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第26話 作戦会議?



 時が少し立ち………

 ただ広く白い部屋の中で、 男三人が何処からか持ち込んできた机で、 円を描くように並べ、 其れの中心に向くように座って居た。 因みに、 彼等の表情は全員暗い。



「これより、 作戦会議を行う」


 金色の髪を持ち、 耳が笹のように尖った少年の口から、 そのような事が発せられた。 そうすると、後の二人が頷きその片方の40代程の男性が口を動かした。


「『偵察用ドローン』と呼ばれる機械から撮られた映像を観ますと、 状況的に、 我が味方は劣勢に立たされかけて居るようだ。 開戦時の後に撮った映像によると、 初めはこちらが優勢ではあった。 しかし、 前回の戦による弾薬の消耗と兵士の疲労により戦力が低下して居たのだろう。 今の状況は、 味方は壕に籠っている状態だ。 このままでは、 味方は壊滅するかもしれないな。 一応、 状況の説明は異常だ」

「偵察用ドローン? それに壕なんていつの間に!?」


 彼から発せられた事により、 隣に居た20代くらいの青年が驚く。


「偵察用ドローンは俺が作った。 壕の方は彼等が作って居たようだね。 映像を観たところ、 簡易ながら頑丈かつ複雑に作っているようだよ」


 金色の少年がそう答える。 青年は納得した。


「さて、 敵戦力の確認だが………

何処の国だ? この戦い方は海賊のモノではない。 海軍のモノだ。 その証拠に船体自体も真新しい上、 砲門数は少ないながら戦列艦なんて代物が居る。 旗自体にも何処かの国の国旗? 海軍旗? の様なもんが描かれている。


 ………言い忘れて居たが、 敵艦隊の戦力は、

戦列艦、 一隻

中型船、 三隻

小型船、 六隻

揚陸艦、 二隻

非戦闘艦、 三隻

計、 十五隻もの艦隊だ。


 それに比べ我々は………

小型船(フリゲート艦)、 一隻…………

 あと、 いつの間にか作られて居た即席砲台………のみだ。

因みに、 味方の船体状況は ………大破です」

「…………………苦しいな。

この世界の戦い方で言えば、 軍艦より砲台の方が強いと言われて居るのだろうが、 あくまで即席だからな………」

「………………」


 状況は絶望的であった。 この場に居る()()の顔色は悪くなる。 あくまで()()なのだが。


「…………… ク、 クハハハハハハハハハハ!!」


 少年は突然、 精神が壊れたかの様に笑い始めた。 これにより、 落ち込んで居た二人は驚く。 そして、 青年の方がブチ切れた。


「お前! 何がおかしい!? 何が面白いんだ!!?」


 青年は少年の胸倉を摑みかかる。 だが、 少年は顔色を変えない。 それどころか、 楽しんで居るかの様に見えた。


「まあ、 まてまて、 この俺を誰だと思う?」

「「知るか」」

「………… そうだよな。 おっと、 言い忘れて居たが、 俺の名前はモーゼル。 これでも銃の名前のエルフの転生者だ」


 少年は今、 此処で自分の正体を答えた。 それを聞いた二人は、『今、それ言う?』 と、 内心思う。


「だからなんだよ………!」


 だが、 青年は切れて居た。 今すぐにでも殴りかかりそうな程に………

 ……… もう一人の男は、 逆に冷静になって居た。 もしかしたら、 この少年は何か勝算があるのかもしれないからだ。 だから、 冷静に彼を見つめた。


「この状況を打破する方法がある」

「な、なに!?」


 青年は驚く。 何故、驚くかと言うと、 胸倉を掴まれた状態で堂々とそう遂げたからだ。


「ただし、 一つしなければ行けないことがある」

「一つだと………!?」

「そうだ、 一つだ」


 覚悟をが伝わってくるその顔で、 少年は青年の目を見て居た。

 青年と彼の目が合わさる。


「…………ああ、 わかった。やってやるよ! 」

「俺らは何をすれば良い?」


 青年は素直に降参し、 二人は彼に何をすれば良いか命令を待つ。 当然、 青年は彼の胸倉を離した。

彼は、 待ってましたとそんな表情をし、 右手から手品の様に一冊の本を出した。

 本を出しながら彼は彼らに質問を問いかけた。


「この中で運転得意な人いる?」 と。



おまけ


『…………… 久々の登場なのだが ………… モーゼルって男、 主人公じゃないのか?』

『違います。 何処かの神が転生させた者なのでしょう』

『そうだな。 さて、 それはそうとして、 次回はどうなるのだろうな』

『どうなるのでしょうね』


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