あいんうんとどらいしひ あっつい……暑くて干からびそう
Einunddreißig―――Ich bewege mich nicht, aber es ist heiß.
今日は終戦記念日となります。また、韓国では光復節となりますね。
フィフト砂漠に着いた……のだが、思っていたほど暑くはなかった。
……多分僕の暑さ感覚がおかしいだけ。
『……あ、あのぉ……ごしゅじぃん……あつすぎるぅ……』
「そうかな? むしろ思ってたよりは涼しいような」
『ごしゅじんがおかし……シアもなのぉ……?』
『? だいぶ涼しい……ライが暑がりなんじゃ?』
……シアも同じような感覚のようだ。まぁ、恐らくドラゴンに火吹かれて赤くなったであろうスライムに説得力はないが。
『そんなわけ……お、お二人さんは……』
「私? 暑いには暑いけどだいぶ涼しい方だよ?」
「そうですね、28度前後くらいに感じます」
『わたしがおかしいのぉ……? ……どんなじごくにいきてるんですかぁ……』
「40度付近」
『ばたーとけてりゅぅ……』
望乃もリリィも同じようだ。……暑さのインフレって凄いね。ジンバブエか昔のドイツかな? 1320億金マルク払うのかな?
とりあえず可哀想になったのでライをしまう。
『……あー、ちょうどいいですねここ』
……やっぱもう一度出そうかな。
『……あそこ、何か走ってきた』
「……な、なんだアレ……!?」
遠くから、黒っぽい何かが走ってきた。
No020 ダチョードゥム 無属性
Struthio camelus stultus
鳥綱ダチョウ目ダチョウ科ダチョウ属
バチクソ暴れ回る鳥。たまに自分の身体の動かし方すら忘れるほど頭が悪い。
ダチョウの頭が悪すぎる。
このアホみたいに爆走している生き物はダチョウといい、体長2.5m、体重150kgを超える、規格外のサイズです。
おっと、オールマイティな研究所は置いておき、ダチョウが現れた。
『……穢れた棘!』
シアがダチョウに魔法を放つ。
ダチョウが死んだ! この人でなし!
さて、さらに少し進んでいくと、3Dモデルがバグったように首が暴れ回っているキリンが大量にいた。
No041 アバレキリン 無属性
Giraffa giraffa ferox
哺乳綱鯨偶蹄目キリン科キリン属
首をブンブン振り回して暴れ回る頭のおかしいキリン。ただし割とすぐに首が折れる。
生息地:サバンナ、草原、砂漠
「な、何あれ……」
「白兎くん、一応あれが正常であるらしいので安心してください」
「安心できるかぁ……!」
首が暴れすぎて一瞬でも地面に埋まっているのではないかと思ってしまうが……本当に正常なんだよね?
「フレアブレード」
リリィがキリンの首をぶった斬る。グロい。
キリンが死んだ! この人でなし(二回目)!
リリィはキリン共を倒して回り、辺りにキリンはいなくなった。
「……リリィ、やりすぎ」
「え?」
見える範囲に一体もキリンがいないし、キリンの死骸は辺りに転がっている。とてもグロい。
……さて、また何かが向かってきているのが見えた。
どれほどこの辺りのモンスターは突撃が好きなのだろうか……。
No042 フタヅノサイ 無属性
Diceros bicornis duoceras
哺乳綱奇蹄目サイ科クロサイ属
大きな角が二つ生えているサイ。……ディ○ブロスかな?
生息地:サバンナ、砂漠
ディ○ブロス……? マ○オの敵キャラの派生かな(違う)……? ならディアってなんだ?
リリィが切りかかろうとしたが、皮膚がとても硬いようで、ガチャンと音を立てながら弾かれていた。
サイの突撃に巻き込まれ、リリィは吹っ飛ばされた。
「いてて……」
「だ、大丈夫……? 等速直線運動で飛ばされてたけど……」
「白兎くん? 空気抵抗と重力はどこに……」
……なるほど? つまり等加速度曲線運動か(?)。
「……えっ何の話?」
「v=v0+at」
「うあっやめて! 頭痛が痛い(?)……!」
「……ご、ごめん」
そういえばリリィは物理も苦手だったか……。生物はそこそこできるのに。
ここでv^2-v0^2=2axとか言ったらリリィどうなるんだろ。意識不明の重体になっちゃいそう。
「……ファイア!」
僕が魔法を放つと、サイは倒れた。
〘経験値70EXPを獲得〙
……意外と弱いなこいつ。
そう思いながら蹂躙していると、どこかから唸り声が聞こえた。
遠くから、胴体が炎に覆われたライオンのような動物の群れがこっちを見ていた。
No053 フラメレーヴェ 火属性
Panthera leo ignis
哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属 Flammelöwe
燃えたたてがみが胴体まで広がるライオン。けしてカ○ンジシではない。
生息地:ステップ、サバンナ、山林
カエ○ジシだ! すんごいカ○ンジシだよこいつ!
エ○ムード捕まえるのに邪魔してきそう!
あ、エ○ームドか。
『……んにゃー!』
「猫じゃん」
イカつい顔からは想像もできないような、子猫のような可愛らしい鳴き声だった。どこから出ているのか想像もつかないくらいには可愛らしい。
武器を構える。
……と、群れの中から、とても小さい、炎を纏っていなさそうな個体が前に出てきた。
他の個体が制止しようとする姿は少し微笑ましい。
模様があり、ライオンとは思えない。もくもくと煙を上げて、怖くもない鳴き声で威嚇をしてくる。
No053+ ヴァッサーレーパルド 水属性
Panthera leo ignis × P. pardus glacies
哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属 WasserLöpard
蒸気を纏ったヒョウ属の生物。自然界で生まれることはありえなく、生殖機能もない。
生息地:不明
『んみゃ……みゃー!』
自然界で生まれることはありえない……?
さらっとヤバそうな情報を入れないでほしい。
さて、何故かリリィが前に出た。
そして、リリィは金髪の女の子を出した。
……えーっと……誰だっけ『酷くない!?』。
『え、な、何であたしを出したの……』
「んー……出番が少ないから?」
『出番……何? あ、あたしまだ痛みが……』
18話から一回も出ていないからね。作者も忘れかけてたし。 ……まぁもっと深刻な人もいるけど……。
あれっ僕は何を言って……。
……あ、思い出した。こいつ確か……ラルだっけ?
『……し、仕方な……ア……ッ……〜!!』
ラルは少し動こうとした……時、うずくまって脚を抱えながら悶絶した。
『ま、待って……脚の骨がズレた気がする……ッ』
とても痛そうだ……。ごめんね、うちのライに後でおしおきしておきますので『えっ何でわたしが……』。
『ふ、ふぅ……。さ、サンダーブレス!』
落ち着いたようで、ラルは口から雷を放つ。
……うーん……吐瀉『やめてくれないかな!?』。
さて、その吐瀉物……じゃない、ブレスでライオン達は倒れるか、急いで逃げていった。
『……ごめん、次あたしを出す時は最低1週間後にして……脚が……』
「……? あと30話以上もサボるの? 年明けるよ?」
『何が……? あとサボってないよ……!? それに今は別に12月でもないよね……!? 1週間で年が明けるって何のことなの……!?』
……信じれるかな、現実の5ヶ月で30話、それでたった1週間……さらに、3月の頃に多めに投稿してたからもっとかかるんだよ……さらに一章は大体五千文字はあったんだよ……。
あれっ僕はまた何を言ってるんだ?
……さて、ラルはしまわれ、気づくと時刻は6時となっていた。僕はログアウトし、夕食を食べにいった。
◇
さて、いつものようにお子様ラン……ディナーを食べる。マルゲリータとカルボナーラと、やまや! と叫びたくなるようなラインナップである。ばい! ばい! めぁじっく!
「……黒菜、今度は何を見てるの?」
「昨日録画してたアニメ」
「……あ〜、なんかよく聞く……魔法少女の」
黒菜がテレビを見ている。
ニチアサとかよく聞くが、それだろうか。
僕は全く詳しくないが。魔法少女ってあれでしょ? みんな死ぬしかないじゃない! のやつ。え? 全部が全部そんなのではないの?
『ウールトラスーパーアルティメットハイパーウルトラスーパーアルティメットハイパーウルトラスーパーアルティメットハイパーウルトラスーパーアルティメットハイパー! これは僥倖ウルトラスーパーアルティメットハイパー! 魔法少女共が傷つき傷つけあう様は実に愉快ウルトラスーパーアルティメットハイパー!』
『くっ……ウルトラスーパーアルティメットハイパーダークネスロードキングめ……許さな……ぁあ……っ』
……なにこれ。どこから突っ込めばいいのか分からないが、まずなんて言った? ウルトラ……?
「がんばえーウルトラスーパーアルティメットハイパーダークネスロードキング様ー! 悪い魔法少女なんて倒してー!」
「黒菜???」
……なんだこれ。本当に何これ……。
尚ちゃんと30話後に1週間経つとは言っていない。
さらに出れるとも言っていない。
次回:僕のことなんだと思ってるんですか!




