表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
答えはありますか?  作者: 抹茶と苺とロールキャベツ
第1章~私の罪編~
4/55

3話:幸せな日常

      「「ただいま」」


   私と母上は声をそろえて家に入った。



      「おかえり」

 

 父上の低い重低音は甘く、愛しい家族へと発せられる。



     「おかえりー!」


 妹のティアはトテトテと私に近寄って抱きつく。

 

  何故か、妹は私にとてもなついた。


   可愛いので問題はないが、

 キレイ過ぎて触れるのを躊躇う時がある。



   「ティア良い子にしてた?」


 私は小さくて可愛い妹を撫でながら尋ねる。



  「うん!ティアねー、お絵かきしてたの!」


 私に見せたいのだろう、ぐいぐい服を引っ張り始めた。


 「あらあら」と言いながら、後ろで微笑ましそうに見守る母上。


 私は慌てて靴を脱ぎ、妹の自信作を拝見しに行く。




  「そういえば、アルはどうしたの?」


 という母上が声のしなかった人物を尋ねるのが背後から聞えた。



  椅子に座りながら、コーヒーもどき(似ているが色は白い物)を

 飲んでいた父上が答える。



   「友達と遊びに行ったよ。もうすぐ帰ると思うけれど…」



       「ただいまー」


  噂をすれば影がさす。兄が帰ってきたようだ。



       「「「おかえり」」」


    

     私たちの家族の声が重なる。



 



     いつもの幸せな風景。



    私は1枚の絵のように


  この風景を覚えておこうと思うのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ