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魔闘士シェラハ  作者: ミーネ
魔物侵攻編
25/49

幕間10話

潜水艦の試運転中、魔物の群れと遭遇した私達はギルドに報告に行き、現在ギルドマスターと対峙している。


「先ずは見たままを話します。潜水艦という海の中を航行する船でこちらの街を目指していたのですが、この街から15km程南の辺りで魔物の群れを発見しました。その群れは1000を越える数の多種多様な魔物で構成されており、足の遅い魔物に合わせてこの街の方に向かっていました。確認出来たのが1000位でおそらく2000位は居るものと思われます。私達はそこから全速力で街に向かってきました、おそらく進路を変えなければ後一時間程で上陸してくると思われます」


「…ふむ、ギルド員の緊急招集を掛ける。確かBランクパーティー『流水』がいたな、彼らに調査を依頼してくれ、戦闘は避けて魔物の規模、種類、到達時間を出来るだけ調べ、報告と監視を頼んでくれ。それと領主様に連絡を頼む」


「了解しました」


「さて、情報をありがとう。君たちはどうする?」


「私達も戦います。ギルド員ですし、既に仲間がその魔物達の数を減らす為戦っていますので」


「そうか、海岸に防衛線を作る事になると思う。君達もそこに合流してくれ」


「わかりました」


私達はギルドに居たギルド員達と共に海岸に向かう。それから一時間後『流水』からの報告が入る。シェラハ達が魔物の足止めと数減らしを頑張ったようで、予想より数も少なく到達時間も遅かった。魔物は最高でBランク、平均Dランク位で構成されているようだ。


魔法戦で戦いが始まる。私も雷撃を飛ばすが水の壁に防がれる。海水に雷を落とし感電させようともするが、海中も純水で自分達を囲っているようで電気を通さない。これはもっと貫通力のある魔法を使うかしないと通じないようだ。

そこからは少し発動に時間がかかるが、威力と貫通力の高い雷撃を撃ち出来るだけ数を減らす。魔物が上陸してくるまでに思ったより減らせなかったが、ここからが本番だ。

上陸してきた魔物にユリウスやローレン達前衛が攻撃を仕掛ける。私はその補助に回る。魔法で狙ってる奴、死角から攻撃しようとしている奴を狙って、魔法を撃っていく。


魔物も半分位まで減った所で、森側からの魔物の進攻の情報が入る。私は潜水艦に連絡を入れる。


「ちょっと問題が起こって、シェラハに替わってくれる?」


[はいよー、ちょっと待ってねー…はいはーい、シェラハです。どうしたの?]


「森側から約500の魔物が進攻してきている様よ、今は海側に殆どの戦力が集まっているから拙いわね」


[そう…海側の方はどう?防げてる?]


「こっちは今の所防げそうね、魔物も半分以下まで減っているわ」


[じゃあ、ローレンを森側に送ってくれる?それと私も行くよこっちも大丈夫そうだし]


「わかったわ、じゃあよろしくね」


私が連絡している間も戦っていた二人が、連絡が終わったのを見てこっちに来る。


「どうなった?」


「そうね、ローレンは森側に行ってくれる?シェラハも向かうそうよ。ここは私とユリウスが残る事になったわ」


「うん、わかった」「いいぞ」


魔物は半分以下にまで減っているが、私達も半分位が森側に向かった事で、再び厳しい戦いが始まる。

私の魔力も少なくなってきており、それはこちら側の魔術師全てに置いて言える。前衛達も怪我や疲れで始めの様には戦えていない。

そんな中ユリウスは頑張っていた。弱い魔物をまとめてなぎ払い、強い魔物を連撃で切り刻む、危なく殺されそうになった冒険者を守る為相手の魔物を飛刃で斬る。ローレンが行った分を自分が補うように、周りの者に目を配り戦っている。

私も負けてはいられない。魔力は少ないが、魔法で防御してくる魔物は先に倒してあるので、それ程威力は無い雷撃を多く連続して放つ。強い魔物は倒せないが、痺れさせたりする事で動きを止め、とどめは前衛に任せる。


長い戦いが終わる。九割位の魔物を倒した所で魔物達は海に逃げて行った。私もユリウスも疲労困憊で、それは防衛線の全ての者がそうだった。

森側も守れたようだ。街に入り込まれたようで無事とは言えなかったが。

ただ、魔物の規模からすると被害は少ないだろう。

私達は潜水艦に戻ると、全て明日に後回しにして眠った。


被害は少ないとは言っても、死者も出ており街も少なからず壊されている。

それでも街は喜びで沸いていた。

翌日ギルドに行くと、私達は多くの報酬と感謝の言葉を貰う。

そこに入ったのは、国の至る所での魔物の侵攻とそして滅びた街の情報だった。



フィアナ=カトラル

魔力/闘気レベル:39/5

STR:C(C) VIT:C(C) AGI:A(S) DEX:B(B) INT:S(S)

スキル:強化(闘気)10,強化(魔力)42,風魔法50,雷魔法50,嵐魔法48,空魔法15,杖術38


ユリウス

魔力/闘気レベル:4/38

STR:S(S) VIT:A(A) AGI:B(B) DEX:B(B) INT:D(D)

スキル:強化(闘気)50,火魔法8,闘気放出48,闘気圧縮38,闘気物質化6,剣術50


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