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神殺しの龍拳  作者: キト
ワールドトレードポイント編
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17/25

17話

りんなの傷が治った頃

パロマと翔が大領帝国の軍事施設で会話している

たくさんの人が行きかう中、二人はならんで会話しながら歩く

ソファに座り、一息をつく


パロマが言う

「花札ってやつ...知ってるか...?」


翔が言う

「花札...?あのマフィアのやつ...?」


パロマが言う

「そいつらに近頃動きがあってさ、早速だけど任務に協力してほしいんだ

花札...あいつは聖遺物戦争の原因の一つでもある世界恐慌を起こした張本人だ。

大企業の社長や組にハニートラップをしかけてお金を横領。

それでは止まらず過激派宗教団体に横領金を投資。

宗教団体に国中の銀行でテロを起こさせて国家転覆。

殺した市民の臓器や軍の兵器をマフィアやギャングに横流し。

世界のほとんどのお金が消え失せた大恐慌...」


翔が言う

「バケモンじゃねえかぁぁ!!!」


パロマが言う

「だから私たちも長年手をやいてるんだよ!!もう領国でも裏組織の頂点だぞ!?」


翔が言う

「やばすぎるでしょ....

わかった。私達も参加する。」


パロマが言う

「いやー...相手は世界を裏で支配している悪魔だからな...油断とかするなよ絶対......」


翔が言う

「なにいってんの?こっちにはあの野々宮湖麦がいるんだぜ?なめんなよ......?」


トントン


誰かが翔の肩を叩いた


「?.....誰?」


後ろを振り返ると翔の肩を叩いたらしき人物は見当たらない


???が言う

「翔ちゃ~ん♡久しぶりぃ~♡」

りんなのような猫撫で声...だがりんなではない...もっと...高い声の....


++++++++++++++++++++


凍てつく空気の中しゃがみ込む

公園の真ん中


ベンチに座ろうとしても足にうまく力が入らない


マフラーで必死に泣き顔を隠す

雪が頬を冷ます


翔が絞り出すように言う

「どうして....どうしてなの....?

花札にはあって...私にはないもの








《《才能》》....??










そうなんだ....あいつには才能が....







ならどうして私にはないの?







どうして私には才能がないの?







才能がなくても







努力すればいいのかな?









才能がないなら









せめて....《《努力で勝たせてよ》》..」









雪は悲しみを包んでくれない


ただ


(憎しみ)を凍らすだけだ。


++++++++++++++++++++


パロマが心配そうに言う

「ど....どうしたの...急に後ろ向いて泣き出して....」


翔が少し下を向いてつぶやく

「なんでもない。ちょっと嫌なこと思い出して....」


パロマが言う

「そ....そうか...気の毒にな...」


パロマと話し終えるとゆっくり歩きだす


はぁ....


忘れてた....


花札....


私のライバル...


私の幼馴染....





思い出したくなんかなかったのに.....




ふざけんなよ.....


++++++++++++++++++++


りんなとこむぎが待機室で話している

「こむぎちゃん♡お昼ご飯は何にするのかな♡」


こむぎがポケットから




きゅんです♡




じゃなくて。


グミの袋を取り出す


りんなが驚いたように言う

「えぇぇ!?!?グミぃぃ??♡

お昼ご飯お菓子とか絶対だめだよー♡」


りんながこむぎのほっぺたをムニムニ引っ張る


こむぎが唇ととがらせてぷるぷると震わせる

「ブーー!!ブーー!!」


「あー♡そんなことするのー♡


そんな子にはお仕置きダナー??」


こむぎが身震いしながら言う

「そ...そんなのいやですううう......////」


りんながニヤニヤしながら言う

「おっ?じゃあカラダで払うシカナイナー(・∀・)ニヤニヤ」


こむぎが言う

「そんなのできません///私まだじゅーろくなのに.../////」


りんなが言う

「それは、こむぎちゃんの長くて細くて立派なモノを頂こうカナー♡」


こむぎが恐れ恐れ聞く

「な、なんですか....?///そ、それは...??////」


りんなが言う








「右腕」


ノコギリを取り出す


こむぎが絶叫する

「ぎゃあああああああああああ」


翔が部屋に入ってくる

「ホイホイ...はじめますよ.....」


こむぎが叫ぶ

「ぎゃあああああ!!腕斬られるうううう!!!」


翔がパンっと手を叩いて言う

「はい。お遊びはここまで。じゃあ次の任務の話をするね」



翔が任務の説明をする......



「今回の任務は暗殺任務。それも対象は[花札]と言うマフィア組織のボス。

前の館とは違って潜入して紛れ込み、暗殺!!って感じではないから......

それに今回は大領帝国として任務に出るの。

護衛もたくさんいるだろうから周りに気を付けてね。

潜入経路や詳細は後で書いてある紙を配るから、後は各個人で。」


こむぎが言う

「ハイハイ!!先生!!」


翔がこむぎを当てる

「はい。野々宮さん。」


こむぎが言う

「バナナはおやつに入りますか?!」


うん何の質問?


「バナナは果物です。」


こむぎがつぶやく


答えになってない......

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