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第28話 戦闘開始

皆さんに、 一つ謝らないといけない事があります。

それは一月二日に投稿した作品での事です。

理由は二つあります。

一つは製作中の話を投稿してしまった事です。

もう一つは、 正月早々挨拶無しで投稿してしまった事です。

この事は、 誠に申し訳ございません。

これからは、 この事に関する事を注意して書いていきます。

こんなクズな作者の書く作品を、 これからもよろしくお願いします。






 とある部屋にて、 物騒な物が大量に並んで置かれている中、 その中の比較的小柄な物の前に三人の男が立っていた。


 その三人は、 男であるものの、 それ以外の共通点があまりない。 何故かと言うと、 人種が違うからだ。 しかも、 その中の一人は純粋な人種であるのかすらも疑問に思えてくる容姿である。


 因みに、 彼らの背後にある、 その物騒な物も説明すると、 他の物と違って屋根や壁の面積が非常に狭く、 攻撃から守れるとしても精々前からの攻撃ぐらいだろう。 それと、 他の物と比べ、 優っている物があると言えば、 精々それの前に付けられている図太い筒くらいだ。 正直、 周りのと見比べてみれば、 頼もしいと言えるものでは無い。

 そんな中、 男達は少し急ぎめで話し始める。


「弾薬は?」

「掻き集めたら大体50発分はある」

「おいおい、 この車両はそんなに乗らんぞ」

「そんなもん、 アイテムボックスに全部入れれば良いだろ」

「………まぁ、 そうだな……… よし! 行くか!!」

「おお!」

「傷は痛むが可能な限りやってヤラァ!!」

「総員! 配置に付けェ!!」

「リーダー、 配置に着いたぞ!」

「よし、 行くか! 戦車 前進!!」


 こうして、 男達は部屋を出て行った…………



 因みに、 部屋を出た途端、 それは突然の如く止まった。


「すみません! エンストしました!」

「何やってんダァ!!!」

「………まぁ、 仕方ないよな、 初めてなんだし………」


 大丈夫なんだろうか………?





 少し前………

 浜辺にて、 男達が簡易砲台や壕を掘って仕事をしている中、 女性二人は一人の幼女を見ながら座って話し合っていた。


「二人は大丈夫でしょうか…………」


 橙色の髪をした少女は大百足狩りに行った二人の事で心配しているようである。


「多分だが、 あの二人なら大丈夫だと思うぞ(まぁ、 怪我はするだろうが)」


 彼女は少女を安心させようとするも、 彼女の思った事がダダ漏れであり全くサポートになっていない。 彼女は、 そういった面では弱い様である。


「やはり心配です。 私、 今から加勢しに行きます!」

「ま、まて! 一人では危険だ!!」


 彼女の余計な事を言ったせいか、 それが原因で余計に心配させてしまったようだ。 止めに入るも、 少女は行く気満々である。


「私を誰だと思っているのですか!? 一応ですが神なのですよ!!? こんな姿でお姉様達よりは弱くても、 私だって戦えるのです!!!」

「それはそうだが…………」


 彼女は少女を止めようとするも、気迫で押し返される。 やはり、 こういった部分は結構弱い様だ。


「お取り込み中の所ごめんけど…………」

「うわ!?」

「きゃ!?」


 突然、 何処からともなく泥だらけの金髪美青年な部下が壕からひょっこりと現れる。 それにより、 二人は驚いた。


「ま、 マルク、 ど、 どうした!?」

「まだ結構遠いですけど、 艦影が近付いてきています…………」

「フ………… そうか、 奴らがやはり来たか………」


 マルクと言う美青年の情報を、 彼女は既に知っていたかの様な素振りを見せる。


「船……長………?」

「まさか、 またお姉様の………?」


 その素振りを見た二人は驚きを隠せないでいた。 因みに、 その素振りの原因を少女(女神)は知っていた。


「現時点で、 使用可能な魔砲は?」


 彼女(船長)は顔色一つ変えずに部下に質問をした。


「は、はい! 現時点で使用可能であるものは、 長蛇砲二門と最近開発された火薬式後装填速射砲四門、 あと大口径特型魔砲二門があります。 あと10分あれば追加で大口径特型魔砲2門が使用可能になるそうです」

「わかった、 お主は引き続き見張りを行ってくれ」

「りょ、 了解!!」


 そう命令され、 マルクは再び見張りに向かった。


 因みに、 魔砲とは火薬、又は魔法石などを炸薬に使用せず、 爆破魔法を使って砲弾を放つ大砲の事だ(ただし、 例外もある)。 利点は、 爆薬などを必要としない為、 その分の重量を減らす事が出来る事と爆薬の消耗がない為、 砲弾が続く限り放つ事か出来る。

 ただ、 欠点もあり、 希少な魔導師を大量に必要とするという欠点を持っている。

 だから、 その欠点を養うために炸薬も使える魔砲がある。 ここの場合、 大口径特型魔砲がその例だ。


 一応、 現時点で出ている魔砲の説明をしておこう。

 まず、 長蛇砲は全長が約4メートルもある中口径、 又は小口径の方であり威力は小さいが射程が長い為、 この世界では何処の国でも使用している兵器である。 先込め式であり、 外見は無敵艦隊を打ち破った英国や日本にまだ武士がいた頃の時代にあった大坂冬の陣・夏の陣などで使われていたカルバリン砲にそっくりである。

 次は火薬式後装填速射砲の説明だ。

 これは安土桃山時代にあった後装填式の大筒である仏狼機砲(フランキ砲)……… ではなく、 江戸幕府海軍の主力艦、 又は榎本武揚が率いる榎本艦隊の主力艦であった開陽丸に載せられていたクルップ砲に近い(ただし、 砲の口径はクルップ砲は中口径であるのに対し、 火薬式後装填速射砲は小口径である)。 これが作られた原点は、 最近交友関係になったストーンウォール国から火薬(黒色火薬)の製造方法と後装填式砲を寄贈された事から始まる。 その寄贈された大砲を、 国内で生産出来るようにと改良された物が火薬式後装填速射砲である。 この砲は実物と違って小口径であるが、 球状では無く榴弾が使用可能であり、 速射性に優れている。 難点は、 整備性が低い事と生産性に優れず高価である所だ。

 最後に大口径特型魔砲の説明をする。

 この砲はこちらの世界でいう、 先込め式のカノン砲であり、 その大砲に使用する炸薬を火薬、 又は魔法しか使えなかった物を両方とも使えるように改良したものだ。 これはカイザー領ご自慢の代物であり、 ガンナー(砲手) 達のロマンの塊である。 これの劣化版なら他国でも使用されているが、 その話は今は置いておこう。



「せ、 船長! 大変です!!」

「どうした?」


 1分もしないうちに、 マルクは戻ってくる。 何か慌ただしい。


「て、 敵艦の数、 約16隻! そ、 その中に戦列艦も含まれております!!」

「どこの国のものか分かるか?」

「は、はい! 掲げて要る旗からして王国海軍の物だと思われます!」

「やはりか………… この裏切者め!!

お前達! 準備が整い次第、 戦闘配置に付け!!」

「「「「「「了解!!」」」」」」」


 突然の戦闘、 これにより一部の水兵や捕虜達、 そして、 まだここに居たミーティアやエルフの少女は驚くが、 精鋭であるのだろう。 水兵達はすぐに作業に取り掛かった。


「ミーティア殿、 少女を連れて壕の中に!」

「は、 はい!」


 彼女は突然の戦闘と命令に戸惑いながらも命令に従った。 それだけでは止まらない。 船長は観測器具を持った者のところに足を急がせる。


「観測手、 敵艦隊の距離は?」

「およそ5km程ッスね」

「そうか……… 会敵距離が3km程になったら伝えてくれ」

「了解ッス」



 彼女はまた足を急がせ、 高台に登った。 そして、 息を吸い、 間を空け、 そして全員に聞こえるように声を発した。


「突然だが、 皆すまない! これからまた、 戦いが始まるのだ!


 だが、 敵は数十年も前に我が領土に侵攻し、 住民を容赦なく虐殺していったあの憎たらしい王国軍だ! 今は我が国を勝手に奴等が領地扱いして来ているが、 再び我らにあのイキッた武力を見せ付けるのであれば…………


 奴等を容赦なく殺せ!! 奴等に我らの領土に踏み込ませるな!!! そして、 奴等を恐怖で染めてやれ!!!!


 私からは以上だ!」


 彼女は、 高台から降りた。 ミーティアや少女、 捕虜達はキョトンとしているが、 水兵達の目にはある熱意が籠っていた。


「船長!」

「そうか………」


 観測手が彼女を呼ぶ。 時が来たようだ。


「時が来た!! 戦闘員は戦闘配置につけ!!!」

「もう配置についてます!!」

「よし…………! 全軍………!!」


 彼女は再び間を開けた。


「戦闘開始!!! 各自砲撃を開始せよ!!!!」


 各自、 砲身内に装填されていた砲弾が、 一斉に発射された。





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