6話 可愛い可愛いカメイデス
最近、また急に暑くなりましたね。
僕は暑いのが嫌いです。でも好きです。
休みが沢山あるからです。
···はあ
「情けねぇな、あんな大手のギルドリーダーがこんな風にやられるなんて、まあ···あれは仕方ないな」
「取り敢えず、チャンスは後4回だ。絶対に死ぬなよ?馬鹿餓鬼が」
スキル発動 血界灰塵
サレイナの身体が徐々に元通りになっていき、体外に出た大量の血液も元ある所に戻っていった。
これでよし
「もう二度と此処に来んなよ?来たらマジで殴るからな」
まあ···此処はお前は何やっても来れないがな
夢幻大幸 第一の間 平行世界の奥
此処の空間は、左右上下に無限に広がる空間だ。そして、その中に五つもの四角く、この世の何よりも黒い物体がある。
第一の間 平行世界の奥
上には青空、下には鏡かの様に青空を綺麗に写している地面が永遠と続いている場所。
第二の間 天地天装·天照天体
この空間には地面は無く、その代わりにずっと空に浮く事が出来る。
第三の間 水城乗·危機匆々
水の上に浮いているお城がある空間。
大きさは大阪城並み。この城は切る.又は壊すと元の大きさの2乗分大きくなる。
第四の間 完全静止·四苦八苦
大きさ約30mの黒曜石で造られた石像。
その石像と目を合わせると約5秒程身体の動きが止まる。
だが、石像と自身の目が1ミリも誤差無く見合っていたら石像も止まる。
※石像は約10秒に一体出現する。
第五の間 良質的な世界
この世界は他の世界とは異質の世界である。
時は1600年、岐阜県不破郡関ケ原町で起こった「関ヶ原の戦い」、西軍.石田三成vs東軍.徳川家康で起こった天下分け目の大戦だ。
そして、この世界では石田三成率いる西軍に入り、その後の歴史に名を残す様な行動を起こさなねればならない。それをしないと此処から出られない。
···我ながらめんどくさい世界を造ってしまったな、反省反省~
この五つの間を造った人物
メーク·M·メルキタイザー
───
···パチッ!
ガバッ!
此処は···東京支部の医療室か
サレイナは目を覚まし、辺りを見た。
そこは、A·ALWAYS東京支部の医療室の中だった。
中は横幅30m.縦幅6mの大きめ。
窓際に5個のキングサイズのベットが円形をなぞるかの様に置かれている。
サレイナから見て右側には80インチのテレビが右隅や左隅に置かれて、そのテレビの下には小さなテーブルと一つの白い壺型の花瓶が置いてある。
そしてその隣には、横幅30mの中心部分に位置する、両開きドアがある。
そして、サレイナの隣の壁側には、3人用のベージュ色のソファーが置いてある。
A·ALWAYS東京支部
東京ドーム15個分(約70万平方メートル)の大きさ、円形の一階.地下が三階.そして円形型の建物になっている。
円形の中央には広いプール.ハンモック.テニスコート等の、娯楽や休養を堪能できるスペースがある。
だが、この建物は室内ほぼ全部煌びやかな照明.高級なソファーにOgibo.トイレ.後はサレイナやカメイデス等の上の位にいる物しか入れない会議室.それと医療室しかない。欠陥がまあ多い建物である。
大丈夫だった?サレイナ
サレイナが寝ているベットの隣のソファーに、目元が少し腫れているカメイデスがいた。
···ははっ
「カメイデス···無事だったんだな」
あれ?聞いてなかったの?
まあ···いいか
「うん、無事だったよ~」
カメイデスは笑顔で右手でピースをした。
···ふふっ
「それより···さっきまで泣いてたのか?」
!!?
「は、はぁ!?な、何言ってんのよ···わ、私が泣いた事あると思う!?」
子供の頃はいつもいつも泣いてただろ?
!!?
「む、昔の話しはしないで!!」
二人は幼い頃、3歳の時に出会い、そこから毎日毎日遊んだりしている。今でも二人きりで映画館やデパート.ドライブに行くぐらい仲が良い。
ま、まあ?
「昔は色々あって、サレイナに泣き付いてたけど?今はもう一回も泣いてないの!」
早口で答えた。
···嘘つけ
「その目の周りの赤い腫れは何なんだ?」
!?
「あ、あぁ···こ、これ?」
こ、これは···
カメイデスは少し俯き、考えた。
···!
「そ、そう!これは目が痒かったから掻いたの!」
···そう言う事?
「そう言う事!!」
ブンブンッ!
頭を上下に激しく降った。
···ははっ
「分かったよ、じゃあそう言う事ににしてやるよ」
ほんとに!?よかったぁ~
はぁ~
カメイデスは安堵した。
そして、息を吐いた。
···全く、可愛い奴め
そう言いながらサレイナはカメイデスの頭を撫でた。
ビクッ!?
カメイデスは大きく飛び上がったが、何も言わずにサレイナの右手を自身の頭に乗せた。
···珍しいな
「そう?」
カメイデスは顔を上げ、此方を見ながら首をかしげた。
だって···
「いつもはこれやるとビンタしてくるじゃん」
···それは···
「心の準備と言うか何と言うか···」
顔を真っ赤にし、言った。
ふふっ、そうか···
「じゃあ、今は心の準備が出来ているって事か?」
サレイナはカメイデスの顎をくいっとし、顔を見合わせた。
!!?
「え···い、いやいや···ま、まだそっちの準備は───」
ほら、速く目···瞑って?
カメイデスの耳元で、囁いて言った。
わ、分かった···
カメイデスは唇を少し尖らせ、目を瞑った。
メーク·M·メルキタイザー
背丈は210cm越え
黒髪ハーフアップ.おでこに2本の鋭い角がある。
卵の少し長い顔の形.彫りの深い立体的な顔立ち.シャープに引き締まった輪郭.二重.大きく開いている瞼.ルビーよりも綺麗な赤色の瞳.鋭い八重歯.鍛え抜かれた上半身に首元にキラキラのネックレス.黒色のボンタン
こういう風な姿をしています。因みに上裸です。




