第27話 開戦前
今回は第三者視点でお送りします。
それと書き方を少し変えて見ました。
それではどうぞ!!
「突然起こしてすまない。 しかし、 しなければいけない事が出来た。 だから、 これから壕を作る!」
「「「「「「…………は?」」」」」」
寝起きで、 まだ意識が覚醒しきっていない水兵と捕まった海賊の一味。
お互い、 敵であったはずなのに彼女の一言で、 思ってしまった事が揃ってしまいます。
因みに、 其処に全員が揃っているわけではなく、 途中乗船の三人は悲鳴が聞こえた為、 その悲鳴の主を助けに行き、 医療班のナッサウ(老人)さんは医療室でゆったりとお茶を飲んでいます。 彼は自由奔放に感じてしまいますが、 仕事はしているはずです。
「分かり申した」
「「「「「「ええ!?」」」」」」
それに納得し、 早速取り掛かろうとした者は、 彼女の部下ではなく捕虜側の方でした。 流石に水兵達と捕虜の者達は、 それを聞いてまた思いが一つになります。
「お主は敵の筈なのに素直だな? お主の様なものが何故海賊入ったのだ?」
彼女は、 敵の筈なのに普通に接しました。
「…………私は数日前まであの者達と同じでした。 しかし、 あの夜戦の時、 彼の重症でありながらのあのひと蹴り、 あの勇気のある行動で私は改心をしようと誓い、 人を殺める事を辞める事にしました」
彼は、 憎悪のある目で仲間を見ながら、 そう答えました。 因みに、 彼は本作の主人公より東洋系の美青年であったりします (てか、 加藤は美青年でもなく不細工でもない顔立ちです)。
「………そうか、 まあ私が貴様を刑から逃れさせる事はできないが頑張って見せよ!」
「は!」
「それでは各自、 作業に掛かれ!!」
「「「「「「理由は!!?」」」」」」
水兵達と捕虜の声が合わさってしまいました。
それと同時に銃声が鳴り始めたのは余談です。
数分後…………
「ミーティア殿、 よくぞ戻ってくださった。
………… ところでその女子は?」




