第16話 服のセンス、小物の価値
完全に会話回。
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彼が来た。
「君の名前を教えてほしい。俺は橘 雄二。雄二と呼んでくれ。」
あ。そういえば自己紹介もしていなかったと思いだす。
「ごめんなさい雄二、すっかり自己紹介するのを忘れていたわね。私はエミーリエ。
知っていると思うけど、平民なので家名はないわ。
雄二。それよりジャケットありがとう。色んな種類があるのね」
「あぁ、何種類か買ってきただろ?
見てもらって問題なければ残りを買ってこようかと思ってな。
色もサイズもデザインも色々あるからどんな感じがいいか選んでくれ
あと、調味料をいくつか買ってきたからこれも売れないかと思ってな」
塩、砂糖、醤油に胡椒、味噌にあとカレールーも買ってきた。
「すごい!こんなに白い塩なんて初めてみたわ。砂糖も白いのなんて見た事無い!
胡椒はつぶして粉にしたものかしら?これならかなりの価値はありそうね。
醤油に味噌、それにカレールーといったかしら。これは私の世界にはないものね。
使い方が分からないと価値も決められないけどまずは試しにまず自分で使ってみたいわね。」
「それもそうか。今度レシピ本でも…って日本語読めないよね。
また今度実際にこれらを使って料理するから見てて」
「ありがと。そういえば金貨3枚しか使ってないけど大丈夫なの?
あなたの世界では物価が安いのかしら??」
「いや、金の価値が高すぎるのさ。
大金を持っているのも怖くてね。足りなくなったらまた使わせて貰うよ。」
「わかったわ。たしか前に使っていた財布が…あった!
これに金貨100枚くらい入れておくから好きに使って。」
とんとん拍子に話が進む。
お互いに全てとは言わないが下手すると家族よりお互いを知っているからか遠慮も
配慮もいらない関係というのは楽でいい。
まぁやっている事はお互いの利益になる事だけどね。と言ったらうぃんうぃんだねと言われた。
「そういえば、他の物で換金出来る様なものってないのかしら…
私も雑貨とか買ってきてみようか?」
「それもいいけど、服とか絨毯とかって何枚か買ってくれない?」
「服?あなたの世界の方が上質よ?」
「逆にこっちでは手縫いの服のほうが珍しくてね。希少価値ってやつで設けられるかもしれない。
あとは宝石かな?」
「それなら私の服でもいいわよ?
古くなったのとか何枚か使って試してみてくれる?」
「わかった。お気に入りの以外にしとくな。
あ。起こされてる感じがする!
ちょっと戻るからまた朝?夜?にでも!」
「わかったわ。私もそろそろ起きるわ。夜にまた!」




