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出来損ないではないですよ? ~がり勉令嬢と風変り令息の話~  作者: 渡辺 佐倉


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婚約者だって言っちゃったからね

* * *


ナナエルは屋敷に帰ると、父と母、それから兄に状況を話した。

兄は「結婚式早めておいてよかった」と言っていた。


それを聞いてナナエルは、その時点で両親たちは色々考えていたのだと気が付く。

疲れすぎていて気が付くのが遅れてしまった。



姉が味方になってくれるというのはそこまでの覚悟だったのかと。


これではがり勉令嬢と言われても反論ができない。


その翌日からまるで周りに知らしめるように毎日大量のプレゼントがウィリアムから届き始めた。

新進気鋭の画家の描いた絵画から、アンティークの魔道具まで。


毎日侯爵家の家門のついた豪華な馬車が公爵邸に来ていた。

それが周りへの二家は円満であるというアピールも兼ねているけれど、ジョエル曰く、ウィリアムは最初からこの位の贈り物をしたがるのを侯爵家の面々が止めていたらしい。

最初の変な人という印象をナナエルはおもいだした。


宰相から何事か相談の連絡が来る可能性はあったが、来なかった。

彼はまだ何とかなるのか、それとも今の王子ではなく王位継承権のある誰かと挿げ替えればなんとかなると思っているのだろうか。


王に最後の判断を迫る機会は竜討伐の祝賀会とすることに決めた。

それまでに何か話があればそこで話をするし、そうでなければ――


ナナエルの母も再び積極的に社交を始めていた。


兄の結婚式も近い。


周りの目まぐるしい変化に、ナナエルは自分も成長せねばと強く強く思った。

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