19話
里の街中で騒ぎが起こる
こむぎが裏路地で花札組の部下たちに問い詰められる
コツコツと足音を立てながらこむぎを囲む花札組達をかき分けて一人の女性が歩いてくる
穏やかそうな雰囲気で、着物をまとっている。
青色の髪が揺れ、こむぎを見てこう言った
「がうっっっ!!
君っ!!里の人間ではないみたいだねっ!!」
その穏やかそうな見た目とは裏腹に
発せられた言葉は「がうっっっ!!」だった
こむぎは前髪をかき上げてこう言い放つ
「はぁ...証拠もなしに疑われるのやめてほしいねぇ...
《《死体をごみ箱に捨てていただけなのに》》(??????)」
爽やかな表情をするこむぎの背後には大きめのごみ箱に頭を突っ込ませている花札組の部下がいる
穏やかさそうな雰囲気を放つ女性は言う
「我が名は二階堂蝦夷!!正々堂々かかってこい!!」
こむぎが言う
「はぁ...いいぜ。止めれるもんなら止めてみな!!」
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花札組のオフィスの廊下をりんなが駆け抜けている。りんなの後ろには花札組の部下がついてきている
「待てゴラァ!!」
走っているとそのまま行き止まりに差し掛かる
そのままま窓ガラスを突き抜け
隣の建物に飛び移る
飛び移った建物の部屋には花札組の部下がいた
無線に連絡し、りんなに向けて一斉に発砲する
非魔法使いと魔法使いには圧倒的な力の差がある
そもそも魔法というものは美しい。
だがそれは生まれ持った魔力量の違いによって非魔法使いか魔法使いかが決まる。
私の魔法は...言ってしまえばただの呪文だ。
魔力で少し制御すれば簡単によけれるただの初見殺しだ。
だが、非魔法使いには最大の武器になる。
四方八方が銃弾の壁に囲まれている
そこで少し指を下に降ろす
「止 ま れ 。」
時間が止まったかのように弾丸が止まり、周囲の人間が動けなくなる
「よっと...♡」
しゃがんで止まった弾丸を避けて通り、そのまま部屋を出る。
ドアを閉めた途端。動き出す。
弾丸が動き出し、部下の体を貫通して跳弾する
ピュンピュンと空気を鳴らし部下たちのうめき声が聞こえる
りんなが部屋の外に出ると廊下が続いている
少し熱い空気が全身にあたる
(うーんどうしようかな...♡作戦開始前に暴れちゃった...♡)
(ちょっと適当な部屋に身をひそめるか...♡)
適当に選んだ部屋に入ると誰かの作業室のようだった。机が一つど真ん中にあり、少女がぽつんと座っている
モニターで顔が半分隠れている
(やば~♡人いる~w)
少女がりんなの存在に気付くと、ゆっくりと席から離れてりんなの方へ歩いてくる
少女が言う
「ちょっと!何の用ですかっ!!レディーの部屋に勝手に入らないでください!!!」
きゃー♡可愛い~♡(話を聞いてない)
少女の顔がどんどん疑いの目に変わってくる
「....?
見ない顔ですね...だれですか?」
りんなが言う
「野々宮湖麦だよ★(バチバチの嘘)」
少女がふーっと深呼吸する
「私の名は飛鳥野早紀!!正々堂々かかって来てください!!」
(え~♡いきなり~♡)
壁にもたれていた大剣が早紀の方に飛んできて、彼女の手の中におさまる
「うおおお!!!!」
思いっきり大剣を振り下ろすと辺りが炎で包まれる
りんなが早紀の後ろに回り込む
りんなが言う
「君~♡力強いんだね~♡こむぎちゃんとは違うのかな~?♡」
その一瞬で反応し、早紀の後ろにいたりんなに大剣が後方に振られる
りんなが吹き飛ばされ、壁を突き抜けて外に放り出される
早紀が風穴を少し見つめてからりんなを追うために外へ身を投げる




