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どらいしひ ドライアドだってよ

Dreißig―――Die Dryade.


明日は長崎県に原子爆弾が落とされ、81年が経った日となります。原子爆弾の犠牲となってしまった方々に対し、哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り致します。



さて、僕がおっぱい星人であることがMIYO先輩にバレ、鱗○左○次、冨○義○が、腹を切ってお詫び致し……てない後。


僕は北区した。……じゃない、寄託……じゃなくて! 北区……来た苦……着た句……帰炊く……あ、帰だけ打てたのに!


……帰宅。義撃てた……うあー! 五時が火土井!


……はい帰宅。よし! 変換ミス梨! あっ。



……というのは置いておき、僕は部屋に入り、ゲームにログインした。



◇



ゲームに入ると、とある事が気になった。



「……あれ? なんか目の前に出てる……」



何も無い空間に、何かが書かれているスクリーンのようなものが浮かんでいた。



Vast World of Fantasy Tales

ver.10.68.48アップデート

アップデート内容(全大陸共通)

一部ボスモンスターのレベルの上昇

壊凶化したモンスターの攻撃及び防御の値の上昇

弓と爆弾により空を飛べてしまうバグを修正

……



アップデートの情報だ。

なんで難易度を上げるんですか……?


まぁ、他にも色々と書いてあったのだが……。

一つ分かったことがあるよ! なーんにも分からないってこと(ソクラテス並感)!



……さて、いつものように二人がログインしたので、レベルを上げにどこかへと向かった。



◇



そこそこの強さのボスがいないか探していると、近くで唸り声らしき音が聞こえた。



No049+ 憤怒の羆さん 無属性

Ursus arctos remissus

哺乳綱食肉目クマ科クマ属

どれだけ温厚だとしても我慢の限界はあるのでブチギレちゃったくまさん。なんてことだ、もう助からないゾ♡

生息地:草原、森林



激おこぷんぷん丸になっているくまさんだった。

おーこわっ、ふふ。



「……あ、あの? 白兎くん……言っておきますと、あのくまさん……目に映るもの全てを破壊しにいくので気づかれないうちに逃げた方が……ヒグマですよ? あとブリッツベーレンより強いですよ?」

「……ほぇ?」



くまさんは地盤を掘り返し、ぶん投げてきた。

少し持ち上がった時点で気づけたため、ギリギリ回避できたのだが……怖すぎだろこいつ。



「言っておきますがプ○さんとかリ○ックマと思わないでくださいね白兎くん……! ……気づかれたので、もう逃げられません……戦うしかありません……!」

「ひぇー……」

『釜山……?』



……仕方ないのでライとシア、レーゼを出し、武器を構えた。


そういえばヒグマって日本国内では北海道にしかいないらしいよ。日本国内において本州以南のは全部ツキノワグマなんだってさ。


……ちなみにヒグマの方が大きくて気性も荒いらしいよ。だいたい大きくて3m、400kgとか。


なんだ、意外と小さい~とか軽い~とか、絶対思ってはいけないよ。人間なんてかなり重くても100kgなのに、機動力もそんなにないんだよ?

さらに熊の全速力は60km/hとかあるよ? だから間違っても刺激してはいけないよ?


(え? 前50km/hとか言ってなかったかって? あれ言ってたのライだからね? 10km/h分くらいの誤差はあるでしょ)



……くまさんは僕の方向へと突進してきた。



「うわぁっ!?」

「望乃!?」



僕は回避できたのだが、望乃がくまさんによって吹っ飛ばされていた。



『グァァァゥァァァァ!!』



くまさんは咆哮を上げ、また地盤を掘り返す。

そして、その掘り返した地盤をライやシアに向かって思いきり叩きつけていた。



『うわっ!?』

『いてっ』



ライは跳んで回避したが、シアは直撃して潰れていた。……だが特に効いた様子がないのが怖い。



『グァァァァァゥッ!!』



くまさんは両手を広げ、また咆哮を上げた。

その時だった。



『グァゥ!?』



くまさんの周りの植物が急成長し、くまさんを拘束した。



『……な、なぜ……こんなところに……!?』

「えっ何!?」



レーゼがどこかを見ながら、驚いたように言う。

……どこからか花の蜜のような甘い香りがする。



『ドライアド……が……?』

「……ドライアド……?」



レーゼの見ている方向を向くと、紫の髪の、見覚えのある女性がいた。赤い目で、微笑みながらこちらに向かってきた。


……あと、胸にカタツムリが乗っている。



『やっと、見つけたで』



ドライアドが口を開いた。関西弁……!?

……多分、あの時のドライアドとカタツムリくんさんなのだろうが……何でドライアドに自我があって、何で関西弁で喋るの?



『説明は後でするわな、それよりくまさんをどうにかせんと、やな……待てやなんで1週間足らずでサキュバスとか吸血鬼とかドラゴンが仲間になるんや?』

「説明は後でするから……」



……それはそうか。



さて、くまさんをどうするか……と、くまさんの方を見たら……。



〘憤怒の羆さんを倒した!〙

〘経験値800EXPを獲得!〙

〘ゆきうさぎ さんのレベルが1つ上がった!〙

〘スキルポイントを2つ獲得!〙



シアが倒していた。くまさんの体を棘が貫いて、結構グロい。



『……あ、えっと……痛かったからやり返したら死んじゃった』



……くまさん弱い! ……いや、シアが強いのか。



◇



さて、少し締まらない雰囲気だが、説明してくれるみたいだ。



『ワイがぶつかった衝撃でドライアドの体が動かせるようになったんや』

『……乗っ取り娘はわたしでもう十分なんですよ!』

『いや知らんのやけど……』



……ライ、メタいよ。あと多分、聞いた話的にライの方が後だと思うんだけどな……。


……というかそんなに短いのなら後で話さなくてもよかったのでは?



『……で、なんでサキュバスとか吸血鬼とかドラゴンが仲間になってるんや……?』

「かくかくしかじか」

『なるほどな』



……かくかくしかじかって便利だなー。

ただかくかくしかじかって喋るだけで伝わるんだもん。



『じゃあ……前は邪魔されて言えへんだけどな、ワイを仲間にしてくれんか?』



僕は許可した。



〘メイカ が仲間に加わった!〙



メイカ ID:Juk1m18

Lv:40 Exp:31200 SP:11

ドライアド(謎のカタツムリ) 草属性

能力:草木操作、壊凶化

覚えている魔法:リーフ、ウィード、フラワー、ツリー、ヒール、リカバリー、テレパシー、大木の(Bäume)倒壊(fallen)


武器 なし

頭装備 なし

上半身装備 樹木の女王服 ★40

下半身装備 ―――

靴 なし


樹木の女王服 ★40 new!!

木の葉で隠すだけの心もとない服。

能力:動物探知




誰 だ よ お 前 ! ! ? ?


メイカって誰だよ!! 目が烏賊なの!? って人……人? の名前を馬鹿にしてはいけないか。



「……メイカ……って誰なの?」

『……え、誰なんやそいつ……? なんでワイに訊くんや?』



お前以外に訊ける相手がいないんだが?

……しかし、カタツムリくんさんも知らないのであれば、この名前はいったい……?



『……ん? あ、そういや……ドライアドの名前がそんなやった気がするな……誰も呼ばないから忘れとったけど』



やっぱり知ってるじゃん……。一応言っておくけどお前以外ドライアドの名前とか知らないんだが……?



『すまんな、ワイどう見ても脳ちっちゃいやろ、許してや』



確かにそうだけど……喋ってる時点でそんなに脳がちっちゃく見えないというか……。



◇



……さて、次はどこへ行くのだろうか。



「……でしたら、次はフィフト砂漠ですかね」

「そりゃフィフトですよね」



ならその次はジクスト(sixth)か……。

いや、そういえばジクス諸島って言ってたような気が……。いや、なんで急にただの六になるんだ……?



『あ、砂漠の中でワイは絶対に出さんといてな? 干からびるから、フリちゃうで?』



カタツムリにとって乾燥は大敵か~。

つ塩(やめてください死んでしまいます)。



僕らはそのフィフト砂漠へと向かった。

ジクス諸島がジクストじゃないのは別にth要らんくね? と思ったからです。ミスじゃないです。


次回:あっつい……暑くて干からびそう

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