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第25話 またかよ………



 目を覚ますと、其処には知らない天井があった。

 因みに、 その天井の材料は、 この世界では初めて見る物である。


「白………」


 まだ、 目を覚ましていない俺がそれを見てそう言った。


 …………そう、 天井は白い何かでできていた。

 その天井は、 高さが5〜6mくらいの所にあり、 見渡す限り全て白色。 デザインはと言うと、 その白い材料は1m程の正方形のパネルをびっしりと見える範囲に敷き詰めていた。 光源自体も、 いくつかのパネル内に埋め込まれている。 その光源自体にも見覚えがある。


「………この明るさ、 LEDか?」


 魔道具の一つなのかも知れないが、 俺からして見れば、 どう見てもLEDライトなんて代物にしか見えなかった。



「お、 カトウ目を覚ましたか」


 それから数分後、 俺は寝ながら考えていると、 何処からか聞き慣れた声が聞こえて来た。


「おっさん………」

「おっさんか……… カトウ、 お前後数年くらいしたらおっさんと呼ばれるかも知れないから気を付けろよ…………

………て、 話が脱線してしまったが、 カトウ、 傷口は大丈夫か?」


 大丈夫です。 もう、 おじちゃん呼ばわりされたから…………

 …………て、 傷口って何の?


「傷口……… 何の?」


 そう言いながら上半身を立たせようとする。 すると、 背中の色々な部分に激痛が走った。 思わず、 「ヴッ!?」 と声を上げてしまう。


「お、 おい! カトウ、 大丈夫か!?」


 大丈夫な訳が無い。 俺の場合は、 知らない内に、 見ず知らずの痛みに襲われたら痛みを抑える事が出来ず、 ただもがく事しかできないからだ。

 だが、 そのおかげで目は覚めた。


「な、 何だよ! この痛みは!」


 踠きながらも、 すぐに元の体制に戻した。 そして、 おっさんにこの事を質問した。 すると、 すぐに返答は帰って来た。


「それはな、 百足の殻の破片が大量に突き刺さっていたからだよ」

「マジか」


 そう聞いて、 何故そうなったかを考えた。 数秒後、 すぐにその原因を思い出す。


「ああ、 手榴弾を奴に突っ込ませたやつか」

「手榴弾?」

「大雑把に言えば爆弾だ」

「なるほど、 爆弾か。 だからあの時、 カトウが俺に体当たりをしながら『伏せろ!』 なんて叫んでいたのか。 納得した」


 彼はその理由を聞き、 納得していた。 話がわかる奴で良かったと内心思う。 いちいち説明するのめんどくさいし…………

 …………と、 言っても、 俺はまだ理解出来ていない部分があるんだがな。


「………それにしてもこの部屋高さもあって広いな」

「て言うか、 ここ何処?」


 高くて広いと言われても、 ここが何処なのかまったくわからないのだが…………



「あんたらの片方、 ようやく目を覚ましたか」

「!?」


 自身の右側の方から、 聞き慣れない声が聞こえて来た。 その方向を見ると、 15〜6歳ほどの少年? がこの部屋の入り口で立っていた。

 因みに、 その少年の髪は、 少し長めのショートヘア ー(と言っても、 髪型の事などよく分からない) で金髪。 身長は165cmの前後。 服装……… 興味ないからよう分からん。 あと、 特徴があるとすれば………… うん、 あったわ。


「重症の仲間を治療してもらって誠に申し訳ない」

「いや、 良いんだ。 久々の人だし、 それに妹を助けて貰ったしな」


 その少年?とおっさんがお礼を言い合う。 自分からしてみれば、 突然の事で何かわからない。 てか、 それはそれとして、 少年?の耳元………


「実は言っておかなければならない事が………」

「ああ、 知っている。 仲間が居るんだろ? なら後でそこに行こう。 俺の妹もいるだろうしな」

「本当に申し訳ない」


 明らかに、 耳が笹みたいに尖っているな………

 て事は………


「ん? どうしたあんた?」

「エルフ……… ですよね…………?」

「そうだが、 それが何か?」

「いえ、 何も………… いや、 ある。 俺の武器は…………」

「あんたの()か? それなら、 ここにあるぞ」


 そう言うと、 手元から手品のように銃を出してみせた。


「ほらよ、 あんたの狙撃銃と拳銃2丁と短刀だ」

「すま……… ん?」

「カトウ、 一体どうしたんだ?」


 お、 お前、 今一体何を言った?


「カトウ、 一体どうした? 突然固まったりして…………」

「ハハハ、 貸すつもりはなかったけど、 バレたか」

「………やはり、 そうだったか」

「お、おい、 二人共突然どうした?」


 おっさんが突然の出来事で戸惑っている。 だが、 今は関係ない。

 てか、 『隠すつもりはなかった』 か、 この部屋の時点で、 分かる人はすぐにバレるだろうな。 一応、 例外も居るが銃なんて持っている時点でバレる可能性は高かったが、 まぁ普通にバレるよな。

 …………さて、 言うとしますか。



「「俺は(あんたは) 転生し『ズガァァァァン』……………ファ!?」」



 突然の爆発音、 これによりこの場に居た全員は思考回路が一時的に固まった。



 …………因みに、 これが新たな戦いの始まりである事を、 この場の3人はまだ知らない。


今回もおまけは休みです。 誠に申し訳ございません。


因みに、 後1、2話程したら、 また戦闘です。


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