リシアの見た先……村の中央部にドラゴンがいた。


リシアはそれを不思議に思い、そこへと近づいていく。……すると、聞き覚えのある声を聞いた。



「な、何で……ライ……それに……スイ……!?」

「!? あ、あの声は……」

:リスカロリだ!

:リスカちゃんだ!

:↑ゆきうさぎちゃんって呼んであげようね!?

:↑リスカちゃんのことゆきうさぎって言うのやめなよ!

:リスカちゃん人気だなぁ……



リシアは急いでドラゴンのいる場所に向かった。

次回:睡儡の淫魔

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