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極悪辺境伯の華麗なるメイド  作者: かしわしろ
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天界17

ーーマークーー


真実の間へ見習いを含む全てのメイドが集合した。

魔王城が想像より広かったため多少迷ってしまったが、なんとか集合時間には間に合った。……いや、本当にギリギリだった。この城の廊下はどれも似たような造りをしていて、右に曲がっても左に曲がっても同じような石壁と燭台が並んでいる。しかも階段の位置がいちいち覚えにくい。元魔王の城のくせに、もう少し案内板でも設置しておけと言いたい。


「ご主人様、どこにいっていたんですか?」

「いや、ここが広すぎるのが悪い。」

「……迷っていたんですね。」

ヴィオラの視線が痛い。だから迷ったとは言ってないだろ。広すぎるのが悪いんだ。俺は悪くない。


「マーク遅い!」

ディアナが開口一番そう叫んだ。


「ディアナちゃん、マークは時間には間に合ってるんだし……。」

アイラがフォローしてくれるが、ディアナはまるで聞いていない。すでにビクトリアのところへ走っていき、何やら楽しそうに話し始めていた。

子供たちはここにきてまだ数日だというのに、俺よりも魔王城に詳しくなっていた。ビクトリアの入れ知恵かと思ったが、あいつも魔王城の内装についてはほとんど知らなかったはずだ。元魔王なのに自分の城を把握していないというのも問題だが。


「どうしてお前たちはそんなに早く来れたんだ?」

「探検したから。」

「そ、そう。探検。」

ということはヴィオラがいない間に好き勝手に魔王城を移動していたということになる。瘴気がある魔界の城で子供たちだけで歩き回るのは本来危険なはずなのだが、メアリーの結界のおかげで城内は安全だ。


「悪い、ことだった?」

アイラがそのように俺の顔を覗き込んでくる。上目遣いで、少し不安そうな表情。


「いや、何にも悪くない。」

そう、全くもって悪いことではない。

魔族は危険な存在ではないのだ。こいつらには魔族がどうとか、聖族がどうとか、そういう偏見なしに物事を見る目を身につけてほしい。人間界にいると、どうしても「魔族は敵だ」「聖族は崇高だ」というような固定観念に染まりやすい。だがこの魔王城で魔物たちと一緒に過ごした経験は、きっとこいつらの将来に大きな意味を持つだろう。


しかもあの天界での出来事を経験した今、俺は余計にそう思う。聖族だって一枚岩ではなかった。ロンドのように裏切る奴もいれば、神兵のように命令に従うしかない奴もいた。善も悪も、種族で決まるものではない。


「それでは。」

そんな声とともに、ざわついていた空間に静寂が訪れた。


声を発したメイド長の隣には、思わず膝を屈したくなるような圧倒的なオーラを放っているボスが座っている。どう見てもボスが魔王でいいだろ。いやむしろ、何の王座にでも座れそうだ。ここにいる全員のうち、最も「支配者」という肩書きが似合うのは間違いなくこの人だ。


俺は一応魔王であり、さらに今は神の力まで宿っているらしいが、このボスの前に座ると自分がただの使い走りにしか思えない。


「早速検討事項を確認していきます。」

メイド長の進行のもと、さまざまな情報共有がなされ、物事が次々と決まっていった。

天界の被害状況。四天王の処遇。ロンドの拘束と尋問方針。神兵たちの回復状態。聖族の市民への対応。魔界と天界の今後の関係。


俺はそれを聞きながら、改めてグルンレイドという組織のすさまじさを感じていた。ここにいるメイドたちは、見習いを含めて全員が超一級の人材だ。戦闘だけではない。情報収集、分析、交渉、後方支援。どの分野においても飛び抜けた能力を持っている。


そしてそれを統括しているのが、あのメイド長だ。


「そして天界の復興には、イリス。あなたにお願いしたいのですが。」

「かしこまりました。私が適任だと思われます。」

神が不在の今……いや、神は俺だった。

だが、メイド長から普段はグルンレイド領にいていいというような指示があったから、実質天界には不在だと言ってもいいだろう。天界に引っ越して神殿に住め、とか言われなくて本当によかった。


不在の間、天界をまとめる存在は必ず必要となる。聖族であり、元四天王だったイリスならば適任だろう。イリスの実力と知識なら、天界の復興を主導することは十分に可能だ。


「誰か連れて行きたい、などの要望はありますか?」

イリス以外にグルンレイドのメイドを連れて行ってもいいということだろう。グルンレイドのメイドは見習いであっても最高レベルの人材だ。戦闘、教養などの全ての分野で飛び抜けた能力を持っている。一人連れて行くだけでも仕事量が大幅に軽減されることは容易に想像できる。


「それは……検討してから、お伝えいたします。」

「そうですか、わかりました。」

少し考えた挙句、パッと思いつかなかったのだろう。後で連絡するようだ。誰が指名されても快く天界復興の手伝いに協力してくれるだろう。むしろ天界に行く機会などほとんどないので、待ち望んでいる可能性すらある。見習いたちなんか、天界の写真を撮ってきてほしいとメルテに頼んでいたくらいだ。


「それでは次の議題に……。」

というように、話し合いは進んでいった。


俺の仕事に関しては触れられなかったので、そんなに今までと変化ないのかもしれない。神になったとはいえ、普段の生活はこれまで通りグルンレイド領で過ごすわけだし。案外、大したことないのかもしれない。


「最後に、マーク。あなたには後程、厳密な仕事内容を伝えます。以上で会議は終了です。お疲れ様でした。」

俺の甘い考えは打ち砕かれ、絶望した。


「後程」とか「厳密な仕事内容」とか、不穏な言葉しか並んでいない。どう考えても今までの仕事量よりも「減る」ということはないだろう。魔王としての仕事に加えて、神としての仕事。そしてグルンレイドと聖族の橋渡し。ボスはさっき「実に面白い」とか言っていたが、面白いのはボスだけだ。俺は全然面白くない。


「ご主人様、大丈夫……ですか?」

俺のあまりの硬直具合に、ヴィオラが心配そうに声をかけてきた。


「あ、あぁ、大丈夫だ。問題ない。」

まあ、どんな仕事でも精一杯やるつもりだ。今までだってそうだった。文句を言いながらも結局はやってきた。それが俺のスタイルだ。


だが……きついものは、きつい。


「私も精一杯の補佐をさせていただきますので。」

「ありがとな。」

ヴィオラがそう言ってくれた。

まあ、ヴィオラがいればなんとかなるだろう。グルンレイドのメイドは最高の人材だ。それがローズとなればなおさら。ヴィオラの処理能力と神眼があれば、俺の仕事の半分は片付くんじゃないかとすら思う。


そしてコトアルも今日から俺のメイドになった。あの子もまたとんでもない力を持っている。二人がいれば、俺一人で抱え込む必要はない。


「ま、なんとかなるだろ。」

メイド長は慈悲などないが、ボスは慈悲を持って俺に接してくれる。きっとなんとかなる。

そう自分に言い聞かせた。


ヴィオラは俺の隣で、いつものように凛とした表情を浮かべていた。だがその目の奥には、天界で見せていた温かい光がまだ残っていた。神眼に宿った青い粒子が、静かに揺れている。


「ご主人様。」

「ん?」

「お疲れ様でした。」

ヴィオラがそう言って、小さく微笑んだ。


珍しい。こいつがこんな顔をするのは、本当に珍しい。


「あぁ、お前もな。」

俺もそう返した。天界での戦いは終わった。これからはまた、新しい日常が始まる。魔王にして神、なんて肩書きは重すぎるが、隣にいるこいつらが支えてくれるなら、まあ、やれないことはないだろう。


ーー


ーーロンドーー


くそ!まさか天災の一つである邪神が消えてしまうとは。私の計算が全て狂ってしまった。全てはあのグルンレイドとかいうやつらのせいだ。

このままうまくいけば、私は神にすらなることができたはずなのだ。


邪神を操る術を見つけたのは私だ。何百年もかけて研究し、時空の切れ目という誰にも見つからない場所を発見し、そこを拠点に準備を重ねた。四天王の一人という立場を利用して、少しずつ、少しずつ神に近づいていった。


あと少しだったのだ。

邪神を完全に支配し、天界を掌握し、さらには人間界と魔界まで手を伸ばす。全てが私の手の中に収まるはずだった。


それなのに。


あの男が現れた。ジラルド・マークレイブ・フォン・グルンレイド。あの男のメイドたちが、私の計画を根底から覆してしまった。

……いや、まだだ。まだ終わっていない。


邪神は消えたが、そのかけらの一部が遠くの空間へと流れていくのを私は見た。あれを回収できれば、まだやり直しが――。


「何をしてるの?」

「だ、誰だ!」

声が、すぐ後ろから聞こえた。

グルンレイドのやつらは皆、人間界へ移動したはずだ。この時空の切れ目は、神の目すら届かない場所だ。誰にも見つかるはずがない。


振り向くと、二人のメイドが立っていた。


「お初にお目にかかります。私はグルンレイドのメイド、アシュリー・マリー・ローズと申します。」

「メルテと申します。」

グルンレイドのメイド。一人は長い髪のメイド。もう一人は黒い眼帯をした小さなメイド。どちらも見覚えがある。神殿に来ていたやつらだ。


「それで、あなたは?いや、答えなくていい。見たことあるからね。」

長い髪のメイドがそう言った。軽い口調だった。まるで道端で知り合いに声をかけるような、あまりにも緊張感のない声。


「くっ……。」

「ロンド、死んでなかったんだね。」

確かに私は、あのメイド長に消された。あの一撃で体を真っ二つに切断された。しかしそれは私が作り出した身代わりだ。本体である私は常に遠くから状況を見ていた。あんな危険な場所に本体を置いておくほど、私は馬鹿ではない。


「なぜ私がここにいるとわかった。神眼でも観測はできないはず!」

ここは神の目すら届かない、時空の切れ目。私だって偶然見つけた場所なのだ。何百年もかけて研究してきた、この世界で最も隠蔽性の高い空間。神眼を持つ者でも感知できないはずだ。


「だからヴィオラが気づかなかったんだね。だけど私は違う。観測者の目はごまかせない。」

観測者。この女は何を言っている。神眼ですら届かない場所を、別の手段で感知した?そんな能力が人間に――。


やはりグルンレイドのメイドは普通ではない。一体どんな能力を持っているのだ。

しかし、どんな能力を持っていようとも、この場所を知られたということは、ここで始末しなければならないということだ。私は四天王の中で最弱かもしれないが、それでも一般的な聖族に比べれば遥かに強い。メイド二人程度、なんとかなる。


「消えてもらう。ファイアーアロー!」

「バニッシュルーム。」

「なっ!」

私の放った魔法が、メイドに届く前に空中に分散されていく。まるで霧が風に吹かれるように、跡形もなく消えてしまった。


「聖族なのに魔法を使うんですね。」

まだ子供にしか見えない小さなメイドが、私の前に立ちはだかった。


「魔法も使える、だ。ホーリースピア!」

「華流・剪定。」

光の槍が飛んでいく。しかし剣先に触れた瞬間、またしても空中に分散されていく。まるで水が蒸発するように、あっけなく消滅した。


「私が戦った四天王より、強くない気がします。」

その小さなメイドが、淡々とそう言った。……そんなことは知っている。

単純な戦闘能力で言えば、私は四天王の中でも最弱だ。アポロンにもアテナにも、正面からの戦闘では勝てない。だからこそ策略を練り、邪神を操る術を見つけ、裏から世界を動かそうとしたのだ。力で勝てないなら、知恵で勝てばいい。そう思っていた。


「貴様らが私の計画を……。」

「計画?」

「そうだ!私は邪神を操作するすべを見つけたのだ!邪神さえいれば今頃は!」

天界どころか、人間界、そして魔界までも支配できたかもしれないのに。何百年もの時間をかけて積み上げてきたものが、たった一日で崩れ去った。


「残念だったね。けど邪神が消されてなくても、君はすべてを支配することなんてできないと思うけどね。」

「なぜだ!」

神を思うままに動かすことができるんだ!その力があれば、支配できないものなど存在しない!


「結局私たちに消されるでしょ?」

「っ……!」

遅いか早いかの問題だよ、と付け加えられた。

その言葉が、胸に刺さった。

邪神を手に入れたところで、このメイドたちの前では意味がなかったということか。あの機械のメイドが邪神を倒したのだ。邪神ですら勝てないグルンレイドに、私が勝てるわけがない。

どうして。どうして私はいつも失敗ばかりなのだ。


「君はどうしようもないヤツだね。」

長い髪のメイドが、呆れたような顔でそう言った。憐れむような目をしていた。


「憐れむような顔で私を見るな!ホーリーレイン!」

光の雨が降り注ぐ。全方位に展開した、最大級の範囲攻撃。これならば避けられないはずだ。


……が、当たらない。


全ての光が、あの小さなメイドによって消されていく。一つ残らず、正確に、まるで作業のように。そして一歩、私の方に近づいてくる。


「どうして後ずさりしてるの?かかってきなよ。」

「う、うわぁぁぁっ!」

無理だ。勝てるわけがない。逃げなければ!私は時空の切れ目を抜け、外へ出た。

周囲を見渡すと、あれだけの戦闘があったというのに神殿には傷一つついていなかった。あのメイド長とか言われているやつがが守り切ったのだろう。本当に化け物のような連中だ。


「そんなことを、考えてる暇は……。」

「メルテ。」

「はい!華流・一刀。」

「があぁぁっ!」

体が切られた。切り口から血が噴き出す。いつの間に背後を取られた。あの小さなメイドの速度は、私の感知を完全に超えていた。回復しなければ!


「セイントヒール!」

「セイントバニッシュルーム。」

聖法が使えない。聖力が拡散される。回復魔法を唱えようとした聖力が、霧のように消えていく。


「ヒールルーム!」

かろうじて魔法による回復で傷を塞ぐ。魔法と聖法の両方を使えることが、今は唯一の救いだった。


「ふーん。やっぱり聖法と魔法の両方を使える存在は貴重かもね。」

前と後ろで挟まれるように立たれている。振り返ると、後ろには小さい方のメイドが立っていた。黒い眼帯の下から覗く片目が、冷たくこちらを見ている。

先ほどの戦闘で、この子は「四天王より弱い」と言った。つまりこの子にとって四天王ですら大した相手ではなかったということだ。そんな存在が二人、私を挟んでいる。


逃げ場は、ない。


「華流・空蝉。」

そんな声が聞こえた瞬間――


意識が、途切れた。


---


ーーアシュリー ーー


裏で操作していた存在を抑えられたのは良かった。

ロンドは意識を失ったまま、神殿前の石畳に転がっている。メルテの華流・空蝉は的確に意識だけを奪う一撃で、外傷は先ほど私が回復させた分を除けばそれほどでもない。


しかし、問題がひとつ。

みんな魔界に戻ってしまった。


神殿の周りには誰もいない。さっきまでグルンレイドのメイドたちや、マーク、ヴィオラ、メイド長、ご主人様がいたはずの広場は、しんと静まり返っている。遠くで聖族の気配がいくつか感じられるが、それは一般の住民だ。


これからどうするべきだろうか。

ロンドを殺すわけにはいかない。ご主人様の命令で、余計な死者は出してはいけないことになっている。だからメルテが回復魔法をかけて、命に別状がない状態にまで治してくれていた。


邪神を操作する方法を知っていると言っていたので、ご主人様のもとへ連れていくとしよう。情報源としての価値はある。それに、魔法と聖法の二つを使えるというのも珍しい。ご主人様が興味を持つかもしれない。


しかし……。


「私、帰り方わからないんだけど。」

「すみません、私もです……。」

メルテが申し訳なさそうに俯いた。

そうだ。私たちはなんとなくみんなについてきただけで、天界の地理なんてさっぱりわからない。来る時はスカーレット様のヨグ・ソトースで飛ばされ、戦闘中は流れに任せて動いていた。帰り方なんて、考えてもいなかった。

天界の門を通って帰る、ということはわかる。しかし、その門がどこにあるのかがわからない。


なぜなら天界の門は、あのミクトラが認識阻害の魔法を使用して隠しているからだ。守護者として門を守るために、外部から見つけられないようにしている。近くにいれば私の観測魔法で見破ることもできるだろうが、これだけ距離が離れてしまえば無理だ。ミクトラの認識阻害は、さすが数百年の経験を持つ霊族だけあってかなり精度が高い。


「ご主人様……。」

呼んでみた。


返事はない。当たり前だ。ご主人様はもう魔界に戻っている。魔法によるメッセージを送ろうにも、天界から魔界まで届くほどの距離を飛ばす魔力は、今の私にはない。戦闘でかなり消耗してしまった。

私は神殿の階段に腰を下ろした。白い大理石は、座ってみると意外と冷たい。


メルテもその隣に座った。

眼帯の下の片目が、少し不安そうにこちらを見ている。


「こいつが目を覚ますまで待つしかないね。」

「そ、そうですね。」

私は転がっているロンドに目を向けた。きっと天界の門の場所くらいは知っているだろう。聖族なのだから。目を覚ましたら案内させればいい。


また逃げようとしたら、切ればいいし。


「アシュリーさん。」

「ん?」

「あの……お腹、空きませんか?」

そういえば、天界に来てから何も食べていない。魔王城を出発したのが今朝で、あれから戦闘やら何やらでずっと動き回っていた。聖力に満ちた空気のおかげで体力の消耗は少ないが、空腹は別問題だ。


「空いてるね。」

「ですよね……。」

二人で沈黙した。

食料なんて持ってきていない。天界に食べ物があるのかどうかすら知らない。聖族って何を食べるんだろう。聖力だけで生きているのかな。だとしたら私たちはかなりまずい状況だ。


「……あのカメラ、まだ持ってる?」

「はい、ありますよ。」

メルテがポケットからカメラを取り出した。リアとアナスタシアに天界の写真を撮ってきてほしいと頼まれていたやつだ。


「せっかくだし、写真でも撮ってようか。暇だし。」

「……はい。」

メルテの表情が、少しだけ和らいだ。

私たちは神殿の階段に座ったまま、天界の景色を撮り始めた。雲海に沈んでいく光。白亜の列柱が夕焼けに染まっていく様子。遠くに見える最果ての街の輪郭。戦闘の痕跡がところどころに残っているが、それでも天界は美しかった。


「ここ、いい場所ですね。」

「まあね。帰り方さえわかれば最高なんだけど。」

メルテが小さく笑った。

ロンドはまだ目を覚まさない。まあいい。急ぐ理由もない。

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