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無限業火  作者: 五月病
12/14

12話 Working on Walker

エアコンを18℃にし、ベットに行き、寝転がり、毛布を被り、小説を書く。

まあまあ最高な生活をしています。

ぐらっ···ドォン!!


ピンディラは目の前がぐらつき、平衡感覚がなくなり、地面に倒れた。


(な、何だこれは···何故、俺は地面に倒れた···そ、それに···)


不思議な感覚でしょ?

「身体が杭を打たれたかの様に、1mmも動けなくなるのは」


一応、カメイデスの頭に包帯を巻き、止血をし、ピンディラの胸の上に乗り、座った。


「私のこのスキルはね、人間以外に放つと、身体が一切動かなくなったり、身体中の血が徐々に徐々に無くなっていくの、どう?面白いでしょ」


アーテナーは胡座をかき、太もも部分に右肘を当て、顎に手を当て、聞いた。


···笑わせるな!

「この程度で俺を止めようなど···100万年早いわ!!」


帰点早春·匆匆明天(スティール·アライブ)


···ドクンッ!ドクンッ!


···?

(何この音···凄いうるさいけど···)


···!?

(も、もしかして、この音···この男の心臓の音!?)


ピンディラの身体は心臓が鼓動する度に熱くなり、身体から蒸気が溢れ出していた。


···何か嫌な予感!!


アーテナーは右腕を振り上げ


ドォン!!


ピンディラの心臓目掛けて振り下ろした。

ピンディラの心臓は一瞬止まったが、その次の瞬間、とんでもない速度で脈を打った。


タッ!

アーテナーはその場から離れ、カメイデスの元に寄った。


ピンディラから出た蒸気は、たちまちピンディラを包み隠す様に、増え続けた。


···熱っ!

「ち、ちょっと熱すぎ!!火傷するって!!」


アーテナーは頑張ってその蒸気を避けた。

カメイデスを抱えながら───


Vi ho fatto aspettare, piccoli esseri umani


···すぅ~!!

ピンディラはその蒸気を一息で全て吸った──


···!?

「え、何よそれ···変身スキルでも持ってたの?」


アーテナーは見た。


ピンディラは全身赤色の光に包まれ、先程より一回り大きくなり、顔や元の身体が見えなくなっていた。


Questa è la mia | forma definitiva, “Diedera Wardon”: sono molte volte più forte di prima… Sei pronto?


···急に何語?

「私···英語しか話せないんだけど」


Ormai non mi fermerò più, continuerò ad andare avanti anche se muoio mille volte; prova a fermarmi, anche a costo di morire


何言ってんか分かんないけど

「あんたは此処で殺す、殺して次の階層に行き、ダンジョンを攻略してやる」


例え 貴方この世からいなくなったとしても 私は貴方を見つけるため この先 何度死んでも 何度生まれ変わっても 何処の世界に行こうとも 貴方を必ず見つけて見せる


最後の灯火を受けよ 天業大(バーディアン)残殺(ダービート)


アーテナーは両手を前に出し、掌を合わせ、手を左右に広げた。

手元から炎々と燃える刀が現れた。


···Qualunque cosa dica, non mi capiscono; mi hanno proprio preso in giro.


Sbatti le ali, brucia e svanisci nel nulla 大剣断頭式(アクアツィオーネ)


ズズズッ

ピンディラのうなじから光の剣(エザグランマ)が現れ、それを左手で掴んだ。


スッ···ヴゥン!!


ピンディラは光の剣(エザグランマ)を上から下に軽く振り下ろした───


ドォン!!


!!?

「嘘···でしょ!?」


キャー!!


鋒が地面に当たった刹那、地面がその場から無くなった。

下は底が見えぬ暗闇しか見えなかった。

2人は奈落に落ちた。


Io so volare. E tu?


···だから!

「私は英語しか喋れないって言ってるじゃん!!」


アーテナーは空中で回転(まわり)だし、炎の威力を強くし、炎だけをピンディラに飛ばした。


ボフッ


その炎は見事にピンディラの胸元に当たった。


···ボオッ!


!!?


ピンディラの身体が轟々と燃えた。


Una fiamma così insignificante non basterà a uccidermi.


落下中のピンディラはアーテナー目掛けて飛び、剣を縦に振り下ろした。


あっ···マズいかも


当然、人間は空中で方向転換をするのは不可能に等しい。

身体を違う方向に動かせば良いと思ったが、そもそも剣の大きさがアーテナーの約10倍程あるため、避けても避けなくても絶対に死ぬ。


(···あっ!そうだ!)


アーテナーは限りなく少ない時間で結界神団(ンデストプルーム)員専用のアイテム保管庫(インベントリ)を開き、ある遺物(アーティファクト)を取り出した。


そして、大の字に大きく手足を広げた。


さあ、来なさいよ

「そのへなちょこの攻撃···真っ向から受け止めてやるわ」


Quella provocazione… non mi resta che assecondarla


ヴゥン!!

ピンディラはアーテナーの挑発に乗り、思いっきり振りかぶった。


···ここだぁ!!


アーテナーは遺物(アーティファクト)をピンディラに投げた。


閉じ込めて 血界燦牢獄(ベディアンバックル)


スッ、ザンッ!

アーテナーは左手首を刀の物打ち部分で切った───


···ズウォッ!

!!?


アーテナーの左手首から出た血は、重力を無視し、遺物(アーティファクト)目掛けて上がった。

そして、血が遺物(アーティファクト)に当たった刹那、球体型の中が見えない血色の牢獄が現れ、ピンディラを引きずり込んだ。


そのまま潰れろ、雑魚


グッ


グチャッ!!


アーテナーが手を重く握った。

血色の牢獄は一気に小さくなり、刹那に約5cm程の大きさになり、中から何かが潰れた音が聞こえた。

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