13話 Trailer:And The Morning
最近、夜に約20分ぐらい走りにいってます。
自分はホントに体力がないため、軽く走ったりしてます。
そのお陰で、昨日走ってる最中に足がつりそうになりました。
···スッ
アーテナーは左手をゆっくりと開けた。
···
(このスキルを使用して、生き残った人やモンスターは居ない。あんまり使いたくなかったけど···)
これは不可抗力よね?
そう言いながらピンディラに使った遺物を手元に寄せ
ぐぐぐ···パリンッ!
両手で丸め込み、上下左右、四方八方から力を加え続け、破壊した。
てか、これって
「硝子玉を割った時の様な音がするのね、初めて知ったわ」
粉々に砕け散った遺物をサラサラと、下に落とした。
···さてと
「一体私は、どうやって此処から抜け出そうか」
アーテナーは下に落ちながら考えた。
···!!そうだ!忘れてた!
スッ···う、うえっ、···オロロロロ~
アーテナーは手を人差し指と中指の2本指にし、そのまま口に突っ込んだ。
アーテナーの口から菱形の5cm程のブラックダイヤモンドを吐き出した。
アーテナーは世界で有数の「体内をアイテム貯蔵庫にする」事が可能の人間だ。
よしっ、これで一旦、此処から抜け出す事が───
···あ!!
「カメイデスさん!!何処!?」
アーテナーはカメイデスの存在を今、思い出した。
だが、もう時既に遅し、視界に映る四方八方はもう暗闇しかない。
···しょうがない、もうカメイデスさんは諦めるしかないか
───
···ピクッ
ポタッ、ポタッ
このピラミッド型のダンジョン最下層
「心無し人の思い出の地」
この空間は、縦30m.横80mの巨大な長方形の空間であり、四方の隅には古代ギリシャ風の石柱、天井.床.壁は石で出来ている。
その空間の真ん中には円周約5mの大きな魔方陣があり、その真ん中に天井から紐で逆さに吊るされ、その下にある大きな硝子で作られている瓶に血を垂らされているカメイデスとサレイナがいた。
その瓶の近くに、サレイナを攫ったディエスト·カルローニ·ギンドーンがいた。
···まだ足りませんNe
「後少しで悪魔が召喚できると言うのに!!」
最近、世界中のネットで噂されている「悪魔の召喚術方」を、今、此処で試している。
やり方
1.悪魔を召喚する為に使う生け贄を最低でも2人用意する。
2.魔方陣を地面に描く(大きければ大きいほど、強い悪魔を召喚する事が出来る)。
3.天井に用意した生け贄分の数、縄を付け、生け贄を逆さまにし、足首を縄に締め付ける。
4.その生け贄の下に何でもいいので、出来るだけ大きな壺を用意する。
5.何処でもいいので、身体を切付け、血を出す。
6.その壺が満杯に血が溜まったら、後は何かをすると召喚する事が出来る。
と、ネットで書かれている。
だが、道中まで成功している者はいるが、最後の6の部分が未だに分からず、この世に悪魔を召喚出来た者はまだ、誰1人居ない。
このクソカス共が!!
ザシュッ!
ギンドーンは手元から召喚した聖なる剣を持ち、サレイナとカメイデスの喉元を切り裂いた。
あ~、クソ!
「この最後の手順は一体何なんだ!何で書いてくれないんDeath!!」
··~ビクッ!ビクビクッ!
カメイデスは痛そうに、身体を動かした。
声も出そうとした。だが、何らかの力により、声帯が奪われてしまった。
ふぅ···ふぅ···
(な、何で···何で私がこんな目に合わなきゃいけないよの···元はと言えば、サレイナが連れ去られたのが悪いのよ!)
何で···私は普通に生きてちゃ駄目なの?
カメイデスは涙を垂らした。
···ポチャン
カメイデスの涙が瓶の中に入った───
···ボンッ!
!!?
「な、何事Death!?」
突然、血の入った壺が爆発した。
辺り一面に、砂煙が舞った。
ゴホッ!ゴホッ!
「き、急に何なんDeath!!最後の手順を考えている最中に───」
ガシッ!
ぐあっ!
ギンドーンは突如、目の前に現れた赤い腕に、首を捕まれ、浮かされた。
はぁ···はぁ···
(い、一体···何Death?この腕は───)
余をこの世界に召喚したのは、貴様か?
頭にぐねぐねと縦に伸びた大きな角が2本.光り輝く光輪.青髪ハーフアップ.ピンと伸びた鼻.相手を鋭く睨み付ける目.小顔で顎がシャープ.汚れ一つもない青色のスーツ.青い薔薇が書かれているネクタイ.青色の革靴を履いている男がいた。
あ、ああ···そうDeath
「私が貴様を此処に召喚した···貴様の主だ」
···はあ?
「変な事を申すな低種族が、燃やして食ってやるぞ」
ボォッ!
悪魔の左手が蒼いく、美しい炎を纏った。
···そう言えば、名前を言うのを忘れてたな
「余の名はアスモデウス·マーズ、悪魔の位で言うと最上級だ」
覚えとけよ?コノヤロー
わ、分かりました···
「ち、ちゃんと覚えておきMath」
それでよし
「···それで、何故余をこの世界に呼び出した?」
何かしてほしい事があるのなら、可能な限り叶えてやろ───
···おい、貴様
「この2人は···一体、何をしている?」
アスモデウスはサレイナとカメイデスを指差し、聞いた。
あ、ああ···あれは
「貴方様を召喚するために使った、生け贄Death」
そ、それより···手を離してくだSay
ああ、忘れてた
スッ、ブンッ!
ドガァ!!
ぐあっ!
アスモデウスは片手でギンドーンを左側の壁にぶん投げた。
壁には大きな穴が出来た。
···おい貴様ら
「一体此処で何をしてい───」
···!!?
(な、何だこれは···)
こ、これ程迄の美魔がこの世界に居たのか···
「向こうの世界ではこれ程とはいかないが、美魔は沢山いた···だが!」
スッ、もちもち
「これ程の柔らかさと美貌を備え持つ者は居なかった!」
アスモデウスは勝手に、カメイデスの顔を触った。
···欲しくなってきた
「おい!貴様!」
ビクッ!ビクッ!
···おい、何か喋ろよ
···あ~、そう言う事か
アスモデウスは、カメイデスを見て、喋れない事に気が付いた。
「やはり、人間はすぐ脆なるものだな」
スッ
悪魔のどす黒い息吹
フゥー
アスモデウスは掌を反らせ、口を近付け、息を吐いた。
その息はカメイデスを囲み、やがて消えた───
···!!
はぁ···はぁ···
(よ、ようやく喋れる様になった···!ホントに辛かった···)
あ、あの···ありがとうございます
アスモデウスに感謝を伝えた。
ああ、良いって事よ···それより
「貴様、名は?」
···?
「な、名前は···カメイデス···カードディエクス·カメイデス」
カメイデス···良い名前だな
「カメイデス!」
は、はい!!
余はカメイデスに一目惚れをした。今から付き合わぬか?
美魔→美人な悪魔




