第15話 大学生、服を買う
約45万も持ってるというのは貧乏学生にとって全能感を与えてくれる。
気を引き締める為にも銀行に20万、ストレージに10万入れて残りは財布に入れておいた。
まだ3コマの講義まで時間があるのでジャケットを買いに行く。
自分の分も欲しいが、彼女の分…100枚もの大量買いというのも初めてだ。
前のジャケットは半額セールで買って2,000円のものだった。
とりあえず志摩邑でも見に行くか。と、
志摩邑で何種類かの物を各1着づつ購入し、10着程買ったが3万円程度の消費だ。
考えて見たら子供向けかどうかも女性向けかどうかもデザインの好みや色合いの流行なんかも
聞いていなかった。
また夜にでも何がいいか聞いてみてから残りは買おう。
まだ少しだけ時間もあるので100均にもよってみる。
たしか昔はとんぼ玉とかガラスが高かったような気もするので子供のおもちゃコーナーにあったものを何個か買う。
そういえば朝食べた串焼きの味が薄かったので調味料は貴重なのかもしれない。
胡椒、塩、砂糖、醤油、味噌…味噌?西洋ファンタジーに味噌ってどうなのかな?
まぁ買ってみて使えなそうなら自分で使えばいいか。
水とかペットボトルはどうなんだろ?
意外と水筒代わりにペットボトルとか使える気もする。
炭酸のジュースなんかも買ってみるか。
結局なんだかんだと10,000円程使って100均を出た。
原付で帰るにはちょっときつい量の荷物になったので人気のない所でストレージにしまう。
ついでに串焼きを取り出して胡椒を振りかけて食べながら学校へ戻った。
だるいだけの必修科目を聞きながら午後を過ごす。
こんなことなら酒でも飲んで昼寝すればよかった。
あれ?そーいや生協に酒あるんじゃね?
って事でトイレに行くふりをして生協で酒を飲む。
どうせ4コマも同じ教室なんだし、寝て過ごそう。
講義室に戻ってきた。
さて寝るか…
…
…
…ばっちり不思議空間に戻って来れたようだ。




