表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無限業火  作者: 五月病
4/14

4話 ダンジョン攻略

···お金稼ぎ?


はい

「俺はこのダンジョンを攻略し、サマークリームさんにお金を返さないと行けない」


まあ···そうだね


「そしてサマークリームさんはこのダンジョンを速めにクリアしたい···」


そうね、速くクリアしてロシア(祖国)に帰りたいからね


「此処で、俺とサマークリームさんの言っている事が合うんですよ」


サマークリーム→速くダンジョン攻略して帰りたい


サレイナ→ダンジョンを攻略し、お金を稼ぎ、サマークリームにお金を返す


···あんまり合ってないような気がするけど···

「要するに、Win-Winの関係になってるって事?」


そうです!!


···わかった

「その代わり、私の邪魔はしないでよね?」


わかりました!!



★★★



はぁ···はぁ···はぁ···!


両手を顔に付け、サレイナは息を荒く、身体はブルブルと震えていた。


この時サレイナは、昔のトラウマを思いだし、震えていた。


SS級モンスター フロスト·ウォーマーク


体長3.1m

全身が白い毛に包み込まれ、姿が一切分からない。

真ん丸の形をしていて、一見可愛いと思えるが、身体の左右にある紫色の腕で力強く、そして速く攻撃をしてくる為、避けるのに精一杯だ。

そしてサマークリームは避ける事が出来ず、下半身を潰され、地面に倒れ、死の淵を彷徨っている。


このダンジョンはイタリア ローマにあるパンテオンに近しい建物がステージとなっており、横幅30m.縦幅50mの巨大なステージとなっている。


はぁ···はぁ···そ、そうだ

「は、速く回復系スキルをやらないと···」


最上位スキル発動 命の囁き(ウィルドムナムドン)


右掌をサマークリームの胸元に近付け、スキルを発動した。


···よし


さてと


サレイナの全身の震えが止まった。


「サマークリームさんの仇···取れるかな?」


まあ···やるだけやってみるか


()()はあんまり使いたくないが···致し方無し


スキル発動 帰転階上(ロスリクレシオン)


後天煌めけ 斬矜火(ざんきょうび)


サレイナの背後に長さ2.5m、横幅1cmの紅い棒が頭の後ろ.両手の後ろ.両足の後ろに各々1本ずつの、合計5本現れ、その棒は横に途轍もなく速く回り初めた。

そしてそれから1つの炎球(えんきゅう)がフロスト·ウォーマーク目掛けて動き出した。

それは充分すぎる程遅く、糸も簡単に避けれるが、それは約1秒経つ毎にその数の2乗分、炎球が現れていた。


モンスターが急いで動き、それを消そうとした───


受け入れろ 晩餐(ラッドワクスバン)


晩餐の能力

「自身が受けたダメージで出た血液を相手の体内(なか)に入れ、苦しみを味合わせることが出来る」


※但し、自身に対するダメージを食らうが、その全てを2倍にし、相手に受け渡す事が出来る。


···ダッ!

サレイナは全速力でフロスト·ウォーマーク目掛けて走った。

サレイナが10歳の頃、50m走6.7秒の記録をだし、同級生の女性達にモテにモテていた。

因みに今は7.8秒程。


バッ!ガシッ!

サレイナは飛び、フロスト·ウォーマークの身体に抱き着いた。

フロスト·ウォーマークは離そうと身体をブンブンと左右に振った。だが離れはしなかった。


···今だ!当たれ!!炎球!!


サレイナ周辺にある炎球合計10986420個、竜巻状になり、静かにフロスト·ウォーマーク目掛けて動いた。


ダッ!


目にも止まらぬ速さで動き、避けようとしたが···


はぁ···はぁ···ありがとう···サレイナさん

「お陰で···生き返る事が出来た···!」


スキル発動 氷低弾丸乑(アイス·ティルメラ)


スッ、ドンッ!


ガッ!


パキッ!パキパキッ!


サマークリームの右人差し指の先からブルーダイヤモンドが現れ、それは地面に放たれた。

地面に埋まったブルーダイヤモンドは粉々に砕け散り、氷が発生した。

氷は瞬く間に地面を凍らせ、フロスト·ウォーマークを瞬時に内側から凍らせ、氷漬けにする事に成功した。


···ピロン!

「ダンジョン 白帝義巌堂(ホワイト·ラウンジ)」をクリアしました」


報酬「魔法の青林檎(ディア·ルル)

   逆車·百紫紅(アストレパード)

   遥か遠い未来の思い出(ハンガルシュート)


···?

遥か遠い未来の思い出(ハンガルシュート)?何だこれ···」


遥か遠い未来の思い出(ハンガルシュート)

このスキルを貰った日から約1年、自身に強烈な嫌な事(トラウマ)や、何かが起こる未来が見える。その未来を見ても、絶対に変える事は出来ない。


···あんまり要らねぇな

「俺···そんな未来に起こる事興味ねぇし───」


ジジッ!

うっ!


今まで楽しかったよ、バイバイ···サレイナ···


スキル発動 覇道遠征·(カメスハロドリス)遊動点滅(·メーデレージン)



───



···!!ぷはっ!


はぁ···はぁ···


サレイナは両手を地面に付け、膝を崩し、いつの間にか息を切らしていた。


「な、何だったんだ···今の···」


それに···カメイデス···


サレイナが見ていた景色は、空遥か高くにある5m×5mの小さな石畳で出来ている床の上で、そこで血を口から垂れ流し、左横腹全部を削り取られ、今にも死にそうな状態のサレイナが???の視界の左端に居て、視界の右端には左腕が千切れ、両膝が見るに耐えない程破壊され、膝立ちの状態のサマークリームと、人間とは程遠い姿をしているカメイデスが映っていた。

そして、サマークリームが自爆スキルを使い───

そこで途切れていた。


今のが···

「未来で起こる···出来事か?」


「だとしたら···


「俺とカメイデス···そしてサマークリームさんもそこで死ぬって事か···」


···?ちょっと待てよ?

「さっきの予知映像···俺の目線での映像かと思ったが、俺は少し遠くで倒れてた···それにサマークリームさんとカメイデスも映っていた」


じゃあ···これを傍観している人は誰だ?

因みにですが、何故サレイナはサマークリームが倒れた後、ブルブルと震えていたのかは、本人が強いが故、相手が降参したり、勝手に逃げ出したりする為、ここ数年ずっと血液と疎遠の生活をしていた。

そして久方振りに見る血液を見て、身体が拒絶反応を起こし、震えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ